～亀さんのピアノ～

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• 二期制

  今年から、全国的に二期制を導入した学校が多いということですが、夫の勤務校も、その一つ。１０月の体育の日のころ、秋休みをとり、それ以降を後期とするため、夏休みは８／２９で終わり、８／３０から学校がはじまるとのことです。「冗談じゃない！」「しかも、８／３０からいきなり授業だよ。まだ、学期途中だから、学活とかもないしさ」「生徒も授業なんてやる気しないだろうけど、こっちだっていやだよ」「夏休みは、暑いから休むんじゃなかったのか？」と夫は怒り心頭。（そうじゃなくても、夫の勤務校の校長先生は、先生方から嫌われているのに）幸い、私の勤務校は、今まで通り、９／１から。（校長先生、ありがとうございます！校長先生、大好き！）今後、このシステム、なじんでいくのかな？

  August 14, 2005

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• 花火

  夏真っ盛り、全国各地で花火大会が開催されています。私の住んでいる地域も、昨夜は花火大会が催されました。夫と二人、家のベランダから、ずっと見ていました。私は、花火をみながら、以前、職場旅行で行ったディズニーシーでみた花火を思い出していました。３年前のことです。「老人会の旅行みたいな企画では、若い人たちの参加は得られない」と私が理事会で発言したことで、次回の旅行の幹事が私になってしまいました。すかさず、私は、「私が企画するとディズニーシーになりますが、それでもよろしいですか？」とトップに尋ねると、「ディズニーシーなんて、君くらいしか考えないことだから、面白そうじゃないか」と即ＯＫが出てしまいました。企画から始まり、参加者の募集から予算まで、ほとんど全て、私がやりました。大変でしたが、そのカイあって、今までになく大勢の方がこの旅行に参加してくれました。当日は、神様が味方をしてくださり、好天に恵まれ、花火を始め、全てのイベントが行われました。その時、花火を見ている写真が今手元にありますが、一緒に写っている方が、昨年、一昨年と続けてお亡くなりになっています。お二人とも７０歳を過ぎた方でしたが、あの時はお元気で、お二人ともディズニーシーでの楽しい時間を過ごされました。旅行から帰ってきてからも、しばらくはお会いするたびに、ディズニーシーの話題になり、「孫を連れて行きたいけど、君のように詳しくて、体力のある人が一緒じゃないと無理だよね」とか、「ディズニーランドなんて子供だましだと思ってバカにしてたけど、すごいんだね。ホント、ビックリしたよ」などとおっしゃって、とても喜んでくださいました。最年少の私が企画したため、途中、横やりがものすごく、大変な目にあいました。上手くいけばいったで、世の常である「出る杭は打たれる」ということもたくさんありました。この旅行が、私がこの仕事を辞めるきっかけになったといっても過言ではないとおもいます。しかし、もし、あの時、私がディズニーシーへの旅行を企画しなかったら、亡くなったお二人は、あの花火をみることはなかったと思うと、あの旅行は、決して無意味ではなかったと言えるのではないでしょうか？夜空に開き、散っていく花火をみながら、亡くなったお二人のご冥福をあらためてお祈りしました。天国からも昨日の花火、見えたかな？

  August 8, 2005

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• 夏期講座

  ７／３０から８／３まで、二つの夏期講座に参加しました。毎年、参加している音楽教育の講座は、日頃、音楽を専門にしている方たちと歌う機会に恵まれない私にとっては、最高の時間です。「譜読み」という大事だけれど、面倒な時間をほとんどとらずに、たくさん合唱できるので、大学時代に戻ったような感覚が味わうことができます。講座に参加している方たちは、音楽の楽しさをわかっている人ばかりで、見方をかえれば、教えてくださる先生は、新興宗教の教祖さまのような感じもします。音楽療法の講座には、初めて参加したのですが、偶然、先生が、お琴のミニコンサートを講座の中で企画してくださり、たいへん楽しい時間を過ごすことが出来ました。音楽療法は、まだまだ入り口に立った程度ですが、私が以前していた（これからも細々続けますが）講座も、音楽療法の一種だったことがわかりました。ただ、私の場合、実践ばかりだったので、今後は学問的に深めていきたいと思っています。この講座に参加している間、確かに夫や家のことは、ほったらかしでした。もちろん、彼も部活で忙しかったわけですが・・・暑さと連続５日間の講座で、昨日は、もう限界って感じでした。でも、ピアノのお稽古の仕事が朝からばっちり入っていたので、とりあえずそれはこなし、たまった家事もしなければと思いつつ出来ませんでした。その結果、夫が一言、「自分の体力を考えて予定を立てろ！」強烈なパンチを食らったような気がしました。

  August 5, 2005

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• エコクラフト　PART2

  先日載せたカゴは、私の作品で、まだ、子供達は、あのようなカゴにはトライしていません。子供達が作った作品を載せてほしいとリクエストを頂きましたが、考えてみれば、今は、夏休み。それらはみんな子供達が自宅に持って帰ってしまいました。また、学校が始まったら新しい作品を載せることにして、とりあえず、子供達が作ったカゴと同じモノで、私が作ったモノを載せておきます。→（ちなみに、カゴの中にいる子の身長は、６センチくらいですから、大きさを想像してみてください）小さいものですから、簡単そうに見えますが、コツをつかむまでにはかなり時間がかかり、私も５０分の授業時間内には仕上がりませんでした。このカゴを見ていると、「なか・そと・なか・そと・・・・」といいながら、カゴを編んでいった子供達の声が聞こえてくるような気がします。初めは「ぼく、カゴ作りキライなんだよね」といっていた子もいました。でも、やっぱり他の子の作品ができあがっていくと負けられないと思うのでしょうか、みんな、汗を流しながら、頑張りました。私は、赤でラインを入れましたが、子供達は、それぞれお好みの色でラインを入れました。おうちに持って帰り、今頃は、きっとお母様方が上手に使って下さっていると思います。どんなに高価な贈り物も、手作りにはかなわないこと、私自身もあらためて実感しました。

  July 27, 2005

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• エコクラフト

  養護学級の授業には、「作業」という時間があります。学校菜園で野菜を作ったり、学校の回りをお掃除したりすることもあります。４月から、私がサポートする養護学級では、この作業の時間、エコクラフトにも挑戦しています。エコクラフトとは、主に再生紙を使った紙バンドでいろいろなモノを作ることです。初めは、花瓶敷きなどをつくり、ひも（紙バンド）を編んでいくことを覚えました。この花瓶敷きを何枚か作ることによって、長い紙バンドを同じ長さに切りそろえること、そして、等間隔において、きれいにボンドで貼ることなどができるようになりました。夏休み前の締めくくりとして、子供達は小さなカゴを作りました。子供達はみんなできばえに大満足。早速、校長先生に見せにいこうということになりました。校長先生は、「すごいね。こんなのが作れるんだ」　　　　　　「お菓子でもいれてあげたくなるけど、何もなくてゴメンね」と、おっしゃいました。教頭先生は、「いいのができたね。今度、先生にも作ってくれるかな？」と、おっしゃいました。子供達は、ほんとうにうれしそうでした。卒業までに、お母さんへのプレゼントとして、↑のようなカゴを作る予定です。その試作として、私が作ってみました。処女作ですが、私も、できばえに大満足です。

  July 24, 2005

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• 夏休み

  夏休みがやってきました。４月から、アッという間だったような気もしますし、新しく大勢の方に出会い、いろんな事があって、とっても長かったような気もします。夏休みは、まず大学の夏期講座に参加します。これは、卒業以来、ずっと続けているモノで、これに参加しないと夏が来た感じがしないくらいです。大学のときの友だちにも会えますし、何より、学生に戻ったような瞬間が大好きです。それから、愛・地球博に行きます。今年は、夫の部活が忙しく、長い休暇は取れそうもないので、海外旅行はあきらめ、夏休みの終わり頃、短い国内旅行に行きます。私は、子供のとき、夏休みが好きではありませんでした。学校に行っていた方が友だちに会えるし、いろんなことが毎日おきて楽しいと思っていたからです。さて、今年の夏休みは、どんなことを思うのでしょうか？もっと休みたいと思うのでしょうか？それともはやく学校に行きたいと思うのでしょうか？

  July 22, 2005

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• おいで

  以前、ブログに書きましたが、私がサポートしている不登校気味の自閉症の女の子、昨日は、朝、学校のすぐ近くまで来ていたらしいのですが、結局、校舎内には、入って来られませんでした。近くまで来ていたことに気づかず、反省。「きょうは、どうかな？」朝から、不安でした。午後になり、彼女のおうちの方から、家を出ましたという連絡を頂き、昇降口で彼女を待つこと５０分。彼女が登校しました。私が、ちょっと彼女と勉強する部屋に行ったときのことでした。すると、そこへ、いつもこのブログに登場する体育の先生が通りかかりました。「おいで」先生は、そうおっしゃって、彼女を迎えていらっしゃいました。この声が聞こえ、急いで昇降口に行きました。彼女は、上履きに履き替えていました。私に足りないのは、この「おいで」ということばに秘められた優しさ、つまり彼女を心から歓迎する気持ちだと実感しました。私自身が、夏休みの宿題を頂いたような気がしました。

  July 21, 2005

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• 常識

  ５時間目に、ちょっと用事があり、３年生が授業をしているとき、廊下を通りました。この暑さですから、窓や出入り口はもちろん全開。教室の中をのぞこうとしたつもりはありませんでしたが、見えてしまいました。その授業では、みんなでビデオを見ていました。中学の教室は、大学のように階段教室になっているわけではありませんから、確かに後ろの方の席の子は、画面が見にくいとは思います。でも、でも、許されることとそうでない事があるはずです。なんと、机の上に体操座りしている子がいるではありませんか？しかも彼女はスカートです。いくらみんなが前を向いているからといって・・・・先生がいらっしゃらないのかしらと思いましたが、前の方にちゃんといらっしゃいました。その女の子にもあきれましたが、黙っているあるいは許している先生の常識を疑わざるを得ませんでした。家に帰ってきて、夫にこの話をしました。「常識では考えられない」という夫のことばを聞いて、ひと安心しました。「オレだったら、その机の足をけっ飛ばすなあ」「それでもわからなかったら、廊下か職員室かに呼び出すよ」常識ということばほど、その人の生き様がわかることばはないと思いました。机の上に座ってもいいという家庭。机の上に誰かが座っていても何も感じない人たち。ちょっとおそろしくなっちゃいました。今後の日本が。

  July 20, 2005

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• 学校ホルモン

  ６月末から、ずっと、首が痛くて困っています。寝違えたんだと思っていましたが、どうやら、それだけではなさそうです。ストレッチをしても、今回は、全く効果がありません。痛みが次第に強くなっているというわけではありませんが、起きたり寝たりするときが、とっても痛くて、時間がかかります。痛くなってからかなり時間がたったので、今は、自分なりにあまり負担がかからない起き方＆寝方をマスターしました。この３連休は最悪で、ネット検索で首が痛いを読みつくしました。夫には、このパソコンのやりすぎが直らない原因だと言われました。確かに。ところが、学校にいる間は全く痛みを感じないのです。私は、学校ホルモンという特殊なホルモンが出るとしか思えません。昨日は、あんなに辛かったのに、きょうは、ばっちりクロールで泳ぎましたし、通勤の運転も全然苦痛じゃなかったんです。今現在も、全く痛みはありませんが、明日の朝がちょっと心配。きっと明日も学校につく前には、直っちゃうと思いますが・・でも、もうすぐ、夏休みなんですよね。どうしよう？

  July 19, 2005

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• 所変われば・・

  L.A.でのことです。時差ボケと疲労が重なり、私たちが目覚めたのは、１０時過ぎてからでした。予定していた所へ行くのにはもう遅すぎ。さて、きょうは、どう過ごそうか考えた末、電車（地下鉄）にのって、近郊の「パサディナ」という街に行くことにしました。地下鉄の駅は泊まっていたホテルのそばで、すぐにわかりました。ところが、切符を買い、改札をさがそうとしたのですが、それらしいものがなかなか見つかりません。日本だったら改札がないなんて考えられませんよね。さんざんキョロキョロ、ウロウロしたあげく、「もしかして、電車の中で、車掌さんが回ってくるんじゃないの？」ということにして、電車に乗りました。しかし、パサディナにつくまで、車掌さんは来ませんでした。おまけにパサディナについても、改札はありませんでした。「これじゃ、タダ乗りできちゃうよね」後でわかったことですが、たまに電車に警官が乗ってきて、ちゃんと切符をもっているかどうか、調べることがあるそうです。もし、その時、切符を持っていなかったら、かなりの罰金をとられるとのこと。　L.A.は車社会ですから、これで十分なのかもしれません。それにしても、驚きました。ちなみにパサディナは、とてもおしゃれな街でした。日本人らしき人とは一度も会うことがなく、静かでこぢんまりした美術館も満喫できました。チーズケーキファクトリーというお店のチーズケーキがとっても美味しく、甘いモノは苦手な夫も美味しいと言ってました。

  July 18, 2005

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• 疑問

  私の仕事は、いつも書いている養護学級のサポートに加え、不登校気味の自閉症の女の子のお世話があります。彼女は、登校しても在籍する普通学級には行かず、彼女のために用意された個室に直行します。彼女は、他の生徒がいると、校舎に入ってくることが出来ないからです。彼女の登校時間は、学校の決められたスケジュールとは無関係です。登校して、気が向けば、漢字書き取りや計算問題などを学習することもありますが、登校した直後に帰宅することもしばしばです。養護学級に、知的障害と情緒障害の両方を持った男の子がいます。彼は、一日中、先生方に怒られていると言ってもいいすぎではないと思います。遅刻をしたといって怒られ、忘れ物をしたといって怒られ、挨拶をきちんとしないといって怒られ、課題に取り組まないといって怒られ・・・確かに、これから社会で生きていくために、遅刻や忘れ物をすることはいけないことですし、挨拶も真面目に仕事に取り組む姿勢も大事なことだと思います。今まで、何も考えずに彼らと接してきましたが、きょう、彼らは、自分中心、やりたいことだけやり、イヤなことは我慢できないという共通点があると思った瞬間から、疑問を持ち始めてしまいました。自閉症だと何もかも許されて、知的障害・情緒障害だと許されないのでしょうか？養護してあげなければならないという点では、二人とも同じなはず。

  July 15, 2005

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• おとうさん指

  体育の授業でのことです。Ｔくんは、スイミングスクールに通っていたこともあり、クロールはとっても上手にできるのですが、平泳ぎが今ひとつです。手のかきは、だいたいできているのですが、足のけりは、蹴ったときに足が大きく開いてしまうことと、足の平ではなく、甲で水をけってしまうことなど、やや問題有りなのです。体育の先生がなさる指導は、いつも、まさしく手取足取り、おまけに模範演技付きですが、今回のＴくんの足のけりはなかなか直りませんでした。そこで、足の平で蹴らせるために、体育の先生は、ご自分の足の指を指して、「Ｔくん、これは、何指？」と尋ねられました。すると、Ｔくんは、「おとうさん指」と答えました。すぐそばで聞いていた私は、びっくり。いくらなんでも、そりゃないよと思いました。体育の先生も、きっと「もう、中学生なんだから、親指って言おうよ」とおっしゃるんだろうと思っていましたが、そうではありませんでした。体育の先生は、「そうだな。これは、おとうさん指だよな。じゃあ、これは？」といって、全部の指の名前を尋ねていらっしゃいました。自信をもって、うれしそうに、次々と指の名前を答えるＴくん。そして、その後に、「それじゃあＴくん、おとうさん指のつめが、先生に見えるように、水をけってみよう」とおっしゃって、Ｔくんの前にお立ちになりました。そして、Ｔくんが水を蹴るとき、同時に、体育の先生も水の中に潜られ、「Ｔくんのおとうさん指の爪、先生に見えたぞぉ、それでいいよ」とおっしゃいました。今日のところは、まだ練習途中ですが、きっと、明日は、きれいな平泳ぎの足ができるようになると思いました。どこまでも子供達に恥をかかせない体育の先生の姿勢に、感動しました。教育者は、やっぱりこうでなくっちゃね！

  July 12, 2005

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• 大切なことと現実のギャップ

  学校菜園にゴーヤの花も咲きました。→やっぱり、きゅうりやヘチマとよく似ていますよね。１０年以上前のことですが、夫も養護学級を担任していました。初めは全くやる気がなかった夫でしたが、日に日にその奥深さを知ったのか、夫はこの仕事にのめり込み、斬新的なアイディアで、次から次へと新しい風をこの世界に吹き込みました。その分、夫に対し、風当たりがかなり強かったことは確かですが、今でもこの地域の養護学級の活動には、夫が始めたことがそのまま生かされていることが数多くあり、夫の努力の軌跡を垣間見ることができます。というわけで、私が学校で疑問に思ったことを家に帰ってから夫に聞けることは、本当に助かっているのですが、私たちは、考え方がよく似ているため、危険なこともあるかもしれません。以前私が仕事をしていた公民館で、養護学級の子供達が作った作品の展示が行われていましたので、１０年間、私は、これをみてきました。力作揃いで、子供達はもちろん、先生方の努力に頭が下がる思いでした。今、子供達が取り組んでいるものも、おそらく、この作品展示会に出品する予定だと思われますが、私は、この作品に子供達が意欲的に取り組んでいるとはどうしても思えないのです。そこで、夫に、各学校で同じ課題にとり組んで、作品展示会に出すことになっているのか聞いてみたところ、「そんなことはない」とのこと。だったら、一人一人の子供が、意欲的に取り組めるモノを探し、それをサポートしてあげることがベストなはず。【話が少し、横道にそれてしまいますが、ピアノのお稽古でも、好きな曲は、だれでも本当によく練習します。弾いていて楽しいですし、上手に弾きたいと思いますからね。だから、私は、発表会では、本人が一番好きな曲を弾くようにしているんです。】興味のないもの、好きじゃないモノを無理矢理やらされると、それが正直に態度に出てしまう子は、「学校の授業なんだから、イヤなことも我慢してやりなさい」と怒鳴られる。そうではなく、彼が意欲的に取り組める何かを見つけだそうとする努力を、教師側が怠っているのではなでしょうか？（ちょっと言い過ぎですね）子供達にどんなことをさせたらいいのかわからない、考える時間もない。　　（それも十分わかるのです）だから、何かヒントをもらったり、提案してくれる人がいると、安易にそれに決めてしまい、興味があるないにかかわらず、どの子にも同じことをさせている。これが現状です。自分自身が興味を持ったことを押しつけたり、その場しのぎの時間つぶしでは、子供達が意欲的に取り組めるはずがないのです。教師サイドが、自分たちのためにどれだけに時間を割き、取り組んでいるのか、彼らは、しっかり見抜いていますよ。作品展示会の主役はあくまでも子供達です。回りが圧倒するような大きな課題に取り組む以前に、一番大事なのは、子供の気持ちのはずです。そして、その子供達にとって一番、大切な事は、間違いなく「自立」です。だから、我々は、彼らが興味を持って取り組める何かを見つけだし、それが、将来、自立していくためのステップになるように、サポートしてあげなければいけないのではないと思うのです。私には、意見できるほどのキャリアがありません。理想論だということもわかっています。夫に言わせれば、「ようやく、現実がわかってきたか」の一言。確かに。大演説になってしまいました。終わりまで、読んで下さった方、ほんとうにありがとうございました。

  July 10, 2005

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• 大雨

  今、私の住んでいる静岡県には、大雨洪水警報が出されています。お休みの日で良かったと思う反面、今まで、大切に育ててきたお野菜の畑が心配です。先日、オクラの花が咲きましたので、載せました。→先日、勤務中に、やはり、大雨洪水警報が出されました。管理職の先生方は、すぐにインターネットで、今後の天気をご覧になり、同じ学区域の小学校と連絡を取っていらっしゃいました。その時、近い将来、保護者への緊急を含む連絡事項は、学校のＨＰを通じて、ＰＣや携帯ですることになるというお話を伺いました。既に実施している学校もあるとのこと。それにしても、すごい時代になってきましたね。私が小学生のとき、集中豪雨があり、大きな被害が出たことを覚えています。（ちびまる子ちゃんの中にこの話が出てきます）私の家は、何の被害もなかったのですが、通っていた小学校は、大打撃をうけました。育てていたお花やうさぎ、鶏は、壊滅状態でした。教科書が流れてしまった友だちもいました。大雨が降るたび、この時のことを思い出します。今夜の大雨で、大きな被害が出ないように、祈ります。

  July 9, 2005

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• 本番を終えて

  きょうは、合唱コンクールの本番でした。素晴らしい子供達の演奏に、私は、ずっとウルウルしっぱなしでした。正直なところ、演奏技術は、まだまだで、決して完成されたモノではないのですが、一生懸命歌う前向きな姿勢が素晴らしいのです。私は審査員の１人でしたが、甲乙つけがたく、採点には困りました。順位は要らないと思いました。演奏の後、教頭先生が講評をなさいました。その中で、教頭先生は「心身相関」ということばをお使いになりました。一生懸命歌いたいという気持ちと、声がぴったりあったから、素晴らしい演奏が出来たというお話でした。その後、ゴルフの宮里藍さんのお話もなさいました。宮里藍さんは、小さいときから、どんな時も、胸を張って前を向き、下を見ないという教育を受けてこられたというお話でした。だから、順位はどうであれ、きょうは、みんな胸を張って帰りましょうというわけです。先日、ブログに書いたように、私は、以前、所属していたところで、辞めさせられたり、いじめられたりするようなことはしていなかったつもりですが、弱い立場の人を助けようとしたことが、トップに逆らったこととされ、散々な目に合いました。人間のずるさと醜さを思い知らされた出来事でした。５ヶ月たった今日まで、その仕事をしていた公民館の前は、車でも通ることが出来ませんでした。動悸がして、息苦しくなってしまい、別のルートを知らないうちに選んでいたのです。私の講座の受講生や先生方にお会いするのがイヤで、大型スーパーにも行くことが出来ませんでした。それどころか、知り合いの方の姿を見かけると、いなくなるまで隠れたり、車の中で、時間をつぶしたりしていたのです。そんな自分自身がイヤで仕方がなかったのですが、どうしても、顔を合わせることができませんでした。でも、先生って呼ばれてる人が、これじゃ、いけませんよね。きょうのお話を聞いたからには、明日から、私も宮里方式で、頑張ります！

  July 7, 2005

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• ツバメの巣にひっかかったすずめ

  我が家には、かなり前から、ツバメの巣があり、毎年、そこから、ツバメが巣立っていきます。今年もそうでしたが、ツバメが巣立ってしまった後、たぶん一週間ぐらい前だったと思いますが、そのツバメの巣に、すずめが引っかかってしまいました。すずめも、必死で、引っかかったところを振り払おうとしていたようですが、なかなか上手くいかないのです。夫は、毎日、このすずめが気になって仕方がないらしく、長い棒で、何度も巣をつっついて、すずめを解放してあげようとしたのですが、出来ませんでした。私たちは、ツバメの巣が、とても頑丈に出来ていること、巣の中には、やわらかいベッドが作られていることを初めて知りました。しかし、巣をつつかれた恐怖心で、すずめは、かえって巣の中に潜り込んでしまい、出てこなくなってしまいました。「このままじゃ、すずめが何も食べられなくて死んじゃう」といって、夫は、巣の中に、お米の粒をいれたりもしていました。きょう、私が帰宅すると、すずめが巣からぶら下がっていて、とっても驚きました。「もしかして、死んじゃった？」夫が、帰ってきてから、「すずめが、死んじゃったかもしれないから、ちょっと見てくれる？」というと、夫は、また、長い棒で巣をつつきました。「大丈夫、まだ、生きてるよ。バタバタしてるよ」それから、何度も巣をつつくと、巣と一緒にすずめも下に落ちてしまいました。夫は、巣毎拾い上げて、すずめを巣から切り離し、１階の地面の所に持っていきました。その時、既に日が暮れていましたから、すずめが気絶しているのか、死んじゃったのかわからないといっていました。明日の朝、飛び立ってくれていたら、うれしいのですが・・・それにしても、すずめの仲間は、なんて薄情なんでしょうね！夫は、「すずめの友だち、はやく、迎えにきてやれよ。困ってるヤツがいるゾ」といいながら、ずっと棒で巣をつついていました。仕事人間だと思っていた、夫の意外な一面を見た出来事でもありました。

  July 5, 2005

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• プール

  頑張ったわりには、あまりダイエット効果がみられないまま、先週から、水泳の授業が始まってしまいました。先週は、暑い日が多かったので、プールサイドは灼熱地獄。水の中に入らずにはいられませんでした。初めは、かなり抵抗がありましたが、授業が始まっちゃうとそんなこといってられないんですよね。日焼けも気になってはいるのですが、それどころじゃないというのが現実です。（「そんなこといってると、シミになるわよ」と友だちに脅かされましたが）他の運動は、抜群にできるのに、水泳は、あんまり・・・っていう子いますよね。Ｓくんもそのタイプでしたが、きょう、２５ｍの半分まで、クロールで泳げるようになりました。あとは、息継ぎだけで、（まあ、それが、難しいわけですが）もし、息継ぎができるようになれば、らくらく２５ｍ泳げると思います。子供達の可能性は、無限大だと実感しました。昔、テレビで、親子の水泳教室というのをやっていて、なぜか、私は、この番組が好きでよく見ていました。全く泳げない親子が、一週間後には、２５ｍ泳げるようになって、その姿に大変感動したものです。体育の先生がＳくんにされていた指導は、まさにテレビの水泳教室そのものでした。逃げ腰だったＳくんが、一生懸命指導を受け、みるみる上達していきました。明日は、Ｓくんが、２５ｍ泳げるといいなあ。

  July 4, 2005

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• お揃い

  先日の朝、私が教室に入っていくと、「あれっ？」子供達が、一斉に私の方を見ました。なんと、担任の先生と洋服が上下とも同じだったんです。二人とも、ネイビーブルーのポロシャツに、チノパン。（私のポロシャツには、ミッキーがついていましたが）私もびっくりしました。こんなこともあるんですね。「先生たち、同じ洋服きてる」「どうして？」質問の嵐です。すると、担任の先生、「言わなかったっけ？」「今朝、電話して、きょうは、何を着ていくか相談したんだよ」「それで、きょうも、暑くなりそうだから、クールビズで、これに決めたわけ」よく、とっさにこれだけのことが話せると思い、私は感心してしまいました。でも、明日、違う洋服になったら、きっと、子供達は、「きょうは、相談しなかったの？」って言うんでしょうね？そうしたら、今度は、担任の先生、なんておっしゃるのかしら。とっても楽しみです。－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・驚いたことに、きょうは、教頭先生とお揃いになっちゃいました。水色のチェックのシャツに、ネイビーブルーのパンツ。

  July 3, 2005

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• もしかして？

  前の仕事を辞めて、５ヶ月たちました。辞めたばかりの頃は、精神的にボロボロでした。私の人生は、もはやこれまでかと思ったこともありました。私が講座を開いていた曜日がやってくると、自分でコントロールできない気持ちに押しつぶされそうになり、息が出来なくなるほどでした。ところが、その２ヶ月後、思いもしなかった仕事が、私の所に舞い込んできました。新しく決まった仕事については、夫も両親も大変喜んでくれました。友だちにも「あなたは、本当に強運の持ち主だわね」といわれました。そして、そこで素敵な方々に出会い、毎日、楽しく仕事をしています。この仕事、この職場に出会えたことを、最高にハッピーだと心の底から思っています。しかし、私は、未だ、以前、仕事をしていた場所の前を通ることが出来ません。近づくと、イヤなことを思い出して、動悸がしてくるのです。よく行っていたスーパーにも行くことが出来ません。誰かに会うのが怖いのです。以前の私は、スーパーなどで、講座の方々や団体の関係者にお会いすることを楽しみにしており、遠くからでも「○○さん」と声をかけるほどでした。このことは、「この年になって、外で名前を呼ばれることなんてなかったから、とってもうれしかった」というコメントをたくさん頂いておりました。（今、考えれば、かなり幼稚な行為だとも思われますが）その私が、声をかけるどころか、なるべくなら、会いたくないと思い、知り合いの方を見かけると、隠れるようになってしまったのです。母は、そんな私を見て「ふつうにしてればいいのよ。会ったら、こんにちはって言えばいいだけじゃない？」といいますが、それができないのです。もう少し、時間がたてば、こんな気持ちも無くなっていくのかもしれませんが、これって、もしかして、ＰＴＳＤ？

  July 2, 2005

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• お直し

  いつも、早めにお稽古に来る１年生のＳちゃんが、時間ギリギリになってから息を切らして、レッスン室に入ってきました。私「Ｓちゃん、きょうは、学校で何かあったの？」Ｓちゃん「うん、お直ししてたの」私「お直し？」Ｓちゃん「先生、お直し知らないの？」私「知らないわ。教えてくれる？」Ｓちゃん「あのね、宿題とかテストとかで、間違えた所があった子は、帰りの会が終わってから、お直しするの」私「ふーん、そうなんだ」私が子供の頃は、この「お直し」のことを居残り勉強、縮めて「のこべん」と呼んでいました。ちなみに私も、昨晩、首のスジの痛みに耐えながら、必死で、明日使う資料を作ったのですが、きょう、教頭先生の赤ペンがいっぱい入ってしまい、ずっと「お直し」していました。やり直しっていうと、きつい感じがしますが、「お直し」はなんかいいですね。新しい仕事に就いて３ヶ月、初めて感じたちょっぴりストレスでした。

  June 29, 2005

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• 「おめでとう」ということば

  きょう、体育の時間に、今まで練習してきたマット運動の総まとめをしました。得意な子もいれば、苦手な子もいるので、それぞれが与えられた課題を練習してきました。苦手な子はどうしても後込みしがちになり、はじめは、なかなか練習しようとしませんでした。それでも、励ましたり、ノルマを与えたりして、ようやく、少しずつ、課題が出来るようになってきました。「さあ、じゃあ、きょうは、みんなの前で１人ずつ、出来るようになったワザをやってみよう！」前転は簡単でも、後転は難しく、ひたすら、取り組んできた子がいます。マット運動はあまり得意ではなく、自信がないＳくん。先生からの注意を守って、いざ本番。今まで練習してきた中で、本番が一番上手にできました。私は、先生が、Ｓくんに「よく頑張ったね！」とか「上手にできたね」と声をかけられるのだとばかり思っていました。しかし、先生のかけたことばは、「おめでとう」でした。ビックリしたのと同時に、私は、感動してしまいました。なんて素敵な「おめでとう」なんだろうと思いました。私は、きょうまで、スポーツの世界で「おめでとう」ということばが使われるのは、試合に勝ったときだけだと思っていました。こんな使い方もあったんですね！音楽の世界でも、「おめでとう」をよく使います。コンクールで入賞すれば、もちろんですが、デビューして「おめでとう」発表会にこぎつけて「おめでとう」コンサートが成功して「おめでとう」でも、この曲が弾けるようになって「おめでとう」というのは、たぶん聞いたことがないと思います。子供の本には、最後のページに、修了証書のようなものがついていることもありますが。これから、私は、音楽の世界のいろんな場面で、さりげなく「おめでとう」を使いたいと思っています。

  June 27, 2005

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• お願い

  近所のスーパーに行ったら、短冊に願い事が書けるようになっていました。♪笹の葉さーらさら・・・もうそんな季節になったんですね。私もお願いを書いちゃおうかなとも思いましたが、近頃の私は、とってもハッピーですから、これ以上、欲張ったら、神様に叱られそう。帰りに、運転しながら、以前、とある大学の講座に参加したときに教えていただいた、小学生の書いた「お願い」という歌の歌詞を思い出し、思いっきり大きな声で歌いながら（車の中ですから）帰ってきました。途中から、感動して、泣けちゃいました。「お願い」私のお願い、聞いて下さい。優しい人になれますように。誰からも愛されますように。友だち大勢できますように。私のお願い、聞いて下さい。どんなに辛く苦しいときも、涙が出るほど悲しいときも、いつだって勇気を持てますように。私のお願い、聞いて下さい。いつでも笑顔が絶えないように。素敵な歌が歌えるように。みんなが幸せでありますように。ワー！また、泣けて来ちゃった。

  June 25, 2005

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• 収穫

  きょうは、学校菜園で出来た野菜を初めて収穫しました。プチトマト・さやいんげん・なす・きゅうり・じゃがいも・ピーマン・・・八百屋さんができそうなくらい、いっぱいとれました。プチトマトときゅうりは、冷蔵庫で冷やして、給食の時、そのまま食べました。何といっても無農薬ですし、おまけに完熟。本当に美味しかったです。じゃがいもは塩茹でして、粉ふきいもに。なすとピーマンは、麻婆茄子をつくりました。それからもう一つ、実は、この野菜が入っているカゴも子供達の手作りです。近頃、流行のエコクラフトで、何度も何度も作り直してようやくできたカゴです。現在は、もっともっと凝った大作を作成中。みんなで苗から育てて、収穫したモノをまたみんなで調理して・・・子供達より私が１人で感激していました。こういうことって、今までの私の人生の中では、一度もなかったので。いいものですね。ホント。ニートといわれている若者達に、ぜひ農業をオススメしたい。ちょっと飛躍しすぎかな？

  June 24, 2005

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• 家が無くなる！

  私たち夫婦は、いわゆる官舎（教職員住宅）に住んでいます。古いけど、二人なら、十分の広さですし、駐車場代もゼロ。家賃を聞いたら、きっと「これだから、公務員はズルイ」といわれる金額です。教職員住宅廃止の噂は学校関係の方から聞いていたものの、今日、はじめて、正式に通知が届き、かなりショックです。おまけにちょうど今日、他の教職員住宅に住んでいらっしゃる先生と、「やっぱり、あれは、噂に過ぎなかったんですね」なんて、勝手に確認しちゃったばかりでした。実際に出ていかなければならないのは、何年か先の話らしいのですが。「もともと、一生ここにいられるわけじゃないしさ」「ゆっくり考えればいいことなんだから・・・」「新しい家で、快適に暮らすっていうのも悪くないんじゃない？」と、夫は相変わらずの大物ぶり。住宅を買う人たちって、どんなことをきっかけに考え始めるのでしょうか？明日から、急にケチケチしそうです。

  June 21, 2005

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• ダイエット

  大変なことになりました。なんと２週間後から、水泳の授業が始まるらしく、ということは、、私も、子供達と一緒にプールに入らなければならないのです。どうしよう！！後２週間しかないんです。もっとはやく知らせて欲しかったなあ。というか、私が、うっかりしていたんですよね。とっても素敵な体育の先生の前で、みっともない水着姿になるのは、絶対に絶対にイヤ！痩せて見える水着買うってのも残されてますが・・・とにかく、２週間、ダイエットに全力投球します。

  June 17, 2005

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• 冷蔵庫

  一昨日、突然、我が家の冷蔵庫が故障しました。冷蔵庫は、いつも使えて当たり前になっているものですから、本当に不便を感じました。昨日、一時間、お休みを頂いて、家電量販店に行きました。こんなことでお休みさせていただくのは、如何なモノかと思いましたが、「そりゃあ大変だね。気をつけて行ってらっしゃい」という優しい言葉がかえってきて、ホッとしました。きょうは、一日お休みを頂いて、今まで使っていた冷蔵庫の整理に始まり、新しい冷蔵庫を使えるようにするまで、ホント重労働でした。このことに、夫はまるで無関心だったので、今朝「あなたは、帰ってくると新しい冷蔵庫にビールが冷えているのよね」というと、すかさず夫は、「君は、遠出するとき、運転したことないだろ？」と言われてしまいました。完敗です。

  June 16, 2005

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• 世界に一つだけの花

  もうすぐ合唱コンクールがあるので、教室から歌声がいっぱい聞こえてきます。私は、何よりの音楽好きですから、この環境、最高です！毎日、なんともいい気分。私がサポートしている養護学級は、「世界に一つだけの花」をうたうことになっています。私は、とりあえずピアノが弾けるので、伴奏をすることになっているのですが、伴奏の練習をしながら、弾き歌いをすると、涙が止まらなくなってしまうんです。歌詞に感動して。養護学級の子供達は、本当に「世界に一つだけの花」です。♪ナンバーワンにならなくてもいい。漢字がなかなか覚えられなくってもいい。計算がはやくできなくてもいい。彼らは、自分の世界や自分だけの時間の流れをもっていて、いつも前向きに頑張っているから、それで十分だと思うのです。♪頑張って咲いた花はどれもきれい。素直な心をもち、本当に人にやさしい子供達です。♪一人一人違うのにその中で一番になりたがるそうですよね。私たちは、他の人が自分より下の立場にいると、安心しているのに、同じ立場になると、焦り始め、少しでも上に立とうとでもすると、足をひっぱろうとする。でも、彼らは、そういうことはしません。お友達が何ができるようになると、心の底から拍手を送り、いっしょに喜びます。他の子達のペースについて来られない子には、全力でサポートします。自分の与えられた仕事を黙ってこなし、他の子がどうだのこうだの言いません。♪もともと特別なオンリーワン彼らはみんな、神様から与えられた特別な使命を持っているような気がします。当日、泣かないで伴奏弾けるかな？とっても心配。

  June 13, 2005

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• リラックス

  きょう、偶然、街で、同じ学校に勤務する先生にお会いしました。誰でもそうだと思いますが、オフの日は、やっぱり違うものですね。来ているお洋服はもちろん、お顔まで違って見えました。お話をしているうちに、いろんな事がわかりました。まずは、私の高校の先輩だったということ。まあ、これは、地元の高校なので、よくあることで、べつに珍しいことではないのですが、なんと、夫の大学の先輩でした。大学は、星の数ほどあるわけですから、驚きました。何だか急に親しみを感じてしまいました。おかしなものですね。そういえば、以前、初対面の方とでも、何かが同じだと、とっても安心出来るという話を聞いたことがありました。子供達と一緒にいる時間は、かなり私らしく楽しんでいますが、職員室では二ヶ月経った今もかなり緊張している私です。明日からは、少しリラックス出来るかも・・・

  June 12, 2005

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• 会釈

  海外にいって、ホテルのエレベーターにのると、見ず知らずの我々外国人にも、多くのかたが笑顔で「ハロー」といってくれますが、日本では、こういうこと少ないですよね。でも、我が国には「会釈」という素敵な挨拶があったはず。声は出さなくても、ニコっほほえんで、軽く頭を下げる。なんとも日本人らしくて、私、とっても好きなんです。子供の頃、学校で先生やお客さんとすれ違うときには「会釈」して通りなさいと教わったような気がするのですが・・・一日のうち、何度も廊下で子供達とすれ違いますが、「会釈」をする子は、ほとんどいません。かといって、黙って知らん顔する子もあまりいないんです。今の子たち、大きな声で「こんにちは」っていうんですよね。もうかなり慣れましたが、最初は驚きました。これはこれで、明るくて、さわやかで、とっても素晴らしいと思いますが、やっぱり日本人は「会釈」でしょ？

  June 7, 2005

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• 効果テキメン！

  先週のあるある大辞典は、肩凝りがテーマでした。どこが凝っているのか調べるテストをしたところ、夫も私も、見事に、背中も首も腕も凝っているという結果で、「これじゃ、肩が凝るはずだよね」と大笑いしました。その後、番組の中で紹介された改善方法をその場でやってみたのですが、実は、あまり効果が感じられませんでした。ところが、きょう、体育の授業が終わってから、何気なく、背中と腕の凝りを具合を試してみたところ、二つとも、バッチリ改善されているではありませんか！驚きました。肘をしめても、ちゃんと１８０度腕が開きましたし、指を組んでぐるっと回しても、きちんと腕が伸びました。今日の授業は、マット運動でした。といっても、私は、一緒にマット運動をしたわけではなく、前後のストレッチを一緒にやっただけです。（以前、一緒にマット運動したら、目の前にチカチカお星様が飛んじゃいました。）これから、ストレッチのファンになりそうです。

  June 6, 2005

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• 働き過ぎ

  夫は、４月から、ＧＷの３日間を除いて、お休みの日がありません。平日は、朝７時前には家を出て、帰宅は夜９時過ぎです。休日は、平日よりはやく５時には起きて、部活の試合か練習。職場が近く、通勤に時間がかからないことと、もう１人の顧問の先生ととても上手くやっていることがせめてもの救い。でも、つきあっている私の方が、もうへとへとです。夫曰く、「試合に勝てば、疲れは吹っ飛ぶ」でも、私の疲れまでは飛ばないみたいですが・・・毎年、夏休みだけは二人で旅行してきましたが、今夏はそれも無理。わが県が、何年に一度まわってくる、全国大会の会場になっているため、そのお手伝いで、夏休みはほとんどないとか・・雨なら野球はお休みなので、夫のためにも、私のためにも、梅雨入りが待ち遠しいデス。

  June 5, 2005

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• スポンジボブ

  昨日ピアノのお稽古に来たＣちゃん、買ってもらったばかりの携帯にスポンジボブのシールがいっぱい貼ってありました。私「Ｃちゃん、スポンジボブ好きなの？」Ｃちゃん「先生、スポンジボブ知ってるの？」　（おっと、これは、私のこと、流行に疎いオバサンだと思われてるかな？）私「もちろん。」　（といっても、昨夏、初めて知ったのですが・・）ユニバーサルスタジオで、このスポンジボブがストローボトルになっていて、子供達がそれぞれお気に入りのジュースをいれて、持ち歩いていました。黄色だから遠くからでも目立っていました。でも、まさかスポンジだとは思いもせず、チーズだと思っていました。近くで見てもぼこぼこしている感じが、まさにチーズですよね？スポンジだとわかったとき、日米の文化の違いを感じましたね。とってもかわいいので、年齢は忘れて、私たちもこのストローボトルを買い、「ボンちゃん」と名前をつけて、一日中持ち歩きました。（はっきり言って途中からジャマでしたが）ホテルに置いてくるのはしのびなく、もって帰ってきましたが、家では使えず、戸棚に閉まってありました。（むこうの冷蔵庫は大きくて、このまま入るんですよね、きっと）オークションに出そうかとも思いましたが、梱包が難しそうで・・・私「Ｃちゃん、先生ね、去年、ユニバーサルスタジオで買ったスポンジボブのストローボトルもってるんだけど、もし良かったら、使ってくれる？」Ｃちゃん「えっ！ホント？うれしいな」私「じゃあ、来週ね。忘れるといけないから、前の日にメールちょうだいね」ということで、アドレスをお互いの携帯に登録して、昨日のお稽古は終わりました。（もちろん、ちゃんとピアノも弾きました。ベートーベンのソナタでした）

  June 4, 2005

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• 養護学級の子供達

  養護学級には、様々な子供達が在籍しています。いいこと、良くないことにかかわらず、思ったこと、感じたことを全て表現する子、単なるわがままな子として扱いがちですが、正直で、素直な子だとも言いかえられるのではないかと思います。幸せなタイプといえるかもしれません。逆に、自分の気持ちをほとんど態度や言葉に出来ない子もいます。こちらが思わず、どうして、何も言わないの？言っていいのよ。と言いたくなるくらい。昨日、養護学級の子供達が移動教室の授業に、一分くらい遅れてしまいました。私が勤務している学校では、「チャイムで着席」ということにかなり力を入れているようです。（夫が勤務する学校でも、このことは、重要視しているようで、ケジメがなくなるからとのことです）移動教室に子供達が到着するやいなや、担当の先生が、烈火のごとく子供達を怒鳴りつけました。正直言って、私でさえ、心臓がドキドキしてしまうほど。さんざん怒った後、子供達に理由を聞き始めました。（順序が逆ではないでしょうか？）子供達は、みんな黙っていました。どうして？授業が始まって、ややしばらくしてから教室に到着する先生もいらっしゃいますが、子供達は、決してその先生をせめたりしません。昨日、子供達が少し遅れたのには理由がありました。教科係の子が、その先生を呼びに職員室へ行ったのですが、先生がいらっしゃらず、探しているうちに時間が経ってしまったこと、同じクラスの子の体の具合が悪く、みんなで、その子の心配をしていたこと。でも、子供達は、それを先生に話しませんでした。いえ、話せなかったと言った方がいいかもしれません。そんな子供達がもどかしく、代わりに私が言ってあげたいと思いましたが、やはりそれはしてはいけないことだと思ったので、私も何も言えませんでした。子供達が黙っていたのは、自分たちのしたことが良くないことだったと認めたわけではなく、（先生は、そう決めつけていましたが）言いたいけれど言えなかった、どう表現したらいいのかわからなかっただけのことなのです。彼らの将来が不安になりました。仕事に就き、上司から理不尽なことをいわれても、彼らは、黙って耐えるのでしょうか？君たち、後一年で、きちんと自分の気持ちを話せるようにがんばろうね！それって、生きていく中で、とっても大事なことだよ。

  May 21, 2005

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• 健康的な生活

  「健康的だよね」人に言われて、初めて気が付きました。最近の私は、本当に健康的な生活をしています。まずは、体育の授業に参加させてもらっているということです。昨日は、小学校以来のサッカー。（サッカー王国に暮らしていても、自らプレイすることはないですから）サッカーをしているときは、何も感じませんでしたが、昨夜から何となく足に違和感がありました。寝ているとき、筋肉痛に気づきはじめ、今日はもう朝から大変。一日中、階段を下りたり、イスから立ち上がるときは、戦いでした。でも、今までの私は、定期的に体を動かすことなどありませんでしたから、筋肉痛は少々辛くても、体にはとってもいいことなんですよね。もうひとつは、畑です。子供達と一緒に学校の畑で、野菜作りをしています。毎日、お日様の下で、水をかけ、雑草を抜き、お世話は決してラクではありませんが、日々成長していくお野菜に、心が癒されます。きょう、「じゃがいもの花」が咲きましたので、写真を載せました。↑そしてなにより、嫉妬やイジメから解放され、素敵な人達に囲まれて仕事をさせていただいていることが、最高に健康的！！　　

  May 17, 2005

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• カラオケボックス

  先日、義母さんと一緒にカラオケボックスに行きました。義母さんは、学生時代から歌が好きで、現在もコーラスグループに入っています。きっかけはよくわからないのですが、最近、そのコーラスグループの何人かとよくカラオケボックスに通っているようで、ずっと一緒に行こうと誘われていたのですが、なかなか時間が合わず、先日、ようやく、一緒に行く時間が持てました。カラオケボックスに入ると、義母さんは、「あなたに歌ってもらいたいと思っていた曲があるのよ」といって、いっぱい、予約を入れました。その数にはもう、びっくり。しかも、義母さんは、自分自身がよくわからないところを私に歌ってもらって、覚えようとしていたらしく（つまりは、レッスンをうけたいってことですよね）同じ曲を、何回か続けて予約するんです。全部歌い終わったときには、もう、のどがカラカラでした。私は、カラオケより、自分のピアノ伴奏で歌う方が好きなので、今まで、カラオケボックスとは、ほとんど縁がありませんでした。点数やコメントが出るのですね。音大卒のプライドがあり、何としても、満点を出したいと思いました。幸い、以前、講座で扱った曲が、義母さんのリクエストの中にあり、満点を出すためにこれを歌ったのですが、ダメでした。でも、これって、失礼じゃありません？わたし、完璧に歌ったはずなのに・・マイナス２点は、一体何？義母さんは、「やっぱり、すごいわね。私は、そんないい点数でたことないわよ」とほめてくれましたが、私は、納得できません！！

  May 16, 2005

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• ボランティア

  ピアノのお稽古に来た５年生のＴちゃん、「今度の学校のキャンプで、歌の伴奏することになっちゃった」「だってね、リクレーション係で、ピアノ弾けるの私だけなんだもん」「だから、先生、教えてね」私「そうなんだ、良かったじゃない」「それで、曲は何なの？」Ｔちゃん、カバンから歌集を取り出し、「これとこれとこれ、３曲もあるんだ」（遠き山に日は落ちて・キャンプだホイ・今日の日はさようなら）いずれも、よく歌われるおなじみの曲です。「わたし、この歌、全然知らない」私「えっ！そうなの？」（これは、困った）音楽に詳しくない人にはなかなかわかってもらえないことかもしれませんが、歌の伴奏をするということは、そんなに簡単なことではありません。ピアノが弾けるというだけでは、伴奏は出来ないといってもいいかもしれません。その歌がきちんと歌えないと伴奏は出来ませんし、途中で止まったり、速さも自由に調節できるくらいじゃないと、上手く伴奏できません。Ｔちゃんがもってきた歌集の楽譜は、メロディーだけで、伴奏はついていませんでしたし、もちろん指使いもかいてありません。リズムも細かいもので書かれていましたから、Ｔちゃんには、このままでは弾けそうもありませんでした。音が高くて、このままじゃ歌いにくいのではと思われる調の歌もありました。私は、とっさに、ピアノが弾きやすく、歌も歌いやすい楽譜に書き直す必要があると思いました。私「Ｔちゃん、特別レッスンに来ないと無理かもしれないわね」　「先生が、明日までに、Ｔちゃん用の左手もついた楽譜を書くから、明日、また来てくれるかな？」ということで、昨日のレッスンは終わりました。そして、昨晩、私が、その楽譜を書いていると、夫が「それって、おかしいよ」といい始めました。私、「どうして？」夫、「それは、学校の先生がやる仕事だよ。」 「学校の先生が、その子に弾かせる楽譜を書いて、弾き方をピアノの先生に教えてもらいなさいというのが、スジだろ？」　　「学校の先生がその楽譜を書けないのなら、ＣＤか何かで、キャンプファイヤーの歌を歌えばいいだけ、違うか？」　言われてみれば、全くその通りです。更に夫、「自分の専門で、ボランティアするっていうのは、如何なモノかな？」　　　　「楽譜が書けるというのは、無形の特殊な能力で、誰もができるというわけじない。もし、有形のモノだったら、それ、欲しいからタダでちょうだい！っていうのと同じことだよ。そんなに自分を安売りしなくていいんじゃないの？」　　　考えさせられました。私は、「Ｔちゃんが、キャンプファイヤーで、歌の伴奏を上手にして、自信につながればいいなあ」という安易な考えで、楽譜を作ってしまいました。もう少し、きちんと考える必要があったのかもしれません。これからは、自分自身も大切にしていこうと思います。来週、Ｔちゃんが学校に、私が作った楽譜をもっていったとき、それを見て、学校の先生は、どう思うのでしょうか？

  May 14, 2005

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• 25歳

  最近の私は、体育やその他でとにかく外にいることがとても多く、日焼けが気になります。このままいったら、夏までに私は真っ黒です。それは、絶対にイヤ！！以前、ディズニーランドのお土産で、サンバイザーを頂き、おそらく使うことはないと思っていましたが、それが役立つときがやってきました。さっそく、体育の授業でかぶってみたら、子供達が「それ、なに？」「上がないじゃん！」（そうくると思ったわ）私、「日焼けしないための帽子よ、これかぶると、まぶしくないし」子供達、「ふーん。日焼けするのイヤなの？」するとそこへ体育の先生、「君たちは、若者だから、日焼けしてもいいんだよ」当然ですが、子供達、「先生、何歳？」（ほら、そうなっちゃうじゃない）私、「２５歳はお肌の曲がり角って昔からいうのよ」子供達、「先生、２５歳なんだ」（おっとっと、そうきたか、じゃあ、そういうことにしておこう）というわけで、私は、２５歳ということになりました。（そんなわけないじゃん）

  May 11, 2005

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• すずめ

  体育館に雀が迷い込んできました。逃がしてあげようと、窓を開けていたところ、間に合わず、ガラスに雀が激突してしまいました。子供達が雀に駆け寄ると、「先生、まだ、動いてるよ」すると体育の先生、そうっと雀を手のひらに載せて、水道の方に連れて行きました。「この雀は、脳しんとうしてるだけだから、ちょっと、水をあげると、元気になるかもしれないよ」私は、「へー、そうなんだ」と、１人で感心していました。このハプニングで、授業は中断し、子供達の関心は雀に集中。「先生、ぴくぴくしてるよ。しかもすごくはやく」すると体育の先生、「小さい動物はね、みんなドキドキがはやいんだよ。　象のように大きい動物は、ドキドキがゆっくりなんだゾー」とオチまでつけて下さったのですが、子供達は雀を心配するあまり、だれもこのオチに気づかず、私１人でうけてました。授業が終わり、静かな木陰に雀を連れて行きました。しばらくして、子供達と見に行きましたが、もう、そこには、雀はいませんでした。「元気になって、また、飛んでいったんだよね」「よかったね」めでたしめでたし。

  May 10, 2005

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• ハンカチの木

  まだＧＷが続いている方も多いかと思いますが、残念ながら、私たち夫婦にとって、ＧＷは既に過去形です。きょうも、街でのんびりしている方を大勢見かけ、思わず、ため息ついちゃいました。このＧＷ、私たちは、実家に帰りました。そのとき、近くの公園で、「ハンカチの木」を見つけました。中国の西部原産だと書いてありました。今まで、名前も聞いたことありませんでしたが、確かに、白いハンカチが、木にいっぱいつけてあるかのようにみえるのです。花でもなく、葉でもなく、白いのはいったい何なんでしょう？

  May 6, 2005

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• 職員室で　

  昨日、私の勤めている学校の近くに変質者があらわれ、騒ぎになりました。職員室にやってきて、生徒「先生、変な人がいました」対応にでた教頭先生「どんな感じの人だった？」生徒「うーん」なかなか上手く伝えられません。困った教頭先生「例えば、先生方でいうと誰みたいな感じかな？」するとさっきまで言葉に詰まっていた生徒がさらりと「○○先生みたい」教頭先生「○○先生、いるよなあ？」そこにいた○○先生「オイオイ」職員室は爆笑に渦となりました。

  April 23, 2005

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• 実行委員会

  最近は、学校でも「セクハラ」がよく問題になります。トラブルが起こらないよう、細心の注意をはらっていることがよくわかります。１０年以上という長い間、学校とブランクがあった私は、ちょっと気を使いすぎなのでは・・・と思うくらいです。これは、夫が勤めている学校での話。昨年から「セクハラ対策委員会」を設けたとのこと。「セクハラ対策委員会」とは、先生が中心になって、生徒と一緒に対策を考えていく会のことなんだそうです。ある日の朝の打ち合わせ。教頭先生「本日、昼休みに、セクハラ実行委員会を行います！」と力強いお言葉。その場にいらした先生方「？？？？？実行委員会？」実行委員長はもしかして教頭先生かしら？

  April 23, 2005

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• 満開

  きょう、近所のお宅で、見事にガーデニングされたお庭を見つけました。心にゆとりがないときは、よそ様のお庭など、全く目に入りませんでしたが、ようやく私の心にも余裕が出来てきたようです。いろいろな種類のチューリップがたくさん咲いていて、ほんとうにきれいでした。最近は、一口にチューリップといっても、色も形も多種多様ですから。私のレッスン室には、今、エニシダとナデシコが生けてあります。きょう、お稽古に来た一年生Ｓちゃん「先生、お花、きれいね」私「そうね、先生ね、お花大好きなのよ」Ｓちゃん「クリスマスみたいね」私「えっ？クリスマス？」Ｓちゃん「「白いお花が雪みたいだから」なるほど。エニシダは満開で、確かにツリーのように見えないこともない。その上、ナデシコは真っ赤ですから、クリスマスカラーですよね。子供の柔軟な発想は、素晴らしい！！

  April 19, 2005

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• 先生が優しい！

  私が中学生だったときに比べて、先生が優しいことに驚きます。とにかく、学校で大きな声を聞くことがないんです。おっかない代表のように思っていた体育の先生も、とってもソフトでスマート。今まで、夫が電話で生徒と話をしているのを聞き、ずいぶんやさしい話し方する人だとずっと思ってきました。でも、これは、夫だけではなかったようです。ほとんどの先生が、生徒にとってもやさしい接し方をしているんです。授業中も、子供達が恥をかかないように細やかな気配りがされていて、逆にこんなでいいのかなと思ってしまうくらい。そんな先生方のお姿を近くでみせていただき、毎日、心が洗われるような気持ちです。いじめの世界から抜け出せて、本当に良かった！！

  April 18, 2005

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• 部活未亡人

  同じ学校の先生方から、「ダンナは、部活、何やってんの？」最近、よくこの質問を受けます。「野球部です」と答えると、決まって「じゃあ、部活未亡人だ！」といわれます。初めて聞きました。「部活未亡人」確かに、土日は、ほとんど試合や練習で出掛けますし、ＧＷはもちろんのこと、夏休みもずっと部活です。夫は、昨晩も飲み会で、かなり遅く帰ってきましたが、今朝は、５時に家を出ました。部活の手当があるわけでもないのに、「よくやるわね」といおうか「エライ」といおうか・・幸い、私は、仕事も持っていますし、多趣味で、１人遊びが得意なタイプですから、部活未亡人でも平気です！！きょう、試合に勝つと明日も試合だったそうですが、幸か不幸か負けたので、明日は、久々、ゆっくり朝寝坊が出来そうです。これだけは、やっぱりうれしいですね。

  April 16, 2005

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• ビリーブ

  きょう、音楽室から、どこかで聞いたメロディが流れてきました。「何だっけ、この曲？」「先がわかるんだから、この曲、絶対にしっているはずだわ」しばらく考えました。「わかった！ビリーブだ」「私が大好きな曲じゃないのよ」ビリーブは、講座でもさんざん歌った曲ですし、手話付きで、発表会でも演奏したことがあります。それなのに、どうして、すぐにタイトルがわからなかったのでしょう？答えは、テンポが全然違ったんです。つまり、１０年の間に、すっかり、私自身がお年寄りのテンポになってしまったんです。お年寄りは、テンポが速い曲は苦手な方が多いので、ついついゆっくりになってしまうんですよね。新しい曲は、一つの音にたくさん言葉がついているモノが多いので、テンポを落とさないとわかりにくいということもありました。中学生の歌う「ビリーブ」は、流れがあって、とってもスマートでした。私は、落ち込んだとき、自分への応援ソングとして、この歌を弾き歌いすることがよくありますが、これからは、ちょっと、テンポも考えなければいけませんね。それにしても、習慣って恐ろしい！！ちなみに、テンポとはもともと速さの意味ではなく、気候らしいです。暑いとだらだらして、寒いときびきびするからでしょうか？音楽用語で面白いのは、フェルマータ。少しのばすとか、ここで終わりという意味で使われることばですが、本来はバス停の意味。（以前、ローマで確認しました）フェルマータの記号を書いて、その下に長い棒をつけると、確かにバス停に見えます。

  April 15, 2005

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• 教頭先生

  教頭先生というと、なぜか私は、こんなイメージを持っていました。まず、初老。普通そうですよね、経験を積んだ方しかなれないのですから。次に、ハゲ頭。しかも波平さんのような感じ。それから、レンズのかなり厚い感じのメガネ。そして、背は余り高くなく、見事なビール腹。ところが、昨日、私がお会いした教頭先生はというと、年齢は、見たところ４０代前半。もちろん、初老とはほど遠い。髪は短めにカットされていて、背は１８０センチ以上。おまけに、ダブルの紺ブレ、金ボタン、ブルーのボタンダウンに、えんじ色のネクタイ。スクールウォーズの滝沢先生のようでした。こんなかっこいい教頭先生もいらしたんですね。私、圧倒されてしまいました。明日から、夫ももう少しおしゃれに変身させなきゃ！！

  April 6, 2005

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• 風邪をひいた

  昨日から、鼻がムズムズして、体がだるく、いよいよ私も花粉症になってしまったのかと思っていました。でも、今朝になったら、熱まででて、花粉症ではなく、風邪だということがわかりました。今朝、子供の頃からずっとお世話になっている近所の病院にいったら、「本日休診」の張り紙。どうしよう、困った！！と思っていたら、偶然、先生が、ご自宅から出ていらしたので、お願いして診ていただきました。お薬を頂き、きょうはその後、ほとんど寝ていました。今朝は、全身の筋肉が痛くて、コキコキ、ロボットみたいに歩いていましたが、痛みもなくなりました。薬の力って本当にすごいですね。私は、風邪をひいたとき、熱が出て、のどが痛くなったり、咳が出たりすることはありますが、くしゃみや鼻づまりは、ほとんどありません。でも、、今回は、ちょっと違うようです。以前、くしゃみ３回○○３錠というＣＭがありましたが、昨日からのくしゃみを数えたら、たぶん、その薬を１瓶全部飲まなきゃいけないことになると思います。昨晩は、鼻づまりもあって、よく寝れませんでした。のどは、仕事柄、痛いことはよくあり、熱も出やすいタイプなので、慣れていて、それほど辛くはないのですが、くしゃみと鼻づまりは、私にとってはたいへんなことです。とても疲れました。（だから、花粉症かと思っちゃったわけですが・・）４／５から、仕事が始まるので、それでに絶対直したいです。

  March 31, 2005

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• さくらの思い出

  いよいよ開花宣言が出されました。（といっても私が住んでいるところはの話ですが）これから順に開いていく桜、満開の桜、そして散り際の桜、桜吹雪、本当に楽しみです。右の桜も先日のお菓子まつりの作品です。以前、中国山奥、チベット近くの小学校を訪れたときのことです。同じ訪問団の中に、歌がとても上手な方がいて、私がピアノ伴奏し、子供達の前で、小さなコンサートでも開こうかということになり、数曲、練習していきました。その中の一曲が「さくら」でした。ところが、その学校には、ピアノどころか、机や黒板、窓ガラスや電気もありませんでした。校舎そのものも、山小屋に近いような気がしました。「さくら」はアカペラで歌い、通訳の方に、日本の桜のことを少しだけ話して頂きました。私は、もっていったリコーダーで、中国の「茉莉花」（ジャスミンのこと）という歌を吹きました。（中国の歌は、この曲しか知りませんでしたから）楽器などほとんどないところでしたが、先生は「ドレミ」を知っていらっしゃるようでした。もしかして、今もあのリコーダーを使っていてくれたらうれしいですが・・村の人々も、私たちの訪問を歓迎して下さり、素敵な手作りの民族衣装と踊りを披露してくれました。村人のシャイな笑顔が印象的でした。桜が咲き、「さくら」を耳にするようになると、この時のことを思い出します。

  March 30, 2005

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• 世界のお菓子まつり

  きょうは、近くで行われている「世界のお菓子まつり」というイベントに行ってきました。春休み中の日曜日ですから、会場は、超満員で、甘い匂いと熱気がものすごかったです。それほど長居はしませんでしたが、疲れました。そこで、タイムリーなモノをみつけました。「世界のお菓子まつり」ですから、これ、全部、お菓子で出来ているんですよ。（本当の愛・地球博も、ぜひぜひ行ってみたいです）会場でちょうどお昼になり、なぜか大阪のたこ焼き・広島のお好み焼き・横浜の肉まんを食べ、全国の有名なアイスクリームを買ってきました。夫は、あと数個で売り切れというアイスクリームをゲットし、自慢げに「間に合って良かった」というので、「それ、買いたかったの？」と聞くと、「べつに」「でも、あと一個とかいわれると買わなきゃ損って気になるジャン」全く、限定品に弱いんだから。

  March 27, 2005

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• うれしい春がやってきた

  きょうは、とてもうれしい知らせが届きました。その知らせとは、諦めていた仕事の採用通知で、自分でも信じられません。まさに、「捨てる神あれば、拾う神あり」です。今年１月、１０年間、全力で取り組んだＮＰＯ活動にピリオドを打つことになり、本当に辛かったけれど、もし、その活動を辞めなかったら、再び、現場に戻ることはなかったわけですから、人生って面白いですね。立場は少し違いますが、夫と同じ現場に立つことになり、夫にはさっきから「現場は厳しいゾ。」と脅かされています。でも、夫もとても喜んでくれました。落ち込んだ私の最大・最強の応援団長は、間違いなく夫でしたから。ここのところ、悲しい涙、くやしい涙の連続でしたが、きょうは、とってもうれしい涙です。明日は、ＮＰＯの講座の閉講式です。晴れやかな気持ちで、出席できることに感謝です。

  March 25, 2005

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