|
カテゴリ:現代詩
荒んだ俺の胸は
さすがに居心地が悪かったらしい ソファーに寝転んで天井を見上げていた その刹那に君は何処かに行っちまった 街中の掲示板に捜索願いを貼り出したところで 君が見つかるわけもない それに今は捜す気にもなれない 君を膝に抱いていた頃のように 安らかな気持ちになれたら また君を捜しに行くよ 君だってそれを望んでいるんでしょ たとえ今 戻って来られても 君は失望してまた俺から去ってしまうだろう だからそれまで行方知らずでいてくれ きっと迎えにいくよ 仔猫ちゃん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.03.24 09:37:32
コメント(0) | コメントを書く |