昨日の深夜、再放送とは思うが秀吉の立身出世の際、どう選択するかの番組があった。一つ間違えば、自らを滅ぼす選択ばかり。その意味では秀吉のいた戦国時代が一番厳しかったかも。主君が道を間違えばみな諸共だから。ただ、日本人のいいとこ(といえるか、優柔不断なとこ)はトップは消滅してもその配下を取り入れているところ。だから敵のいいところを吸収して益々強大な軍に育った。中国の漢民族となればそうはいかない。民族皆殺し。話題が反れたが、秀吉の選択。運があるって思うが、この人物の偉大なところは勝算のあるなしの判断力が異常に発達していたところだろう。欲に言う信長の短気、家康の気長、戦略の面で彼はその両方を兼ね備えた柔軟な考えを持っていた。人たらし・・これは人の何たるかを知らなければ出来ないもの。母を人質に送り家康を懐柔する作戦など、早くに母と生き別れた家康の琴線を揺るがす人たらしの真骨頂かもしれない。
今日は、実にふらっと(こんな形容しか出来ないぐらい唐突に)高知に行った。確か高松に向かっていたはずだけど・・・。四国の高速道で高知ほど時間短縮の恩恵を受けているところはない。多分普通に走っても二時間の短縮だ。もし幕末にこんな道があつたとしたら、武市半平太、龍馬、中岡慎太郎はいうまでもなく、脱藩者で溢れていただろう。また、廃藩置県のとき四国県が生まれたかもしれない。さて、高知だけど久々に朝市を見る。やはり今年は台風の影響か野菜が安くない。芋ケンピに触手を伸ばしたが、血糖値を考えると、がまんがまん(涙)広場でよさこい踊りやボーイスカウトに赤い羽根募金をしたり、けっこう歩いたが、その広場の端にきて、ふと足が止まった。何とそこには、我が愛しのちびけがオリに入れられて里親募集の猫になっているではないか・・・。頭のてっぺんから尻尾の先までちびけそのもの・・。横についていたおばさんは、ヒマラヤンがかかっているって言ってたけど、シャムと藤猫の子供に間違いない。「ちびけ!」思わず叫んでしまった。本当はもって帰りたい、でもみ~ちゃんがいる、そしてあまりにも似ているので空恐ろしい。輪廻転生とはよく言うが、今日に限ってはそれもさもあらん・・。いい人に貰われてしあわせな一生を送って欲しいと願って、募金箱にお金をいれて後にする。
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最終更新日
2004.10.17 19:43:10
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