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2008年08月09日
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カテゴリ:アンティーク
オリンピック開会式を色々な想いを抱きつつついつい見てしまったのでいつもより少々(1時間弱)寝坊
とはいえ、9月までは土曜は貴重な休日なので寝坊もOKなのだけれど・・・・
月に一度の骨董市@香取神社
不定期から月一になって時間が経つけれど、土曜開催の市に足を運ぶのは難しい
オババは父を使って何度か行ってはいたけれど、私は今日を逃したら来年まで行く機会は無いはず。
朝食をとり朝ドラも見て、9時過ぎに出かけた

そんな時間でも新しく、また小さな骨董市であるし駅からも近いせいか神社の駐車場でも駐車スペースを確保することが出来た
駐車場からすぐのスペースに時代物の着物を扱う店があり、そこそこの品物をそろえてはいたが価格が非常に気に入らない。
さっと見回しただけでも、着物・古裂だけではなく、出会えそうになかった。
そんな中、オババがアンティークの皿に植え込んだ素敵な植木(笹・苔)を発見
涼やかで実に景色がよいのと価格も可愛い(更にオマケしてくれるという)

その奥の陶磁器を扱っている業者さんのところで何やら惹き付ける物の気配を感じた。
それは真田紐
mいくらで売るのかしら???と近づいてみると1巻(目測5~60m以上)の売値だった。
これは実に安い!!
ダメもとで更に価格交渉「これ殆ど利益ないんだよねぇ~」と言いつつも、私が品物の半数近くの8巻ほどよけているのに気づいてか一巻あたり500円の値引きとなった。
真田紐に出会えただけ、ここへ来た甲斐はあったかもしれない。
まだ他の店を見ていないので紐は預けて他を廻ることにして振り返ると、真後ろ正面のテントの中に見覚えのある顔

道の駅の骨董市で古裂を売っているのお姉さんだ!!
私を見つけちょっと驚いた顔をしながら「今日はお姉さん(私)に気に入ってもらえるような物は何もないのよ・・・・」と言い苦笑い
裂き編みのバックを持ったお客さんを加えてしばし3人で雑談
その間、オババはどこからか板締めの胴抜きを調達してきた。
お姉さんの店を離れたとたんに後ろから男性の声で振り返る
先日の道の駅の骨董市で姿が見えなかったあの業者のおじさんだった

私が行った日には大和の市へ出ていてあの日は他の業者さんに店番を頼んでいたそうだ。
声は掛けて来たものの「今日も勝負する品物はない」っと言っている。
おいおい!!
先日芭蕉布の長着の出物を業者市で安く(駄物の山にまみれて)手に入れてきたのだけれど某有名コレクター(netでは公表できない)に売ってしまったという。
見つけた瞬間、譲れる顧客のリストの中に私も入っていたそうだ。
数日違いで見ることができなかったのが残念
その後、おじさんとお姉さんと雑談
おじさんは自分の商品であり古裂をかき回し、「ああだ、こうだ」品定めをしているおばさん集団(5・6人)を完全放置プレイ状態である(笑)

真田紐を引き取る為に先ほどの業者さんの所に戻ると隅に着物のたとう紙を発見
預かり物(販売用)なのだけれど着物は全くの専門外だと言いつつみせてくれた。
見慣れないしかも(あくまで)ここでは若手の客(私)に専門の業者の方から声を掛け、しかも買い物もしないのに商売そっちのけで話をしていたことで気になっていたらしい。
業者さんの頼まれ物の着物は売値としてはまずまず妥当(お姉さんとおじさんの店以外の価格と比べればかなりお手頃)
品物もよかったが私の必要とするものではなかった
その中での高額?商品であるアンティークの大島2枚についてだけ価格と逆転している希少性と技法についてのみ伝えて後にした

駐車場に戻ったオババが突然栗拾いを始めた
大きな栗の木の元には栗の毬が転がっている
栗の毬は染色と釜の錆落としに使えるからねぇ(笑)






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最終更新日  2008年08月09日 23時35分28秒
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