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カテゴリ:すきのかけら
小鬼二号が入園して 今日で三日目となりました。 初日はもちろん入園式。 二日目は保育納品日で またまた母と一緒に通園。 三日目の今日。 二号にとっては 本当の意味での初日になるかも知れません。 一緒に登園はするものの、 門の所でお別れです。 一号の時は、 マンションの皆がいたので バス停を新設して頂けたのですが、 今の家の近所では バス停が設定されていません。 一番近いバス停は 我家から園に向かうのとは反対方向で 歩いて5分以上掛かりそう。。。 そんな訳で一大決心! 小鬼二号は、 徒歩コースに決めました。 雨の日も風の日も雪の日も 送り迎えをするのは大変だけど、 頑張ろうと思います(*^^*) (その分、延長保育を沢山利用しようかと。笑) 園に着くと、 園長先生がお出迎えして下さいます。 「せんせい、おはようございます」 そして 「おかあさま、いってまいります」 何とかご挨拶も出来て、 年長のお兄さん・お姉さんに手を繋がれ 教室のある別館に向けて歩き出しました。 心配な私は すぐさま別館の入り口が見える所まで走り、 塀越しに様子を見守ります。 すると横にいらしたお母様が 「○○組さんですか?」と。。。 お話していると、 同じクラス、しかもお隣の席の女の子! 見ていると。。。 連れて来てくれたお兄さん・お姉さん達は 入り口の所で引き返してしまいました。 次のお友達を案内してあげる為なのですが。。。 1人取り残された小鬼二号。 靴を脱いだものの そこから動こうとしません。 次から次へとお友達が来て どんどん中に入って行っても 二号は動きません。 入る勇気が出ないのか。 この後どうすれば良いのかわからないのか。 不安一杯で動けないのか。 姿は見えるけど、 駆け寄って助けてあげる事が出来ない母。 が、が、が、 がんばれぇぇぇぇぇぇ(>_<;) 靴を脱いでは又履き・・・ 門の所に戻ろうと歩き出すと すれ違うお兄さんたちに引き戻され また靴を脱いで佇んで・・・ しばらくしてまた靴を履いて戻ろうとする二号。 そしてまた引き戻され、 とうとう入り口の所に座り込んで 突っ伏してしまいました。 「あぁ~・・・泣いちゃったのかなぁ~」 その時には回りに 同じ年中さんのお母様方が 10人位集まっていました(^^;) 「かわいそう・・・先生気付いてあげればいいのに」 突っ伏していた二号は、 意を決したように また門の所に戻ろうとします。 ずっと声を掛けるのを我慢していた母は、 とうとう大きな声を出しました。 「二号~~~~っ」 うつむいて歩いていた二号が 顔を上げてこちらを見た時、 その表情は 不安で一杯だけど 絶対泣かないもんっ!と言うように 口をへの字に曲げていました。 ゆっくり、ゆっくりと 母のいる塀の所に歩み寄り 何を言わず 母の目をじっと見つめています。 口をへの字に曲げたままの 二号のその目から ぽろぽろ。。。 何を言葉を発さず ただただ母の目をじっと見つめて 口をへの字に曲げたまま 涙だけ ぽろぽろと流れています。。。 せ、切ないよ。。。(T_T) 「大丈夫だよ、二号! お教室に戻ってごらん。 お友達が一杯いるよ。 先生もすぐにいらっしゃるよ。 その黒いお靴を脱いで あの○○(動物)さんの上履きに 履き替えて。 お教室に入ったら お友達が一杯いるよ。 お母さんがちゃんと 見ているからね」 二号は相変わらず 口をへの字に曲げたまま 涙だけぽろぽろ流して じっとして。。。 その時、母の視界の端に ようやくシスターの姿が・・・ 「せ、先生~~~~~っ!」 一見して事情を察してくださったそのシスターが 優しく二号の手を取って 教室に連れて行ってくださいました。 最後に斜め後ろから見えたのは 二号の目から地面に落ちた涙。。。 頑張るのよ、二号。 きっとすぐに園が楽しくなるから。 お友達皆が知っていても 二号の知らない事がたくさんあるよね。 お祈りの言葉もその方法も。 登園して何をすれば良いのかも。 昨日はマイペースで ”我関せず”だった二号。 一人だけ背を向けて シール帳を眺めていたよね。 でも大丈夫だよ。 お母さんは 二号なら絶対大丈夫! 心からそう思えるよ。 少しずつ あなたのペースで良いから 少しずつ 覚えていけるよ あなたの涙が切なくて 母もつい泣きそうになっちゃったけど お母さんも頑張るよ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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