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テーマ:F12005(249)
カテゴリ:F1
F12007年ワールドチャンピォンシップもブラジルGPにて全日程が終了した。 エアトンの死を境に、毎年自分のF1熱が低下する中、今年は少し違った感覚を感じていた。これは、マイケルの引退によって、群雄割拠になってきたことと、例年になく優秀な新人が登場したことに起因しているのかもしれない。いつの時代も節目節目で思わぬ出来事が起こるものだが、今回もその流れがF1界に清々とした旋風を巻き起こしていた。 ハミルトン、新人なのによくやったと思う。確かにマシーンの優秀性はあるが、最強チーム、フェラーリやワールドチャンピォンの僚友アロンソなどに囲まれた中、最後までワールドチャンピォンの一番候補として奮戦したことは、結果はどうあれ明日に繋がると思っている。エマーソンやセナなどが辿った道をきっと彼も辿ることだろう。 さて、キミ・ライコネン、悲運の男の汚名返上。よくやった。先ほどまでケケやクビサの判定によっては、また彼の負の業績が積まれると思っていたのだが、今回はFIAもさすがに規程違反行為とは裁定しなかった。やれやれ・・・。 F1はフォーミュラーの名の通り規程、規則がモーターレースのトップカテゴリーとして一番シビアであるが、曖昧な点も否めない。先のスパイ疑惑にしても、もし本当に厳しい裁定を下すのなら、マクラーレンのコンストラクター得点とともにドライバーズポイントも剥奪してしかるべきだった。結局はF1はサーカスと言われるように、多分に興行的な部分もある。過去にはドライバーの死すら隠して興行を続けた例もあった。 中嶋一貴、予選が芳しくなかったが、十位完走。デビュー戦にしてはまずまずだった。いきなり四位入賞の、父親、中嶋悟と比較するのは酷というものがある。彼はホンダの秘蔵子として鳴り物入りでF1デビューしたし、マシーンが名門ロータス、そしてエンジンも大容量のホンダターボ、僚友がセナ、文句のないデビュー戦だった。 トヨタが来期彼を取らなくても、ウィリアムズで活躍することだろう。そして将来、F1ファンのみんなの願望である、オールホンダの一員になれたら言うことないのだが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.22 09:57:28
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