垣根なき世界

建築家の菊竹清訓氏が5日に亡くなられました。
1970年の大阪万博ではエキスポタワー、
1975年の沖縄海洋博ではアクアポリスをそれぞれ設計し、
愛地球博ではプロデューサーを務めたという
国内の博覧会マニアには知らない人はいないくらい有名な方でした。

シンボリックな未来建築を次々に産み出した事は大きな偉業ではありましたが、
エキスポタワーもアクアポリスも老朽化を理由に（要はメンテをサボってた）
その偉業の痕跡が今日に残っていないというのは大変残念であり
行政の怠惰を呪わずにはいられません。
訃報がきっかけでは不本意だけど、これを機に菊竹ブームが起こって
タワーやアクアポリスがプラモデルにでもならないかなぁ。
スカイツリーとかお城で変化球プラモが話題になってるんだし。