|
テーマ:今日のこと★☆(106265)
カテゴリ:旅
急峻な 路の先には また急峻
自分探しではないけど、会社がお祭りで休みなのでかねてから気になっていた地元の豊受山(とようけやま)に登ることにした。標高1247mの平凡な山だが、地元の人にはつむじ風の原因の一つであると考えられている風穴のある山、また風鎮祭なる行事もあり、一方では卑弥呼伝説にも関わっているらしい。これはもう行かなければなるまい。 デジカメを忘れたので携帯の不鮮明な写真を幾つか載せてみたが、結果を述べると山頂は見晴らしが悪く、風穴なるものも岩のひび割れ程度、また卑弥呼の存在する気配など全く感じられなかった。そして時間が短いと南側ルートを選択したことがとんでもない苦難を強いられる結果になった。まず登り口がわからず探すはめになり、ようやく見つけた登り口は最初から45度近くの勾配で、それが最後まで延々と続き、山頂に着くころには精根尽き果ててしまった。また、南側の斜面で景色のいい所があるとガイドブックに書いてあったが最後まで見つけることが出来なかった。お弁当も食欲がなく半分以上残してしまったし・・・はあっ。 では、すごくつまらない登山だったのか・・・。いえいえ、ドラマは岐路にちゃんと控えていたのですよ。 ヒューム管を落ち水に通しただけの水飲み場に差し掛かったときの事、猿の大群(推定7~8匹)が水を飲んでいるところに遭遇した。彼らは私の足音で怒涛の如く山に駆け上がった。こちらもびっくりしたが猿はもっとだろう。そして一匹だけその場を離れなかったので(ボスか?)写真を構えた瞬間に逃げられてしまった。かなり大きい猿だったのでやはりリーダーだったのかもしれない。リーダーも威厳を保つために苦労するなぁ・・。 もう一つの出来事は登山口に到着する手前で起きた。登山道の直下の木々の合間から茶色い背中を出した生き物がいたので鹿かと思い、そっと近づき写真を撮ろうとしたその瞬間、それは1.5mはある大きなイノシシに変貌した(最初からイノシシやおまへんかいな) お互いびっくりして一方は「ブヒィー!!」と悲鳴を上げるし、自分ときたら、さっき猿に会ってから♪アイアイ、アイアイお猿さ~んだよん♪と歌いながら下山してたものやからとっさに大声で「アイアイ!!」と言ってしまったし・・・。イノシシは即座に走って逃げたがすぐ近くで荒い鼻息が聞こえたので気が気でなく、その辺の木切れを広い振り回しながら無事下山するに至った。 今日感じたことは、整備された登山道と違い、道も自然も動物も人間より優先の世界に踏み込むことは、すごく相手にとって迷惑なことなのかなって。 そうそう言い忘れてたけど、山頂付近でもお祭りの太鼓の音が聞こえていた。 金砂湖 平野橋 豊受山 富郷側 標高1247.4m) 登山口 やっと見つけた 登山道 急峻過ぎる!! 紅葉 それなりにしてます 高山植物(ピンボケ)こればっかりでした 分岐点 北側登山道との分岐点ひらがなだよん 点鐘 フライパンとカナヅチ・・・何か意味ある? 鳥居 拍手を打って通過 山頂 ええっ!、ここがぁ?2時間かかりました 風穴 今日は風の音してませんでした お弁当 せっかく作ったのに食欲なし・・。 絶景 赤星登山道にて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.23 10:20:50
コメント(0) | コメントを書く |