林鳥巣のどっちらけ

同志ネコ玉氏と「その男、ヴァン・ダム　JCVD」を鑑賞。
落ち目のアクション俳優ジャン・クロード・ヴァン・ダムが自分の境遇をこれでもかというくらい笑いものにするコメディ映画。
セルフパロの凄まじさに腹を抱えて笑う。
冒頭の延々と続くハードな撮影に悲鳴を上げるヴァンダム、ファン達の濃密なオタトーク等見所だらけの作品だ。後半の「サテリコン」冒頭並に長いヴァンダム自身による壮絶な独白シーンは哀切を帯びながらも滑稽。これを冗長かつ無駄とする向きもあるが　この独白は終盤に向けての「溜め」なので必要だったと思う。
メタでバカで切れが良くてカッコイイ、万人にオススメできる素晴らしい映画。
やっぱヴァンダム最高だね！見るべし！！

★★★★★

あと僕あんまりノワールって見ないんですが、少し手を出してみたくなったり。
このへんとか気になる↓



----------------------------------------------------------
【他、雑記】
映画鑑賞後ショッピングモールをうろうろして色々買い物。
紅茶が切れかけていたので補充。
安くて味が強いので（味オンチ）ジャンナッツのアールグレイを愛飲している。
LTTEの本拠地陥落を祝してライオンスタウトも買う。
一方、アンディ・マクナブ「SAS戦闘員」で、精神的に参ってスリランカ警察の顧問を１ヶ月で辞めた元SASの話を思い出した。
「奴等には善悪の概念がないんだ　タミル人を皆殺しにすることしか考えてない」