|
カテゴリ:アンティーク
久々の土曜休み
昨日から4日間の日程で安行の道の駅で骨董市が開催 昨日は仕事だし明日も仕事 明後日の祝日は春からの約束で着物仲間との会食が決まっている そう、今日しか行くことが出来ない オババは細工物のお稽古でお弟子さんがやって来るので今日は1人 久々にのんびり出来そうなので細かな縦涌模様の浴衣を着て出かける 前回、「次回は勝負できる品物を持ってくる!!」と言っていた業者のおじさんの姿は無かった。 いつもの場所にスペースはあったけれど、どうでも良いような品物をほんのお印程度に並べてあっただけ。 どうやら、近くの業者に勝手に売るようにお願いしてるようだった。 毎回掘り出し物を持ってくるあのおばさんは今回は泥大島を何点も持っていた。 このところ泥大島ばかりに縁があるなぁ~。 その中に気になる長羽織が一つ 状態はすこぶる良く、柄は手持ちの物とはかぶらない しかもお安い!! 他にも買い!!と思われる泥大島もあったけれど、兵庫の業者であるnet仲間のジョーから縮緬と錦紗が今日荷を送ってくる事になっているのでそれを確認するまでは手持ちの物と似たような物を買って無駄遣いすることは出来ないので諦める その代わり珊瑚の簪を一本一緒に購入することにした。 続いて古裂のお姉さんの所へ 着物という形ではあまり数を持ってくることはない業者さんだけれど、今回は看板!!代わりに素敵な羽織を正面に掛けている 玖珠玉柄の錦紗の長羽織 色もデザインもとても素敵!! 暈かしの技法と染色の色、錦紗の素材からすると昭和の一桁位の品物だ 玖珠玉に描かれている花々の種類が珍しいのでとても気になる 私の姿を見るなりお姉さんが羽織を上から下ろしてきた 「下ろさないで!!着られない羽織を欲しくなってしまうから!!」という言葉も完全無視(苦笑) 品物の時代と元の姿(仕立て直し)の確認をしたかったそうだ お姉さんの疑問に全て答える 実に目を惹く美しい羽織なのでこういう場所での看板としてはうってつけ!! 「○円で売ろうと思っているのだけれど?どうかしら?」 実に安い!!絶対に売れる金額だった。 通常業者の販売価格の半額位だったのです 「××さん、持って行かない?あなたなら△円で譲るわよ!!」 実にやばい一言をもらってしまった。 値踏みの1/3 資料(コレクション)として惜しくない金額の提示に負け、購入決定(笑) もっともこの市に来る客でしかも古裂専門のお姉さんの所に来る客でこの羽織を買うと思われる客は私を含めてもかなり限られた人数だからでしょうね その後、初めに訪れた業者のおばちゃんの所へ戻り、木製の五つ組の重ね箱(いりこ)を見つけ、ついでに後から出してきた簪2つと共に頂き帰路につく 家ではオババがお稽古の最中だったけれどその間にジョーからの荷物が届いていた 骨董市の戦利品?とジョーから届いた大量のアンティークの縮緬と錦紗の着物を公開 状態の良いアンティークの縮緬・錦紗を大きな段ボール箱1箱分一度に見たり触れたりする機会はお弟子さん達には貴重な機会です。 時代による染色や柄・生地(絹の織りの違い)なども説明 ジョーの商品は結局その中からほぼ半数を頂くことにした。 細工物に使う物より今回はコレクションアイテムに偏った感がある 十三参り位の五つ紋の祝着は実に素晴らしかったけれど、私的にはかなり予算オーバーなので諦めようと思っていたが、その柄ゆきにオババが惚れ込み私の誕生日プレゼントという名目で買ってくれることになった。 (もっともそのお金は先日降りた私の生命保険の満期利息だったけれど・・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月04日 23時23分31秒
コメント(0) | コメントを書く |