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林鳥巣のどっちらけ

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2012年02月16日
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カテゴリ:ドラマ・映画


先日「太陽に灼かれて」を見て、続編である「戦火のナージャ(※原題は『太陽に灼かれて 2』)」のやや散漫な(※意図してオムニバス的な構成をとったにせよ)印象とはかけ離れた圧倒的な美しさに驚いた。
ニキータ・ミハルコフ監督作品がもっと見たくなったので「12人の怒れる男」も鑑賞。
1957年米製作「十二人の怒れる男」を翻案したリメイク作品で、被告の少年は紛争で実の両親を失ったチェチェン人という設定。
現代ロシアの様々な問題をえぐり出す相当に批判的な内容の社会派ドラマだが、ぐだぐだトークをひたすら聞くだけでもこんなに楽しいのか、というのが僕の感想でしたw



(ここからややネタバレ)



・・・しかし、あの容疑者少年と陪審員2(元将校)の二人組は良いキャラだなあ、と・・・。

スターリンの粛清を題材に取りながらもあくまで美しいメロドラマである「太陽に灼かれて」が続編では戦争映画になっていることを考えれば(※時代背景を考えれば当然なのだけれども)、「12人の怒れる男たち 2」は最早原作の法廷ドラマとは一切関係のない、闇の仕置人と化した二人がロシアンマフィア相手に死闘を繰り広げるアメコミ風ダークヒーロー物で良い気がする(台無し)。

その時は更に「戦火のナージャ」宜しく監督自身によるスコップを使った殺陣も是非お願いします!



●マフィア:「元将校か・・・グフッ(吐血)」
●陪審員2「『元』は関係ない」


あと、クレーンの先にワイヤーで機雷を吊るして建設中のビルを爆破するとか(何処から持ってきた!?)。


・・・まあ、下らない妄想はこのへんにして、素直にソ連時代の作品にもっと触れたいと思います(笑)。












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Last updated  2012年02月17日 00時31分29秒
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