～二次元と三次元の狭間～

江戸の街にころりが流行り始めました。
あんな凄い状態になるの？？目の前で「うう･･･っ」とか言っていきなり吐いて、、あれが現代で起こったとしても絶対パニックになりますね！まずコレラだとかわからないから、何か、サリンじゃないけど、そういうものが撒かれたのかも！とか、物凄いレベルの空気感染の病気じゃないかと思っちゃいますね。

そして緒方洪庵登場です！
武田鉄也の長髪具合がとってもイイ感じです！！
性格も良くて、かなりの好印象でした。医療に従事する人間としての使命感を持ってますよね。
南方仁は、SF小説で見かけるような論理思考にはまって、過去を変えてはならないとの思いから、折角緒方洪庵が教えを請うて来たのに「ころりなんて知らない」と答えてしまいました。

さて歴史上の有名人の登場人物としては、龍馬もいます。
龍馬が出るっていうの聞いた時は、正直、龍馬出しとけば安全パイみたいな客寄せパンダ的なイメージを持っていたのですが、あの龍馬はいいです！あの汚さ具合とか、あの雰囲気。「司馬龍馬」イメージが苦手な私にもとっても好印象なキャラです。さすが内野聖陽サン。来年の大河もお願いしたいくらいです。

あとは勝海舟を斬る斬らないの会合、他の出席者は誰なのかな～とか気になってしまいました＾＾


メインの、流行したころり患者の治療？に必死になる南方仁、緒方洪庵一派が持っていた不信感を超えての緒方洪庵との和解･･･文句のつけようのない人間ドラマでした。

ちなみに南方仁氏の着物姿も全く違和感がありません。
これもかなり重要ポイントですね～～

JIN（第1巻）
小説Jin