信じられない出来事に遭遇したお話
表題通りの経験をした訳で・・・久々のうどんの話題。今日、気になっていた県境のセルフうどん店に行ってきた。剣客の名前。武○。この名前には気になることがあり、早くオープンして欲しいと願っていた。と言うのは、徳島で懇意にしてもらっていたピアノのせんせのうどん店「田舎屋」(ピアノ講師からうどんやのおばちゃんに転職・すごいことです!引き金は私のうどん談義でした。真実です)その義理の弟がやってるうどんやが「○蔵」何かつながりがあるのかと・・・実際はなにもなかった・・。さて、その勇壮な名前に反してとんでもない出来事に遭遇してしまった。昨日オープンにしては今日アフターヌーンに訪れた時、だだっ広い駐車場はがら空き。いやな予感を胸に秘め入店。中途半端な開き戸。結構重い、セルフ店なら自動が当たり前だが何か戦略があるのか・・単なる資金不足か・・・。まっどっちゃでもええけど、も少し軽くでけへんのかいな。その出来事とは・・・会話形式でどうぞ!「かけの小ください」「あっ、すみません。かけだし切れてるので・・・」「えっ!、ええぇぇ~~~っ。」ここで普通なら店を出るのだが、初めてなので麺を確かめたくて・・・「ぶっかけなら出来ます。つめたいけど」「えっ、えぇぇぇ~~~~、熱いのは?」「できません!」おいおい、麺あたためたらだしが冷たくてもでけるがな・・・心の声まあええか。「じゃ。それで」だしじるはちいさなポット一個だけありました。さて、お味は・・・麺の腰・・・やらこかた。(コシがない癖にへんに硬い・・愛媛の大半のセルフ店に共通しているコシのはきちがえた作り方)だしは・・・化学調味料きっと使ってるかも。ぶっかけだしのまろやかさもなしまず、しろうとでだまされる客しかリピーターにはなれないと実感しました。過激な表現をすれば、早く消化してうんこで出したいうどんでしょうか・・。ここで、私見による讃岐うどんのこしについて述べてみまひょ。自分的には香川のうまいうどんは大きく部類すると下記の3つのコシに分類出来ると思っていますわ。1.シャキットして弾力のあるコシ代表は、かの「山越」噛み応えがあり、だしとの分離感により、よりこしのしっかり感を味わうことが出来、のどに流し込むころには、すべての力を出し切った落ち武者が怒涛を組んで三途の川を渡り、冥土への道を進む感じを体験できる。←どんなんやねん!2.ぐにゅっとして弾力のあるコシ代表は、かの「中村」これは決して他県にはない不思議なコシ。柔らかいと思っていた麺がいざ噛む段階になってグミの食感に大変身。意外な変貌に脳のドーパミンが一気に噴出して噛む事さえおぼつかなくなってしまう。喉越しが抜群によく本人が気づかないうちに麺達は笑いながら喉を通過していく。そう、うどんを飲むような感覚が体験できるしあわせ。←んな大層な3.もちっとして存在感のあるコシ代表は、名の通り「かなくま餅」番外では「業務用スーパー」の28円のうどん玉いきなりフルテンションで食感を味わえる。お正月の雑煮気分をうどんで味わえるかも。これは中国麺に限りなく似ているので気分は三国志の曹操になり、群雄割拠の天ぷらやおでんを添えるともう英雄気分。気をつけないと、麺が喉に突っかかりレッドクリフの戦いの如く喉から逆走する恐れがあるので要注意。←めんどいわ文学的表現を楽しんでもらえたかな?田尾さんコピーライターに使ってよ!えっ?わけわからん?うまけりゃ文句ないべさね。