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カテゴリ:F1
スーパーアグリ 今期、F1開幕当初から資金難だったスーパー・アグリチームが、とうとうスペインGPを最後に、F1界から撤退することが今日、正式に決まった。 ごくろうさん、よくやったなんて言いたくない。昨年はたびたび、同じホンダのエンジン、それもワークスでないものを搭載して本家を上回ることがあった。ドライバーも今期は琢磨の僚友として、アンソニー・デビットソンを獲得していた。資質のないジェイソン・バトンが、のほほんとホンダの庇護のもと、成績を残していない中、非力なマシーンで最大限の力を引き出していた琢磨のことを考え、断腸の思いだ。 F1界は最高のテクノロジーを要求される。それには湯水の如く、潤沢な資金がなければならない。スクーデリア・イタリア、フェラーリのように国家の威信をかけたチームはいざしらず、他のチームはスポンサーが成績を左右するといっても過言ではない。そこがF1が魑魅魍魎とした世界と言われる所以だ。お金の流れが実に不鮮明。 さて、亜久里。我々に常に夢を与えてくれたことには感謝している。ホンダやブリジストンの後ろ盾があったとは言え、資金繰りには苦力しただろう。中嶋悟が国内でチームを維持するために、かなり借金をしたと聞く。ましてやF1となれば桁が違ってくる。どこかの歌手のように道楽では出来ない世界。 そんな挑戦に水を注すのが、日本のモータースポーツに対する文化の違いかもしれない。すぐ、暴走族と比較して危ない、危険だと表現するが、モータースポーツはマシンがさっぱりわからない案山子なども夢中にさせる、ヒューマンドラマが常に存在している。 F1カーの極限まで殺ぎ落とされたデザインにも魅力を感じる。ただ単に爆音を発して、すごいスピードで回る車ではない。日本も国の活性を、またグローバル化を進めるために、ホンダやトヨタに頼らず、国家規模のプロジェクトを組んでみては・・・・。その際は是非、ヤマハのエンジンを(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.07 22:10:01
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