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カテゴリ:読々ゾンビ
磯田道史著「殿様の通信簿」をサラッと読み返す。 すらすらと軽く読めて、なおかつスッキリと筋の通った巧みな筆致で、下世話な事にも抜かりなくスポットが当っているから脳天パァの僕でも面白い。 大体、男のひとというのは年を食ったら読むものは皆同じで、時代小説かポルノである。経験上、まず間違いない。 嗚呼、このおじいさん格好良いな、素敵だな・・・と思っても大概中身は一緒である。あるいは僕ら男というのは若い時分からそんなものなのかもしれないが。 ともあれ、老いも若きもこの本なら楽しく読めるということは、僕なんぞが今更アピールせずとも既に周知の事実である。 著者である磯田先生には学生の時分 軽く講義を受けたことがある。 この先生は書くことのみならず話の方も、実に面白くなさる方であった。 一寸学校が懐かしい。 カスみたいな卒論を書いたのが恥ずかしくて、いまだ母校にはろくすっぽ顔を出せないのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月23日 06時24分48秒
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