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テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:ドラマ・映画
弟と一緒に見に行く。 弟は「地味だ」と全く評価しなかったが、僕には信じられない。 これはなかなかの佳作だ! 若干リズム感に欠けた嫌いはあるものの、主演ベニチオ・デルトロを初めとする名優達の演技、「物真似には見られたくなかった」とリアルに再現された服飾、淡々としながらも迫力ある戦闘シーンの数々! わけても緊迫感溢れる政治劇は必見。 ただ、全体に説明不足なのでキューバ革命史について最低限の知識か読解力がないと「誰が誰だかわからない上に、今ナニをやっているのかすら不明」という事態に陥るかも。 以前見た退屈なクソ映画「ゲバラ&カストロ」とは大違いである。 そうそう、カストロといえばカストロ役のデミアン・ビチルはなかなか良かった。甲高い神経質な声でまくしたてるあたり「あぁこの人に逆らったらエライことになるんだな」という雰囲気プンプンでステキ。 カミロを演じていたサンティアゴ・カブレラのことを心の中でずっと「オージュロー」と呼んでいた(別に粗暴な印象ではなかったがなんとなく) 登場する携行火器はM1ガランドやM2、トンプソン、FN-FAL(実に頼もしい印象で見所のひとつ)、バズーカ等多種多様。 小国での内戦がテーマだけに既存の作品ではイマイチ迫力に欠けていたキューバ革命物映画の中にあって、白眉とも言える戦闘シーンを演出している。 とはいえ、尻切れトンボだったり食い足りないところも多いのだが。 あぁもう、新しい電動ガンが欲しくなるじゃないか! FN-FAL高い!ムリ!!懐に悪い映画である(サバゲーマーの意見)。 ★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年01月15日 01時43分01秒
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