～亀さんのピアノ～

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• 職員室留学

  駅前留学ということばが、コマーシャルで使われていますが、私は、職員室留学で、英会話の勉強中。ＡＬＴの先生の席が、向かい側なので、とても話しやすく、私にとっては好都合です。きっかけは簡単なことでした。。昼休みの「Ｗｏｕｌｄ　ｙｏｕ　ｌｉｋｅ　ｓｏｍｅ　ｃｏｆｆｅｅ？」からはじまりました。一人分ずつ入れるドリップコーヒーを彼女にさしだし、給湯室で入れ方を説明しました。彼女は、ミルクとシュガーをたっぷり入れるのがお好みのようで、私にもすすめてくれましたが、以前、どこかで覚えた「Ｉ’ｌｌ　ｔａｋｅ　ｉｔ　ｂｌａｃｋ」を使ってみたところ、「センセー　エイゴジョウズネー」（もしかして、それまで、わたしは、全く英語がわからないと思われていたかも）その日から、私は、彼女に折り紙を英語で教えながら、楽しく、英会話を学んでいます。彼女は、学校で配られた様々なプリントで折り紙をしていますが、きっとこれは、私達が、英字新聞で、ラッピングするような感覚なんでしょうね。今週もどんな会話が学べるのか、とっても楽しみデス。      

  April 16, 2006

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• リング

  「先生、結婚してる？」「してるよ。なんでそんなこと聞くの？」「だって、指輪してないじゃん」 男の子でもこういうこと、気にするんだなあと思い、ちょっとびっくりです。 私は、ふだん、マリッジリングをしていますが、姉が、少し前に、ビーズアクセサリーにはまったことがあり、そのとき、いっぱい作ってくれたので、その日の気分やお洋服に合わせて、ビーズのリングをしていることがあります。きょうは、たまたま、そのビーズのリングをしていただけのことなのです。以前、親子でピアノのお稽古にいらっしゃっていた方から、「娘が、先生、この頃、いつもとってもかわいい指輪してるんだけど、結婚指輪はしていないのよ。まさか、離婚したんじゃないよね？と心配しているのですが・・・」といわれたことがあります。そのとき、「やっぱり、女の子は、アクセサリーが気になるんですね」という話になりましたが、どうやら、指輪がきになるのは、女の子だけじゃないようです。 子供の視線、視点は、本当におもしろいです。

  April 14, 2006

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• お疲れモード

  新一年生のＳくんは、思ったことが全部言葉になって、口から出てしまうので、とってもかわいいです。朝から、「もう、おうちに帰りたい」 先生「おうちに帰って、何したいの？」Ｓくん「ゆっくりねたい」先生「そうだね。でも、きょうはもう木曜日。明日、1日頑張れば、ゆっくり寝られるよ」 Ｓくんの気持ち、よくわかります。まだ、新時間割ができないため、私もお休みがとれず、かなりお疲れモードです。（実は、ここのところ毎日、帰ってくると、微熱がでてしまうほど） 授業中には、Ｓくん「ぼく、○○中、もうやめたい」先生「どうして？」Ｓくん「小学校に帰りたいから」先生「でもさ、卒業証書もらっちゃっただろ？もう、小学校には帰れないんだよ」 そうよね、中学は、いろいろ大変よね。中学は、大人になるために、練習をしているの。君にとって、大人になることは、とっても大変なことかもしれないね。でも、頑張ろうね。応援してるからね。 彼の言動を見ながら、きょうは、1日中、心の中で、こんなことを思っていました。 

  April 13, 2006

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• 一年生

  小学生から、中学生になったばかりの一年生たち。慣れない学校、慣れない先生方、慣れない制服・・・いろいろなことに気疲れしている様子がみられます。先週、お昼休みに、一年生の一人が、どこかに行ってしまい、大騒ぎになりました。結局、小学校の時の友達のところに行っただけのことだったのですが、今朝、先生から「教室から離れて、どこかに行くときは、先生に言ってからにしなさい」と注意されたＫくん。すると、早速Ｋくん「先生、トイレに行ってきていいですか？」先生「いいですよ」Ｋくん「行ってきます」先生「いってらっしゃい」戻ってきたＫくん「行ってきました」それに対して、先生がなんとお答えになるのか、私は楽しみに聞いていました。先生「ご苦労様でした」私一人で大笑いしていましたが、慣れない学生服やＹシャツに、トイレも大変。本当にご苦労様かもしれません。  

  April 10, 2006

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• 妻の休日

  きょうは、1日、お休みにしました。この一週間は、新しい年度が始まったことで、私にとっては激動の一週間でしたから、とにかく疲れました。来週もいつ休めるのかわかりませんし。お花の研究会もあったけれど、サボっちゃいました。夫も疲れたらしく、きょうは、部活を休みました。（生徒は、練習があったらしいのですが、もう一人の顧問の先生と、土日で交代制にしたらしいです）夫は、朝から出かけました。私にも行こうといってくれましたが、たまっている家事を考えると、とても出かける気にはなりません。二人で出かければ、帰って来た時、家事が片付いていることはないわけですから。ストーブを片付けたり、野球のユニフォームを洗濯したり、お布団を干したり。休日でなければできないことが、たくさんあるのです。世の中の夫婦で働いている人達、みなさん、家事はどう分担していらっしゃるのでしょう？学校での仕事量や責任の重さは、夫と私とでは比較にならないと思います。でも、私には、ピアノのお稽古や、日々の家事もあります。夫には、休日があり、私には、休日がないというのは、おかしくないですか？夫は、私が、こんなふうに考えていること、全く気づいていません。私が、家の中のことをやっている事は、もちろん知っていますが、頭のどこかで、それほど負担にもならず、自然に出来ていると思っているようです。帰宅時間も、私は、夫より遅くなりそうなときは、必ず、連絡をしていますが、夫は、仕事次第。やっぱり納得できません。  

  April 9, 2006

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• パシリ

  今度の学校には、夫のことを良く知っている先生がたいへん多く、夫と私を区別するために、私は、ファーストネームに先生をつけて呼ばれることになりました。昨日の事です。担任の先生が「☆☆先生、ちょっといってきてほしいところがあるんだけど」とおっしゃいました。ちょっと行って来て欲しい場所とは、銀行でした。親睦会の口座には、カードが作ってないので、窓口が開いている時間しか引き出せないとのこと。もちろん「ハイ、わかりました」といって、私は、銀行に行ってきました。金曜日だったので、銀行はとっても込んでいて、時間がかかってしまいました。学校に戻り、担任の先生に、「行ってきました」というと、すかさず、一人の生徒が「先生、女の子をパシリに使っちゃいけませんよ」（オイオイ、女の子って私？）私ひとりで、ウケちゃいました。するどい突っ込みに困った担任の先生「先生は、女の子じゃないだろ？」生徒「そうなの？」担任の先生「先生は大人だからね」生徒「先生、大人なんだ。知らなかった」覚えてね！☆☆先生は、大人です。  

  April 8, 2006

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• 先輩

  養護学級に一年生が二人入ってきました。私の中に、偏見のようなものがあり、先輩の３年生と後輩の一年生は、主人と奴隷のような関係になるのかなと思っていました。挨拶をしないとかで、呼び出されたり、後片付けは全部後輩がしたり・・・ところが、きょう、養護学級の中で見た先輩と後輩は、全く違いました。いろいろなことがまだわからない後輩に、優しく教える先輩と、それに対して、きちんとお礼が言える後輩。着替えに時間がかかる後輩に「君、もう出来た？」　「手伝おうか」　「君の靴、紐がほどけてるよ」威張り散らすのが先輩じゃないはず。自分が先輩にそうされたから、後輩にやり返すのではなく、自分がされてイヤだったことは、後輩にはしないのが本当ですよね。先輩のあるべき姿を教えてもらいました。先輩の優しさに感動です。   

  April 7, 2006

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• 異文化交流

  職員室の私の席の向かい側に，ＡＬＴの先生がいらっしゃいます。髪は金髪、でも、日本語はかなり理解していらっしゃるようです。お昼ご飯のとき、（彼女流に言えば、lunch　ｔｉｍｅ）彼女が、バッグの中から取り出したものは、なんと小さな風呂敷に包んだお弁当箱。ちょっと意外でした。紙袋に入ったサンドイッチが出てくるのかなと思ったからです。面白かったのは、次から。お弁当箱の次は、まるごとのりんご。そして、パックに入った冷奴。おもしろいです。異文化交流。日本人には、お弁当として冷奴を持っていくという感覚はないですから。とっても食べにくそうに、冷奴をお召し上がりでした。ヒトによるかもしれませんが、彼女は相当疲れているのか、式典の間、数え切れないほどの大あくびを連発していました。堂々たる大あくびで、口を押さえることもせず。あくびするとき、口をおさえるのは、もしかして、日本文化？これからの彼女の行動が、とっても楽しみな私です。

  April 7, 2006

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• 入学式で私もデビュー

  きょうは、始業式と入学式でした。驚いたのは、入学式の呼名でした。しかも、男の子も女の子もみんな「～さん」（クラスでも、そうやって呼ぶのかな？）これもジェンダーフリーの考えからなのでしょうか？この学校は、集会など、体育館に集まったとき、一言もしゃべらないというのが伝統になっているそうで、オミゴト。実に、気持ちのいい始業式でした。それにしても、式典は、緊張の連続で、心身ともに疲れ果てました。そういえば、昨年は、超久しぶりの「一同　礼」にかなり驚き、戸惑いました。今年は、もう慣れました。基本的に、こういうビシッとしたのは、嫌いじゃないです。子供たちにも会いました。笑顔の素敵な女の子、恥ずかしそうな男の子・・・また、今年も楽しくやれそうな予感です。昨年は、何もかも初めてでしたので、わたしにとっては、そこが全てでした。ですから、学校を去るときには、ものすごく抵抗があり、出来ればずっとここにいたいと思いました。しかし、それは、浅はかだったようです。新しい学校には、今までなかったいいことがいっぱいです。まずは、私の仕事の位置付けがとてもはっきりしているということです。これは、本当に助かります。次に、私の勤務時間もきちんとなっていて、今までのように、言うにいえないとか帰るに帰れないということはなさそう。「私の勤務時間は、何時までだけど、そんな時間に帰ったことない」とか「交通費など、今まで請求したことがない」なんていわれ、はっきりいって、本当に迷惑でした。でも、一番良くなかったのは、私自身がはっきり言わないことで、それが、けじめをなくしていたのだと思います。養護学級の道、○十年という、担任の先生も、気持ちが子供たちの方を向いていることが感じられ、私自身も今までのような疎外感を感じなくてもよさそうです。（昨年、これだけは、とってもイヤだったんですよね）   

  April 6, 2006

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• あきれた発言

  きょうの伝達式での、教育委員会のおエライ方の発言は、あきれて言葉も出ないものでした。その発言とは「時間給○○で、働いてもらうので、各学校の校長先生は、期待をかけ過ぎないように」「正規の職員に比べて、安い時間給で働いているのだから」私と同じ仕事をする方々と、その勤務校の校長先生が全員、出席される会での発言ですよ。信じられません。明らかにやる気をなくす発言です。多くの方が、昨年に引き続いて、この仕事を希望されたそうで、なぜ、また、この仕事をしたいのかは、お金なんかには、決してかえることの出来ない、素敵なことがこの１年でいっぱいあったからだと思います。それなのに、その気持ちを全く無視するようなこの発言。許せません。市内の学校教育をまとめるはずの方が、こんなことを言っているようでは、学校が良くなるはずはないと思いました。さらに、その後。私は、校長先生と一緒に勤務校へ行きました。職員会議に参加し、先生方に紹介されました。私が、大学卒業したばかりのとき、同じ学校に勤務した先生もいらっしゃいましたし、夫のことをよくご存知の先生もおいでになりました。そこまでは良かったのですが、問題は、その後。校長先生が、先ほどの、教育委員会のおエライ方の発言を、職員会議で繰り返しました。私は、お金のためにこの仕事をしているわけではありません。昨年の充実感を考えると、無償ボランティアでもやりたいくらいです。時給がいくらだとか、勤務時間がどれくらいとか、そんなことは、この１年、考えたこともありませんでした。校長先生の発言を聞いた先生方から、どよめきがおこりました。「そんなに安いの？」「そんな勤務時間短いの？」「いくらにもならないのに」ということでしょうか？私の仕事って、そんなに惨めな仕事なんでしょうか？私には、お金のことしか考えられない、あなたがたの方が、情けなくて、ちっぽけな存在だと思えました。二年目は、あきれた幕開けになってしまいました。でも、学校という職場は、子供たちがいるから、救われます。本当に。

  April 5, 2006

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• きょうから仕事

  いよいよ、きょうから仕事再開です。生憎のお天気ですが、元気よく、行って来たいと思います。きょうは、辞令のようなものの伝達式と研修です。夫が、散々、逆らった校長先生と隣に座らなければならないのが、ちょっと気がかりです。狭い世界ですから、仕方ないです。でも、夫は夫。私は私。結果は、後ほど。

  April 5, 2006

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• とあるＮＰＯ法人

  私が、関係しているＮＰＯ法人について、かなり前から疑問を抱いていたのですが、ほかの方も私と同じだということがわかりました。例えば、そのＮＰＯ法人が行っている講座は、年に１０回あり、１０回分として、受講料を支払うのですが、そのうち、１回は、試験で、試験料は、別途。さらに、１回お休みというクラスもあり、その講座に入っている方々も、１０回分の受講料を払っているということです。会場として使っている営利企業からくる講座の日程表には、試験の分もお休みの分も、講座があることになっており、まして、試験料を別途に支払っていることなど、その営利企業はご存じないはず。ここまでは、だれでも、わかること。私は、かつて、少しＮＰＯ法人について勉強したことがあり、そのとき、教えていただいたことを引っ張り出すと・・・まず、一つは、私達は、毎年、会費を払っているのですが、これは、払わないとその団体から認定された資格がなくなってしまうということで、私も含め、他の方々も払いつづけています。となると、私達は、会員？それとも顧客？会員にしては、総会のお知らせや、委任状などが届いたこともなく、顧客を資格剥奪という形で縛り付けるようなことが許されるのでしょうか？会員に総会のお知らせや議決権がないとなると、理事会が決定権を握っていることのなるのでしょうか？我々を会員だと思わせる会報のようなものが、二ヶ月に一回、送られてきますが、これには、講座の内容に関することばかりで、ＮＰＯ法人関係のことは、全く書いてありません。ＮＰＯ法人にとって、なくてはならないものは「ヒト・モノ・金・情報」といわれていますが、多くのＮＰＯ法人が、これを集めるために苦労しています。しかし、この方法では、ヒト・金は、簡単に手に入ります。ＮＰＯ法人では、利益が出た場合、次の事業に使うことになっていますが、そのＮＰＯ法人の事業には、常に受講料がついてまわり、得た利益を次の事業に使っているとは考えにくいのです。宿泊を伴う研修という名のもとの講座についても、一旦、納めた受講料は、いかなる理由があっても、返却せず、さらに、その欠席者に対して、何のフォローもないことがあったとか。講座の受講料はともかく、宿泊料や食事は、当然、キャンセルができるはずで、その代金は、どこへいっちゃったのでしょうか？ただ、最近、事務所をかえたそうですから、この賃貸料に、かなりの額が使われていることも考えられます。（なんといっても、都心の一等地ですからね）この事務所だけでなく、他の都市にも事務所がありますし。公益通報者保護法も施行されました。このＮＰＯ法人を認証している都道府県庁に問い合わせをしてみるべき？

  April 4, 2006

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• 同世代の仲間

  リトミックを一緒に勉強している友達と、食事会をしました。考えてみれば、同世代の友達と夜遅くまでお話することなんて、ここのところ、ほとんどなかったと思います。前の職場は、世代的に同じ方はいませんでしたから。なんといっても、中心になっていたメンバーで、私の次に若い方は、私より、ずいぶん年上でしたし、私より、私の両親の年齢に近い方がほとんどでした。昨夜の食事会は、ピアノのお稽古をしている方がほとんどのこともあって、その立場じゃないとわからない話を中心に、情報交換も含めて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。（ここの所、宴会続きゆえ、夫にはちょっと申し訳ないような気もしましたが）こういう時間、私にとって、とっても大事だということがよくわかりました。様々な世代の方々と交流することは、決して悪いことではないと思いますが、やっぱり同世代の仲間はいいなあ。

  April 3, 2006

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• 校歌

  先日、息子さんが、ご自身の出身大学に入学されることになったというお話を聞きました。どんなにお喜びのことでしょう。入学式には一緒に参列され、校歌を歌うことを楽しみにしていらっしゃるということでした。うらやましい限りです。私の母校には、校歌がありませんでした。音楽大学ゆえに、いろいろ問題があるのでしょうね、きっと。夫の母校は、入学する前からほとんどの人が校歌をしっているという、珍しい大学です。夫は、入学式で校歌を歌うことを目標に必死で受験勉強し、その夢がかなって、校歌を歌ったときには、涙が出たという話を聞いたことがあります。在学中のコンパはもちろん、友達の結婚式でも必ず校歌を歌っていました。宗教のようなイメージも受けましたが、それほどまでに母校を愛せることが、うらやましくもあります。もうすぐ新学期。日本中の学校から、校歌が聞こえてきます。私も早く、新しい勤務校の校歌を覚えたいと思っています。

  April 2, 2006

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• 一夜明けて

  昨夜、眠りについたのは、たぶん、2時半を回ってからだと思いますが、夫が、試合に行くので、目覚ましがなったのは、5時。二時間と少ししか寝てないのですが、興奮冷めやらぬという感じで、今のところ、全然眠くありません。気持ちの持ちようで、ずいぶん変わるものだと自分でも驚きます。昨日までわたしが勤めていた学校の先生方が、なぜすばらしかったのか、考えてみると、それぞれが、お互いの存在を認め合っているということが大きな理由だと思います。認め合い、信頼することがいかに大切か、すばらしい実践を毎日見せていただきました。中学の先生は、それぞれ専門があり、専門外の領域には口を出さないこと、そして、専門的なことは、その先生に全面的に依頼することが、より円滑な人間関係を作っていたと思います。この1年は、もう誰も信じられないと思っていた私に、神様がそんなことはないと与えて下さった贈り物。私は、その贈り物から、人を信じることの大切さ・すばらしさを再認識することができました。きょうから始まる新しい1年。今年もまた、たくさんの感動や笑顔に出会いたいです。

  April 1, 2006

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• 送別会

  私が、こんなに遅く帰ってきたのは、結婚してたぶん初めて。夫は、明日の（いえ、きょうの）試合に備えて、もう熟睡しています。きょうの送別会、校長先生がきょうで退職なさることもあり、単なる異動とは違った担当の先生方の思いが込められていました。和やかで、温かくて、笑いあり、涙あり、本当にすばらしい会でした。この会が、学校の職員の雰囲気そのものだったと思いました。この1年のこと、先生方の優しさ、私は、一生忘れません。二次会のいつもと全く違った先生方のお姿に圧倒されましたが、いつも厳しい現実に立ち向かっていらっしゃるからこその、素敵な笑顔だと思いました。ダンディで、ホストになっても十分やっていけるような教頭先生が、まさかマイクを握ったらはなさない方でいらっしゃったとは。本当に驚きました。今年出会えた先生方と、いつかまた、同じ学校で働きたいなと思っています。

  March 31, 2006

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• 離任式

  きょうは、離任式でした。久しぶりに学校へいき、だらだらしていた気持ちが吹っ飛びました。私が勤務していた学校は、決して大きい学校ではなかったのですが、転退職される先生が、10人以上もいて、その数に私もちょっと驚きました。半分くらいの先生が、かわるというわけです。私、お別れの挨拶は苦手です。他の方のお話を聞いているだけで、ウルウルしちゃうんです。私は、ステージの上から、養護学級の子供たちの姿を探しました。朝からそわそわしてしまい、要項を読んでいなかったので、なかなか彼らの姿を見つけることができませんでした。しばらくして、ようやく、見つけたのですが、一人しかいません。「アレ？どうしちゃったんだろう？」いよいよ、私が挨拶をする番になり、マイクの前に立つと、他の子の姿が見えました。と同時に、考えてきた言葉は全部忘れてしまいました。記念品として、蘭の花を頂きました。↓発表会のときも、よく頂きますが、今回頂いた鉢植えは、重みがあるような気がしました。大事にします。これから、送別会があります。かなりリッチなホテルでの送別会なので、楽しみにしています。

  March 31, 2006

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• アンフェア

  二月中旬、私は、インフルエンザにかかりました。体温計をふり切ってしまうほどの高熱と、その熱を下げるためのタミフルによる薬疹。もちろん、仕事にも行けず、本当につらい一週間でした。ちょうどその時期、自治会の女性部とかの会合がありました。私は、最悪の体調、真っ只中でしたから、夫に出席できないという連絡をしてもらいました。しばらくして、その会合に出た方から、連絡がありました。その話を聞いて、びっくり。なんと、欠席した私を、勝手に会長にしているのです。信じられません。「引き受けていただけるんですよね」といわれ、私は「断ることは出来るのですか？」と即、聞き返しました。すると「いまさら出来ません」おかしいです！アンフェアです！その後、その会に参加した人にお会いしても、知らん顔。どういうことでしょう？私、こういうことする人達が信じられませんし、好きになれません。今日の夜、引継ぎの会合があるそうです。行くべきなのか、行く必要がないのか、私には判断できません。本当は、明日の離任式のことで頭がいっぱいなのに・・

  March 30, 2006

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• 携帯電話PART2

  ようやく、新しい携帯電話に使い方がわかってきました。私は、最初からマニュアルを読んで、一つ一つクリアしていくタイプですが、夫は、いつでも「そのうちわかるさ」といい、遊びながら、自分で開拓していくタイプです。昨日、私は、空いている時間があったので、マニュアルを読みながら、いろいろな設定をしました。途中、試しに、夫にメールを送りました。しばらくして、返事も来たので、彼も使い方がわかってきたんだと思っていました。帰宅した夫は、「仕事中にくだらないメール送ってくるなよ」「どうやって読めばいいのかわからなくて、メール開けるだけで大変だったよ」「自分ができるようになったからって、ウサギの絵までいれてさ」「用事だったら、電話にしろよ。電話ならすぐ出られるから」マニュアルを読まず、時間をかけて、遊びながら覚えていくのが好きな夫は、そういう時間や気持ちの余裕がなかったようで、ちょっと不機嫌でした。さらに今朝も夫は再度、「オレは忙しいんだから、くだらないメールしてくるなよ」といって、出かけました。（これだけ言われれば、フツー、だれでもメールを送らないと思います）しかし、さっき、帰宅した夫、「きょう、メールしてこなかったね」私「？」夫「ちょっと楽しみにしてたんだよね」私「送るなっていったじゃないの」夫「それでも、君は、送ってくるタイプだろ？」私って、いったい、どういうタイプだと夫に思われているのでしょうか？自分では、きわめて素直で生真面目な性格だと思っているのですが・・・

  March 28, 2006

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• お弁当

  私は、この１年、学校の給食は頼まずに、毎日、お弁当を持って行っていました。理由は、三つあります。一つは、お休みの日があるということ。事前に話せば、キャンセルすることもできますが、面倒ですし、忘れてしまうこともあると思ったからです。二つ目は、お弁当の中身です。アレルギーがあり、食べられないものがあるということです。食べると、じんましんが出来てしまうかもしれません。三つ目は、カロリーです。給食は、成長期の子供たちに合わせて作ってあるので、一食、1000カロリー近くあるのです。恐ろしい。冗談じゃない。夫は、その給食を食べていますが、教職についたときからずっとですから、何の疑問も持っていないようです。私、お弁当を作ることは、嫌いじゃないけれど、負担になっていないかというと、それもウソになると思います。昨日、帰宅した夫。「ここのところ、ずっと、お昼、学校の近くのほか弁なんだよね」「揚げ物とかばっかりだから、もう飽きちゃったよ」（ギクッ！せっかく、お弁当のない春休みを楽しんでいたのに）お弁当を作って欲しいとは言わなかったけれど、明らかにそれを望んでいる感じ。普段、他の先生方と外食する機会がないので、昼食でコミュニケーションとっているんだとばかり思っていましたから、夫のお弁当のことなど、頭の片隅にもありませんでした。私「急に言われても、特に準備してないからね・・・」夫「まあ、いいんだけどさ」（そういわれると、一番、困るのよ）でも、ムゲに断ることもできず、昨夜、冷蔵庫に入っているものを確認してみました。その結果、何とかなるかなと思ったので、今朝は、早起きして、せっせとお弁当を作りました。自分のお弁当ならどうでもいいけど、夫が食べるとなるとやっぱり、気を使っちゃいます。男の人が食べるお弁当と、女の人が食べるお弁当は、量も中身も全然違いますし・・・はやくも、お弁当だけ、新学期が始まってしまいました。

  March 28, 2006

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• 新しい携帯電話

  新学期に入るとお互い忙しくなるので、春休み中にと思い、携帯電話を新しくしました。あいにく、欲しい携帯電話の在庫がなかったので、先日、予約し、きょう、ようやく手に入りました。毎度の事ながら、新しいものに買い換えたときは一苦労。まだ、良くわかりません。とりあえず、メールと電話が使えればいいかなって感じ。マニュアルを読んでも、なかなか思い通りにならない携帯電話を手に、イライラしている私に、「くだらないことで、イライラするな」と一喝。（かういう夫も決してイライラしていないわけではないような気もしますが・・・内緒です）そういえば、エコクラフトでカゴを作っているとき、上手く出来ないとすぐイライラしてしまう子供たちに、「ゆっくりでいいのよ。あせらないでやろうね」と声をかけていたのは、まぎれもなくこの私。私ときたら、自分の事となると、正しい判断が出来なくなってしまうんですね。困ったものです。グローバルな携帯電話にかえたのはとってもうれしいのですが、果たして、今年の夏休みは海外に行けるのでしょうか？

  March 26, 2006

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• あれから１年

  私のところに採用通知という吉報が届いてから、ちょうど、きょうで１年。あの１枚の紙切れから、こんな素敵な１年が始まり、充実した１年を過ごすことができるとは、夢にも思いませんでした。学校での様々な経験は、本当にかけがえのないものでした。でも、それと同じくらい、夫に相談にのってもらったり、夫の学校での話や、教育観を聞けたことも、私にとって、貴重な経験になりました。さっき、夫と「女王の教室」の最終回を見ました。録画したまま、見ていなかったので。卒業式のシーンをみて、二人で泣いちゃいました。同じシーンを見て、共感できることはすばらしいと思いました。いよいよ二年目。初心を忘れることなく、私にできることを精一杯やっていきたいと思っています。

  March 25, 2006

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• 胃痛

  この二日間、久しぶりの胃痛に苦しんでいます。一昨日、かにづくしをお腹いっぱい食べてしまったので、てっきりその食べ過ぎが原因だろうと思い込んでいました。ところが、一日たっても、この胃痛が治まりません。以前は、年中胃痛に悩まされていたのですが、ここのところ、ほとんどなかったので、ちょっと苦しいです。学校も休みですし、これといったストレスも思い浮かびません。でも、きっとこんなこともあるんですよね。夫は「暇なのが君のストレスじゃないのか？」といっていますが。胃痛に良く効く薬は、何といっても「陀羅尼助丸」中国旅行をしたとき、円卓を囲むあのシチュエーション（みんなで食べると、つい適量を超えること）と疲労から、猛烈な胃痛におそわれ、うずくまってしまうほどでした。そのとき、同じツアーに参加されていた方からいただいたのが、この「陀羅尼助丸」でした。驚くほど良く効き、その後も元気に旅行を続けることが出来ました。今回の胃痛も治るといいのですが・・・

  March 25, 2006

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• ようやく春休み

  春休みに入っても、今までそれらしいことは全くなっかたのですが、雨が降って、グランドが使えなくなったということで、夫が年休をもらって早々帰宅しました。ということで、昨日は、久しぶりに夫と出かけました。お決まりのコースですが、夫は出かけると必ず、スポーツ用品店と本屋さんに行きます。これは、学生時代からずっと続いていることであり、海外に行っても全く同じです。私は、ぶらぶらいろいろなところを見て歩きたいタイプなので、夫に「君の買い物には目的がない」としかられることもしばしば。国内にいるときは、ショッピングセンターやデパートで、お互い、違うところをみていても、携帯があるので、連絡し合えるのですが、今まで、海外ではこれができず、困っていました。というわけで、海外でも使える携帯にかえました。（そんなことしても、一年に何度も海外に行くわけじゃないのにね）休みたいといいながら、休日には、ほとんど全部、試合を組み、部活グッズを買いこむ夫には、頭が下がります。そして久しぶりの外食。結婚記念日のお祝いもかねて、豪華に「かにづくし」とってもおいしかったです。でも、このところ、がんばっていたダイエットはチャラ。きょうから仕切りなおしデス。

  March 24, 2006

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• 新しい学校

  きょうは、四月から勤務することになっている学校に行ってきました。昨夜は、緊張してしまい、熟睡できませんでした。（ステージの心地よい緊張感は好きなんだけどなあ）学校というところは、大きな看板があるわけでもなく、わかりにくいことが多いので、少し早めに家を出ました。正解！案の定、最初、見過ごしてしまい、先まで行って少し戻ることになってしまいました。校長先生とお会いし、私が中学生の時、先生がその学校にいらしたことをお話させていただきました。先生が、現在も、そのとき、私が教わった先生方と、親しくされていらっしゃることなどを伺いました。校長先生の「私は、管理職が長いので、子供たちと直接触れ合ったという経験がすくないんですよね。時々、何のために、学校の先生になったんだろうと思うことがありますよ」という言葉がとても印象に残りました。教頭先生は、夫と以前同じ学校に勤務されていた先生で、私も以前、お会いしたことがある方でした。他にも、夫のことをよく知っていらっしゃる先生方が、大勢いらっしゃいました。楽しくやっていけそうな気がしました。でも、残念なことに、きょう、お会いした校長先生は異動されるとの事。新しい校長先生は、現在、夫の勤務校の校長先生。考えてみれば、私は、夫の勤務する会社の支社で、アルバイトをしているようなものですから、こんなこともあるわけです。四月が待ち遠しいです！早く、子供たちにも会いたいな！（私は、再び、養護学級のみならず、不登校の生徒とも接していくことになりそうです。

  March 22, 2006

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• 結婚記念日

  きょうは、私達の結婚記念日です！今のところ、まだ、私の人生は、結婚してからの方が短いけれど、考えてみれば、夫と出会ったのは、大学1年のときだったので、夫に会う前より、あってからの方が長くなっているんですよね。ビックリ！あの日、私達は、結婚式と戸籍の日にちを同じにしたくて、結婚式が終わった後、二人で、婚姻届を出しにいきました。大雨でした。考えてみればいろんなことがありましたが、私は、ずっと幸せでした。夫には、感謝の一言につきます。これからも、この幸せが続くことを祈りつつ、いくつになっても、学生時代、友達だった時の関係のままでいたいと思っています。

  March 21, 2006

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• 心も体も春休み

  卒業式も終わり、3/18から春休みに入りました。この一年、毎日、とっても忙しかったので、やりたくてもできないことがいっぱいありました。（時間はあるのですが、気力がないというのが正しいデス）さて、何から始めようと思ったのですが、昨日は、結局、何も出来ませんでした。このところ、ずっと忘れていた肩こりと頭痛におそわれ、もう寝てるしかないという感じでした。そういえば、以前働いていたところは、公民館だったので、やっぱり、年末の御用納めがおわると、世の中、みんな大忙しだというのに、私は、寝込んでいることが多かったような・・・私は、好きなことを仕事にしていますし、忙しいことも嫌いじゃないので、普段はそれほど疲れているとも思わないのですが、本当は、体は休みたがっているのかもしれません。

  March 20, 2006

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• 男泣き

  きょうは卒業式でした。←生徒たちから頂いたお花です。中学の卒業式に出席するのは、自分自身が中学生だったとき以来。卒業証書授与のとき、ＢＧＭとして、合唱コンクールで歌った曲が流され、それを聞いただけで、ウルウルしちゃいました。担任の先生の気持ちがこもった呼名に会場がザワザワ。私は、卒業式に練習で、散々聞いていたので、きょうは驚きませんでしたが、あの情熱的な呼名は、おそらく、生徒たちの心に一生残ると思います。夫にも是非あんなふうに呼名してほしいと思いました。式の最後は、「お別れの合唱」でした。生徒たちが作ったオリジナル曲と、旅立ちの日にの二曲。音楽の時間に練習したときのことを思いだし、私は、始めから終わりまで泣きっぱなしでした。私の中に、もっと、上手に歌わせてあげたかったという気持ちもあり、何も出来なかったことをそっと心の中で謝っておきました。卒業生が会場を出てから、学年主任の先生が保護者に挨拶されました。はじめは淡々と話されていたのですが、途中、先生が生徒たちに贈った言葉の話になったとき、先生は、言葉に詰まり、号泣。まさに男泣きでした。その姿に、保護者はもちろん、会場にいた在校生や職員ももらい泣き。感動的なシーンでした。女性ではなく、大ベテランの男性教師の男泣きは、ものすごく迫力がありました。夫にこの話をし、「中学の卒業式って、感動的なのね」と言ったら、夫「オレも前の学校の卒業式で大泣きしたよ、大変な学年だったからね」私「そうだったの？知らなかった」夫「そういう姿、君には絶対に見られたくないな」夫婦ってそんなものかな？話をきょうの卒業式に戻し、その先生が生徒たちに贈ったそのことばとは、「人は、強くなければ生きていけない。人は、やさしくなければ、生きていく資格がない」というものでした。（実は私は、先日の学年集会でこの言葉を聞き、そのとき、子供たちに見えないところで、大泣きしました）本当にいい言葉だと思いました。あれから一年と二ヶ月がたちましたが、私は決して強くはないので、あの頃、毎日死んでしまいたいと、思っていました。でも、多くの人に支えられ、励ましていただき、何とか生きてきました。弱い立場の方を助けるためにしたはずのことが、自分を苦しめるきっかけになりました。でも、この言葉を聞き、やっぱり、私がしたことは、間違っていなかったと思いました。私が、あの時、自分のことばかり考え、弱い立場の人を見捨てるようなことをしたとしたら、そんな私には、生きていく資格がなかったと思うからです。子供たちとのお別れは、本当に寂しいけれど、学校ってとってもいいなとつくづく思いました。この仕事を私に与えて下さった神様に感謝です。

  March 17, 2006

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• 留守番電話

  きょう、帰宅したら、留守電にメッセージがはいっていました。来年度、勤務することになるであろう学校の校長先生からでした。校長先生は、「はじめまして」とおっしゃいましたが、実は、昔、何度もお会いしていますし、昨年の養護学級のマラソン大会でもお会いしています。私が中学生のとき、先生は、同じ学校に国語の先生として、勤務されていらっしました。（確か教育実習に行った時もいらしたような気がします）私は、いわゆるＵターン組なので、こういうことは、決してめずらしくありません。その校長先生からのとても丁寧で、美しい日本語のメッセージに、私は、感動しました。留守電で感動したのは、たぶん生まれて初めてですね。留守電のメッセージはとかく不愉快なものが多いというのが、きょうまでの私の考えでした。例えば、私が、何かお贈りしたとき、お礼が留守電に入っていると、私は、とってもいやな気持ちになります。昼間いないことは、私が贈り物する人達はみんな知っているはずなんだから、夜かけてくればいいのにって思っちゃうなんですよね。（わがままかな？）「かけなおしします」というメッセージなら理解できるけど。といっても、それが失礼なことだと私が感じていることを伝えるのって、とっても難しいわけで、結局、その人には、何も贈らないようになります。使い方・話し方によって、留守電のメッセージもずいぶん違うものだということがわかりました。さすが校長先生、さすが国語の先生です。早速、学校にお電話し、、今度、学校にお伺いさせていただく時間を決めました。先生は、私のこと、覚えていてくださるでしょうか？

  March 16, 2006

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• 明日は卒業式

  いよいよ明日は卒業式。きょうは、修了式が行われますが、私は、始めの予定通り、きょうは、お休みすることに決定。（ヒンシュクかも？）お花のお稽古にもいきたいし、家の中も片付けたい。週末、夫は、学年の先生方と旅行に出かけるので、その準備も頼まれてる。（自分の旅行ぐらい自分で支度しろよ！と言いたい）（でも、年度末で、超忙しいこと知っているだけに、なんかいえないのよね）一昨日までは、ボランティア出勤するつもりでした。でも、四月から学校がかわることになったとたん、そんな殊勝な気持ちはなくなりました。養護学級の子供達はみんな3年生なので、きょうの修了式には出席しませんし、10時過ぎには下校します。もし、私が出勤すれば、養護学級の子供達が帰った後、いつ登校するかわからない自閉症の子を待つことになります。この一年、ずっとこうして過ごしてきたのに、これが認めてもらえなかったのですから、やっぱり行く気持ちはなくなっちゃいます。どこかで線を引くことも大事なことなのかも・・来年度の課題です。

  March 16, 2006

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• 気持ちを切り替えて

  きょう、学校で、来年度のことについて、さんざん話をし、帰宅したら、教育委員会から、留守電のメッセージ。私の勤務校が、来年度、養護学級の生徒の人数が減るので、私のような立場の人を配置できなくなったというのです。本当にびっくりしました。私は、養護学級の子たちと、普通学級に籍を置く自閉症の子のサポートもしてきたました。この話を教育委員会の方にもしてみましたが、「そのお子さんには、お気の毒ですが・・・」との回答だけ。行政には予算というものがあるわけですから、仕方がないことかもしれません。ようやく、この頃、登校できるようになってきた彼女のことをわかってもらおうなんて、無理なことなのでしょうね。ただ、他の学校に移って、同じ仕事は出来るそうなので、新しい出会いを楽しみに、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います！考えてみれば、去年、今の仕事の面接試験を受けたとき、控え室でお話した方が何人もいましたが、採用された方はその中には一人もいませんでした。私が採用されたことは、とてもありがたいことなのです。贅沢を言ってはいけませんよね。常に「前向き＆前向き」

  March 14, 2006

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• 卒業式の練習

  卒業式を今週末に控え、きょうは、朝からずっと卒業式の練習でした。「起立・礼・着席」の連続。見ているだけで疲れました。本当は、私、この緊張感がとっても好きなのですが、いくらなんでも4時間はきついです。合唱コンクールのとき、3年生はすばらしい演奏をしていたので、卒業式で歌うお別れの合唱をとても楽しみにしていたのですが、きょうの練習を聴いて、超がっかり。ひど過ぎる！でも、もっとがっかりしたのは、その合唱や態度を、先生方が直せないこと。ただ、怒ったって、ダメだと思うんです。声が小さいのには、わけがある。あの姿勢で大きい声を出せというのは無理なこと。強弱も、曲想も全く感じられなくて、歌いたくないという気持ちが全面に出ている気がしました。指揮者を見ていないと言って、怒っていた先生がいらっしゃいましたが、始めから終わりまで、ずっと同じあの指揮では、見ても見なくても変わらないと思いました。まず、指揮者を指導することから始めなきゃ・・・私ならこうするけど・・・って思ったことがいっぱいありましたが、でも、絶対、言うわけにはいかず、ひたすら聴いていた私は、ひとりで、ストレス溜めこみました。本当にきょうは疲れました。

  March 13, 2006

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• 教育とお金儲け

  四年間のリトミック講座が、昨日で終わりましたが、私は、今年度、一回だけですが講座を休んでしまったので、最終の試験を受けることが出来ませんでした。来年、その試験を受けるためには、補講だけを受ければ良いのですが、このまま、リトミックの勉強を終えてしまうのも残念ですし、今まで一緒にやってきたお友達と相談して、来年度も、講座に通うことにしました。自分の中で、リトミックを勉強することが楽しみに変わりつつあることを実感しました。　-------------------------------------------------------------最近の音楽業界は、「音楽療法」と「リトミック」が中心。音楽療法は、これからますます進む高齢化社会、注目されるのは当然だと思いますが、きちんと勉強していないのに、良くかっていないのに、お金儲けのために跳びついているとしか思えない人達が多すぎます。リトミックも同じ。リトミックとお遊戯の区別もつかない人達が、最近「リトミック」といえば、愛子さまがなさっているというだけで、やってみたい、わが子にもさせたいと大騒ぎです。私は、大学時代、とある楽器メーカーで、当時、売り出されたばかりの誰でも引けるキーボードのデモ演奏のアルバイトをしたことがあります。今思えば、大学生にしては破格の時給でしたし、楽しいアルバイトでした。しかし、そこで、研修という名のもと、その企業の仕組みや考え方を聞くことになってしまい、現実を思い知らされました。大学では、楽器なんてなくても、音楽は出来るという教育を受けていましたが、企業は、楽器を売らなければ、利益がでません。つまり、音楽教室の目的は、音楽教育で心豊かな子供たちを育てることではなく、楽器を売ることなのです。仕方がないことなのかもしれませんが、私には、本末転倒のように思えて仕方がありませんでした。（というわけで、私は、卒業後、純粋に音楽教育ができる、学校に勤めました）リトミックには、どうしても楽器を必要とするということはありません。企業の音楽教室でもリトミックをとり入れているところが増えてきましたが、リトミックでは楽器を売り、お金儲けをすることは出来ないと思います。リトミックで一番大切なことは、子供たちの心身ともに健やかな成長を望むことだと思います。音楽療法も同じです。大事なことは、クライエントとの心の距離をいかにして縮めることであり、楽器でも、ＣＤでもないと思います。いくつになっても、まだまだ蒼過ぎる私です。

  March 13, 2006

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• 二作目完成

  エコクラフトのかご、二作目が完成しました。養護学級の子供たちが作品を作っているときは、子供たち一人一人のペースがあり、ほとんど手が空く時間がないので、なかなかニ作目に取り掛かることが出来ませんでした。エコクラフトを教えてくださる方が途中まで作ってくれたものがあったので、「これ、完成させてもいいですか？」とお聞きし、無事、許可が出たので、作り始めました。とりあえず、色を使わないでかごの形にし、出来てからデザインを考えました。私のワードローブは、トラッド系。それゆえ、アーガイル模様も大好き本当はちゃんとしたアーガイル模様にしたかったのですが、なかなか上手く出来ず、散々悩んだあげく、やっとの思いで、ここまでたどりつきました。子供たちが使った色でネイビーとグリーンが余っていたので、少しもらいました。最後に、上下に、エコクラフトで編んだ紐をつけました。上の方にだけ、つけるのが一般的らしいのですが、そうしたところ、今一つ、すわりが良くないような気がしました。また、下の方の角のところは、使うとき、一番ダメージを受けやすいところでもあるので、この方が長持ちするかなとも思いました。（くどいという意見もありましたが）車で出かけるとき、コーヒーの入ったポットと、サンドイッチを入れるのにちょうどいいかなと思っています。でも、春休みは年度末で忙しいからね・・・

  March 11, 2006

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• ボランティア出勤

  ボランティアというと、一般的には、無償という意味で使われていますが、本当は、自発的に活動することなんだそうです。（以前、ＮＰＯの講座で教えて頂きました）私は、きょう、ボランティア出勤をしようか、それとも休みにしようか、とても迷いました。養護学級の子供たちとあともう少しでお別れですし、このところ、ずっと来ていた自閉症の女の子が、昨日、登校しなかったことも気になります。いつも、木曜日に行っているお花のお稽古もきょうはお休みです。しかし、私は、2月にインフルエンザにもなりましたし、その後も学校や養護学級関連の様々な行事があり、休むことになっていた日もボランティア出勤していました。その結果、家の中は、もう、メチャメチャ。家事がたまりにたまっている状態です。そこで、きょうは、思い切って休むことにしました。たった一日で、家の中がどれだけ片付けられるかわかりませんが、とりあえず、頑張ってみます

  March 9, 2006

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• 熱中時代

  今年の最後の授業は、子供たちも私も大好きな体育でした。きょうは、「卓球」をやりました。考えてみれば、四月には、ネットの張り方や、ラケットの持ち方はもちろんのこと、卓球台を運んだり、ｾｯﾄしたりすることもできなかったのですが、きょうは、何も指示がなくても、子供たちだけで、始められました。これって、すごいことだと思いました。先生VS子供たちで、100回以上もラリーができるようになりましたし、試合が成り立つようにもなりました。授業が終わりに近づき、いよいよ、一年のまとめです。先生「この一年で、出来るようになったことがたくさんあるね」　　　「Ｓくん、君は、泳げるようになったね」思い出しました。夏の水泳の授業を。ほとんど泳げなかったＳくんが、クロールで、かなりの距離を泳げるようになりました。「Ｔくん、バスケのシュートが、上手になったよね」確かに、試合の中で、シュートが決まるようになりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・先生は、一人一人に、出来るようになったことを、もう一度確認して下さり、励ましてくれました。途中から、それまで、ざわざわしていた子供たちが、一言も話さなくなりました。みんな先生の素敵なまとめに、感動。もちろん、人一倍感激屋の私も。私は、子供の頃、夢中になってみた「熱中時代」の最終回を思い出しました。熱中時代の水谷豊先生も、一人一人に、通知表を渡しながら、がんばったことを話していました。涙ナシには見られないシーンでした。私も母と大泣きしながら見たこと、覚えています。学園ドラマの再放送を見ていると、夫は「現実じゃ無理だよ」とか「こんな風に出来れば楽でいいけど」といいます。確かに、そういうことも多いと思いますが、私は、きょう、学校で、ドラマよりずっと素敵な「熱中時代」を見せていただいたような気がしました。

  March 8, 2006

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• お別れ遠足

  きょうは、養護学級の子供たちとお別れ遠足に行って来ました。日ごろ、車でばかり行動しているので、たまに公共交通機関を使うと、予想外に時間がかかって驚きます。学校から車で行けば、たぶん、40～50分で行けるところでも、バスと電車を使うと、1時間半以上かかるんですよね。ただ、養護学級の子供たちは、この四月から、バスと電車を使って、それぞれ、養護学校の高等部に通うことになっているので、バスに乗ることも、電車に乗ることも、彼らのとってはみんな大切な勉強のひとつです。きょう、お別れ遠足で行った場所は、プラネタリウム。何年ぶりでしょう？快適な室温、リクライニング、そして照明が消され，ＢＧＭがかかる・・・となると、することはもう一つしかない。私は、およそ一時間、思いっきり寝てしまいました。（イーケナインダ　イケナインダ）お昼寝をしたのにもかかわらず、なんだかきょうは、とっても疲れました。

  March 7, 2006

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• 悲しいけれど・・

  きょうは、先日亡くなられた方のところに、お線香をあげにいってきました。ご自宅にも、今までに何度も伺ったことがありますが、きょうほど、重たい気持ちで、車を走らせたことはありませんでした。奥様とも面識がありましたから、いろいろなお話を伺いました。ガンで亡くなったことは知っていましたが、転移をされていたことは、初めて聞きました。しかし、不思議なことに、痛んだり、苦しんだりはされなかったそうで、本当に良かったと思いました。奥様が、「お葬式のとき、多くの方が、私が一番可愛がってもらったとおっしゃって下さったんだけど、主人が一番可愛がっていたのは、間違いなく、あなたでしたよ」とおっしゃってくださいました。でも、たぶん、一番、困らせ、叱られたのも私ではなかったかと思います。今まで、足を引っ張られるのがこわかったので、今の仕事のことは、ほとんど、他人には話しませんでしたが、きょう、奥様に話しました。「主人もあなたのこと、きっと応援していますよ」「今は、あそこも（私が所属していた団体）大変らしいから、神様が、あなたを別の道に導いて下さったのね」とおっしゃって頂きました。本当にうれしかったです。きょうは、お花の研究会に参加し、最高点を頂きました。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、私の作品を載せさせて頂きました。

  March 5, 2006

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• 人事

  3月に入り、4月以降の人事がとても気にかかっています。もうかなり前に、校長先生に希望を提出してありますが、先日、私と同じ立場の人達の4月以降の人事は、3月末日までに連絡するという葉書が来ました。（オイオイ、そんなに待たせるわけ？って感じ）静岡市は、昨年4月に政令指定都市になり、教員の人事など、県から市へ変わりました。それゆえか、今年は、様々な問題が発生して、学校の先生方も、異動の対象になっていると思われる先生方は、イライラなさっている様子。夫は、異動の対象外だと思っていたようですが、突然のお話に、びっくり、しかし、未だ、決定ではなく、なんとなく落ち着かない感じがします。昨年、中学での採用に話を頂いたとき、正直言って「小学校がよかったなあ」と思いました。でも、素敵な出会いがたくさんあり、この学校で本当に良かったと思いながらずっとすごしてきました。昨日の、養護学級の3年生にとって最後の音楽の授業で、驚いたことがあります。それは、小学校からずっと養護学級に属していた生徒たちは、恐ろしいほど、歌を知らないのです。ご当地ソングとも言える「富士山」でさえ。本当に驚きました。歌から学ぶことはたくさんあると思います。その歌の言葉を書いたり、歌の風景を絵に書いたり、リズム遊びをしたり、日本人として、日本のことを学ぶ格好の教材といえるのではないでしょうか？そう思ったら、小学校に勤めて、養護学級の子供たちと、たくさん歌を歌ったり、リズム遊びをしてみたくなりました。養護学級の3年生はみんな卒業してしまいますが、自閉症の女の子とは、やっとなれてきたばかりです。もうしばらく、彼女とじっくりお付き合いしていきたいような気もします。いろいろ問題ありだといわれている、これから養護学級に入ってくる生徒たちとも接して見たいような気持ちもあります。こんなこと言っても、4月から、私は学校に勤めることができるのかわからないわけですが・・・つくづく、自分自身のはっきりしない立場がイヤになります。

  March 4, 2006

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• 牛乳パック

  4月から、給食の牛乳パックも、リサイクルすることになり、開いて、乾かして、束ねて、業者の方に持っていっていただくことになるそうです。当然といえば当然。家庭から出る1リットルの牛乳パックは、もうかなり前からリサイクルされているわけで、学校から出る牛乳パックの量を考えれば、遅すぎるくらい。昨日、夫の勤務校の職員会議でこの事が取り上げられたそうで、それに対し、夫は、帰宅後、激怒していました。「一人一人が、牛乳パックを水道で洗ってたら、どのくらい時間がかかると思う？」「水道の数は限られてるし、全員、同じ時間に給食は終わるんだよ」「給食の後片付けだけだって、かなり時間がかかるのに、こんなことしてたら、昼休みなんてなくなっちゃう」「生徒に、面倒だと思う人は、4月から牛乳飲むなって言おうかな？」なるほど。確かに。（でも、夫は、家で飲んだ牛乳パックを洗ったことも開いたことも、もちろんスーパーにもっていたこともありません）「そっちの学校だって同じだよ。何か聞いてない？」特に聞いてはいなかったけど、職員会議の資料にあったような・・・というわけで、「明日、確かめてくるね」ということになりました。そして、きょう。私の勤務校の牛乳パックの処理について、資料に書いてあったことを夫に説明しました。夫「すごいね。頭いいよ、そっちは。それなら納得できるし、出来そうな気がする」「月曜日に○○中は、こうやっているそうですっていってやろう」私「そんなこと言っちゃうの？」「あなたが考えたことにすれば？」夫「独自のルートで調べましたって言うよ」私「独自のルート？」ちなみに私の勤務校のやり方は、1．水切り篭に各自が開いた牛乳パックをクラス分まとめていれる。2．水切り篭後と洗う。3．そのまま、一日、水切り篭に入れて乾かす。4．翌日束ねて、業者の方にお渡しする。こうすれば、水道を使う人は、クラスで一人か二人ですみますし、手間もほとんどかからず、昼休みも確保できるというわけです。せっかくリサイクルに取り組むのですから、長続きしなきゃ意味ないですよね。それにしても、担当した人のちょっとしたアイデアで、大きくかわることがあるんですね。驚きました。

  March 3, 2006

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• コミュニケーション不足

  昨年の4月から、私は、先生方の間のトラブルをほとんど聞いたことがありませんでした。でも、きょうは、コミュニケーション不足による小さなトラブルがいくつもありました。学期末ゆえ、忙し過ぎるのでしょうか。いよいよ3月に入り、来週から、3年生は、卒業式の練習など、特別な日課になります。私がサポートしている養護学級の生徒は、全員3年生なので、彼らも、他の3年生同様の活動になるわけです。音楽の先生に、きょうで、音楽の授業が最後になることが知らされていませんでした。私も、もう一、ニ回は、授業があると思っていました。授業が終わってから、「今日で終わりだってこと、知ってた？」と聞かれ、「知りませんでした」と答えました。「そうだよね。最後の授業で、やりたいことあったんだけどなあ」確かに、音楽の先生のお気持ち、よくわかります。そして、家庭科。来週の月曜日、養護学級では、調理実習でカレーライスを作る計画を立てていました。しかし、この話しは、家庭科の先生にきちんと伝わっておらず、月曜日には、調理室が使えないことがわかりました。つまり、他の学年が、正規の授業で使うわけです。他の学年が使う前に、作っちゃって、後で温めるという話も出ましたが、職員室がＩＨになったので、調理室にあるお鍋では使えないことがわかりました。それじゃ、カセットコンロを持ってくれば・・なんて話もありましたが、片付けなどに問題がありそう。月曜日は、給食がないので、先生方にも出来たカレーライスを配ったらなんて、担任の先生はお考えだったようですが、材料費という問題、お米はどうするとかなど、細かい問題がいろいろあるようです。結局「クラスだけにしたら」という上からの忠告。担任の先生のアイデアは、大変素敵な事だと思うのです。でも、もっとはやくから、きちんとコミュニケーションがとれていたら、なんとかなったかもしれません。残念です。学校の中は、いつも、他の先生のことには、全く我関せずで、さっぱりしていて、私は、その雰囲気がすきなのですが、やっぱり、コミュニケーションをとることって、とても大切だと思いました。コミュニケーション不足が、様々な誤解を生み、トラブルの原因になりうるということ、今後のために、良く覚えておきたいと思います。

  March 3, 2006

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• 校外学習

  今日の校外学習は、養護学級や養護学校の卒業生を励ます会に参加することでした。卒業生を励ますことはとても素敵なことだと思いますが、市外に出る子供たちは、一言ずつ話す機会を与えられたり、記念品を贈られたりでしたが、その他の市内に進学する子供たちは、一時間半、座りっぱなして、お話を聞くだけでした。もう少し、企画段階から検討した方がいいと思いました。もっとはっきりいえば、こういうことやりました！という形だけのものという気がしてならないのです。大事なのは、気持ちのはず。本当に卒業生を励ましたかったのか、ちょっと疑問です。（いいすぎです、ごめんなさい）担任の先生が、この会の係りになっていらしたので、きょうは、初めて、私だけで、子供たちを引率して、会場まで出かけました。この話しをすると、少々緊張気味の私に、夫は「指導教官がついていこうか？」といって、大笑いしていました。途中まできわめて順調にいきました。しかし、最後に駅から会場までの○○循環の逆まわりに乗ってしまったのです。ものすごい遠回りになりました。無事、たどり着きましたし、時間にも遅れなかったので、ホントやれやれでしたが、「先生がバスを間違えたこと、内緒だよ」ということにしてもらいました。昨日、きちんと地図に蛍光ペンで、しるしをつけてもらい、時刻表まで、印刷していただいたのですから、間違えたなんて知れたら申し訳ありません。帰りに、一人の生徒が「朝もここ、通ったから知ってる」という発言があり、ひやひやしていましたが、担任の先生には、気づかれませんでした。みんな、早く忘れてね。

  March 2, 2006

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• 寝言

  きょうは、校外学習でした。朝、集合場所で子供達を待っていると、一番に来た子が「先生、きょうね、うちのお母さんが寝言で（ご飯食べた？）っていうから、飛び起きたら、まだ5時半だったんだよ」「それから、もう眠れなくなっちゃってさあ、なんか、すごく迷惑」私「そうなんだ。5時半だと、もう一度寝ちゃうと遅れそうだものね。」　「先生のダンナさんの寝言の話、したことあったっけ？」生徒「ないよ。どんなこと言ったの？」私「気をつけ！礼」結婚したばかりのときで、真夜中でしたから、本当に驚きました。

  March 2, 2006

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• 信頼

  私が昨年の4月、この仕事についたとき、夫はとても喜んでくれたものの、「君は、自分でやりたいタイプだから、サポートは向かないんじゃないかな？」「きっと物足りないと思うよ」といっていました。確かに、私自身も夫の言う通りだと思いました。しかし、やってみたら、とても私にむいている仕事だと思い始めました。もちろん、今でも、そう思っています。気持ちが楽だということが、楽しく仕事が出来る最大の理由だと思います。わからないこと、難しいこと、困ったことは、何でも、先生に聞けば言いのです。例えば、「先生！生徒が教室で暴れています。どうしたらいいですか？」と聞けば、「今行くから、待ってて」という答えが返ってきて、すぐに教室に来て下さいます。「先生！給食を食べたくないといって、給食室に返しちゃった子がいるのですが、やっぱり教室に持っていったほうがいいですか？」と聞けば、「食いたくないやつは、食わなくていい。給食室に戻していいよ」と即答。（保護者は給食費を払っているわけですから、私一人では、判断できかねます）「先生！マラソンやりたくないといって、ベンチに座っている子がいますが、どうしたらいいですか？」と聞けば、「ほっときなさい」（私は、それでもなんとか走るようにさせなきゃいけないのかななんて思ってしまうのですが）なるほどね、と思うことばかりです。私には全く責任がないといえばウソになると思います。でも、学校というところは、組織がきちんとしているところですから、どうしたらいいか、上の方が、みんな教えて下さいますし、それに従う事が、私が責任を果たすということなのだと思っています。前の仕事は、こういう訳には行きませんでした。組織がしっかりしていなかったこともありますが、困ったとき、尋ねたいと思える人もいませんでしたし、他人の反応ばかり気にして、いつもびくびくしていたような気がします。昨年の今ごろ、私は、もう他人は誰も信頼できないと思っていました。一生、他人を信頼することはないだろうとも思っていました。しかし、私は、今、信頼できる人達に囲まれ、素直な子供達から信頼され、人間が大好きだった自分自身を取り戻しつつあります。感謝です。

  March 1, 2006

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• 仲間

  きょう、夫の勤務校で、大事件があったそうです。帰宅後、夫は、「君も守秘義務あるんだよね？絶対、明日学校で言うなよ」といいながら、事件の話を始めました。（ですから、事件の具体的な内容は秘密です）事件は、誰にでもあり得ることで、とても他人事とは思えないと夫は言っていました。この事件に対して、校長先生がとった言動が、夫にはどうしても許せないようでした。この事件を起こしてしまったご本人を目の前に、職員会議で、こういう事件が起こらないように、校長先生ご本人は、これだけのことをしてきたという箇条書きのプリントを読み上げ、徹底的にその先生を責めたというのです。私にも、とても校長先生がなさる事だとは思えません。夫が、私にこの話をしているとき、その事件を起こしてしまった先生から、お電話がありました。夫は、職員会議が終わったとき、その先生があまりにお気の毒で、励ますことばをかけたらしいのです。それがとってもうれしかったというお礼のお電話でした。「ぼく達は、仲間じゃないですか。困ったときは、助け合うのが当然ですよ」「先生が、きょう、学校に来て、最後まで授業されたこと、立派だと思いますよ」「ちゃんとご飯食べて、ゆっくり休んで下さいね」「ぼく達に出来ることがあったら、何でもやりますから、遠慮しないで下さいね」なんだか、ＴＶドラマの「ホテル」のセリフみたいな感じもしましたが、私は、この夫の言葉に感動しました。

  February 28, 2006

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• 心のこり

  大変お世話になった方が亡くなったという連絡がありました。その方は、戦争中に中国にいたことや、歴史が大変お好きだったことで、何度も何度も中国に旅行されていました。その方が、中国に大変詳しい添乗員の方と相談してコースをきめ、毎年、オリジナルツアーを企画し、私も何度も参加させていただきました。普通のツアーでは行けない秘境にたくさんつれて行って頂きました。楽しい思い出がいっぱいあります。ディスカバリーチャンネルで、中国（北京）のことをみているとき、この訃報を知らせる電話がありました。その方と何度も一緒に行った北京です。北京飯店や王府井の屋台が映り、懐かしく思っていたところでした。偶然にしては出来すぎです。ただ、私は、まわりの誰もが認め、うらやましがられるほど、この方に可愛がっていただきましたが、私の言動で、大変悩ませ、苦しめてしまいました。いつか謝りたいと思っていましたが、それはかないませんでした。非常に心のこりです。

  February 27, 2006

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• スポーツマン精神

  荒川静香さんが金メダルを取った日のことです。ピアノのお稽古にきたＴちゃん。「先生、今朝、テレビ見た？」私「オリンピック？」Ｔちゃん「そう。アメリカの選手が滑っているとき、家族みんなで、転べ！転べ！って叫んでたんだ。そうしたら、3回目にホントに転んじゃったの」私「そうね。あそこで、転ばなかったら、あの人が金メダルだったかもしれないものね」この話を夫に話すと、「君たちにはスポーツマン精神のかけらもないな！」「金メダルが取れたのは、彼女の努力の成果だろ？全く何いってんだよ」といわれてしまいました。きょう、ＴＶでエキシビジョンの再放送をしていましたので、アメリカのコーエン選手がすべっっているとき、心の中で、そっと謝っておきました。しかし、そう言う夫も、アイスダンスを見て、「これって、他人じゃできないよね？なんかセクハラっぽいじゃん」「押し付けられた相手じゃいやだろうね」（オイオイ）私、思いきり言い返しました。「そんなこと考えてるのは、あなたぐらいよ」「これだって、スポーツだし、芸術よ」毎日、毎日、一緒に練習してたら、始めは他人でも、情がうつって、好きになっちゃうかもしれないけれど。失敗を相手のせいにして、にらみ合っていたペアがありましたが、にらみ合うなら、非難し遭うなら、練習でやってほしいものです。世界中の人が見てる前でのにらみ合いは、かっこ悪すぎる！

  February 26, 2006

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• 教育を受ける権利

  最近、まともに学校に来た事がない生徒がいます。つまり遅刻＆無断欠席の常習です。少し前のことです。彼にとって、嫌いな授業が続く日のことでした。給食の少し前に、「アー良く寝た」といって、堂々と教室に入ってきました。クラスの子供達も、先生方も、もう今日は欠席だと思っていたので、驚きました。何事もなかったかのように、彼は給食を食べ、食べおわると「帰りたい」の連続でしたが、誰も相手にしなかったことと、午後が彼の嫌いな授業ではなかったことで、何とか放課後まで、学校にいることが出来ました。それで味をしめてしまったのか、今週の同じ曜日も、給食の少し前に登校。私は、なんとなく、こうなるんじゃないかなと予想していましたら、案の定。すると、担任の先生「学校は、給食を食べに来るところじゃない。遊びに来るところでもない。遅刻して、堂々と入ってくるその態度は何だ！」その後、「少しでもいいから、みんなと一緒に作業をしなさい」と、先生は救いの手をさいのべて下さったのですが、彼は全くやろうとしませんでした。「やる気のないヤツは、学校に来なくていい！勉強もしないで、大きな態度で威張り散らすヤツは、このクラスにいらない」といい、彼のかばんを廊下に出してしまいました。すると、彼は、ポケットからライターを取り出しました。更に担任の先生「そんな危ないものをもっているヤツを、学校の中においておくわけにはいかない」他の子供達もたいへん驚き、固まってしまったので、私は、とりあえず、その子供達と給食をとりにいくことにし、教室をでました。私達が戻ってくると、彼は、もう、教室にはいませんでした。確かに担任の先生のおっしゃる通りなのです。彼の取った行動は、間違っていますし、許されることではありません。でも、学校に来た子を返していいのでしょうか？授業中、廊下にたたせただけで、子供達に教育を受ける権利をがあるのにもかかわらず、授業を受けさせなかったといって、非難される昨今です。不登校の生徒が大勢いる中、彼は、とりあえず、学校にきたのです。彼が学校に来たことは当然で、不登校の子が学校に来ると「えらかったね」では、やっぱり彼は納得できないと思います。卒業まであと少し。彼が、毎日、元気に学校に来れるように、何とかしなければいけないと思っています。何か良い方法はないものでしょうか？

  February 23, 2006

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• 輝く笑顔

  きょうのバスケットボールは、フェイントの練習でした。予想外といっては、彼らにとっても失礼だと思いますが、とてもじょうずで、体育の先生も私も思わず大笑いをしてしまいました。先生「Ｓくん、すごいすごい！それでいいんだよ。上手上手」そのとき、その生徒が見せた輝くような笑顔、本当に素敵でした。もしかしたら、先生方は、生徒の輝くような笑顔を見るために、毎日、頑張っていらっしゃるのかもしれないと思いました。何物にも代えがたい、本当に素敵な笑顔でした。（体育の先生のお優しい、愛情あふれる笑顔もとっても素敵ですが・・・）その後、教わったフェイントを使って、先生のディフェンスをかわす練習も、大きな大きな先生に負けず、どの子もみんな頑張っていて、その姿が、私には、光り輝いて見えました。彼らは、春から養護学校の高等部に進みますが、この素敵な笑顔がずっと続くことを祈らずにはいられません。今まで、彼らは、ずっと守られ続けてきました。でも、世の中の人みんなが彼らを守ってくれるわけではないのです。彼らの笑顔が続く世の中であって欲しいと強く思う反面、私自身の無力を痛感します。

  February 22, 2006

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• わかりやすいお話

  インフルエンザから一週間、でも、実は、微熱と咳がまだ残っています。といっても、学校に行けば、仕事ですから、体育だってやらなきゃならないんですよね。楽しいから、全然つらくはないけれど。きょう、体育でバスケットボールをしていて、一人の生徒の顔面に、思いっきりボールがあたってしまいました。誰かがぶつけたわけではなく、シュートしたとき、ボードにぶつかったボールが跳ね返ってきて、当たってしまったのです。かなり痛かったと思うのですが、必死で堪えている様子。すると、体育の先生。ちょっと休憩もかねて、どうしたら、けがをしないかというお話を始められました。先生「顔にボールがぶつからないようにするためには、どうしたらいいかな？」先生が、一人の生徒の目に前にボールを持っていきました。もちろん、ぶつかるはずはナイのですが、その子は、手で顔面を覆うしぐさをしました。先生「そうだよね。手でよければいいんだ」何度も何度も先生がおもしろく、わかりやすくやって見せてくださるので、ボールがぶつかって痛いはずの生徒も、いつのまにか笑顔になりました。次にまた先生「ボールをよけるとき、手がボールの横にくると、突き指するんだったよね」これは、いつもいつも先生がおっしゃっていることです。そして先生「でもね、もう一つ、横で受けてはいけない理由があるんだけど、わかるかな？」みんな「・・・・」先生「そうか、少し難しいかな。じゃあね、先生が、上から、手を下ろすから、横から、先生の手をはさんでみてごらん」Ｓくんが何度もトライしましたが、先生の手をはさむことは出来ませんでした。先生「出来ないよね。誰がやってもこれは出来ないんだ。横からはさもうとすると、遅くなっちゃうんだよ。だから、手をハの字にして、ボールを受けるんだ」先生「あとね、パスするときは、相手のどこをみればいいのかな？知らん顔してパスすると、ぶつかるかもしれないよね」みんな「その人の名前をいう」先生「そうだね、まずは、声をかけることだよね。これから渡すよってね。でも、声かけると、敵にわかっちゃうから、わからないようにするためには、どうしたらいいのかな？」みんな「・・・」先生「ちょっと難しいかな。目で合図するんだよ。これはね、普通にお話するときも同じだよ。相手の目を見て話をしないと、誰に話しているかわからないだろ？」子供達は、わかったんだかどうだか、ポカーンとしていましたが、私は、とてもわかりやすいお話に一人で納得して、感動していました。きょうは給料日でしたが、なんだか給料をもらいながら、知らないことをいろいろ教えていただくのは、申し訳ないような気がしました。本当にありがたいことだと思っています。

  February 21, 2006

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