～亀さんのピアノ～

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• リトミック講座

  二回セットで、近所の公民館のリトミック講座の講師を依頼されました。今回は、その一回目。どんな子（お母さんも含む）がくるんだろうか、とても不安になっているところへ、公民館の担当の方から、FAXが届きました。そのＦＡＸには、元気の良いお子さんが多く、ご迷惑をおかけすることになるかもしれません、とかかれていました。先月、違う内容で講座をされた先生が、そのお子さん達にかなりてこずった様子。（やれやれ）まあ、２歳児ですから、先生のいうこと聞く子ばかりだったら、その方がどうかしているとも思いますが。 とりあえず何とかしなければなりませんから、飽きさせないことを最大の目標に、盛りだくさんの中味を用意していきました。ピアノ・ＣＤ・タンバリン・ボール・フープ・ボード・スティック・・・・・・リズム遊び・うた・お遊戯・親子で動く・親子で遊ぶ・・・ほとんど私が思いつく限りです。全く下地のない子供たちですから、どれくらいわかってもらえるのか、見当がつきません。しかし、案ずるより産むが易しとはよくいったもので、はじめてみること、意外なことに子供たちは、かなり積極的に参加してくれました。キャッキャッ　ワイワイ。笑い声とはしゃぐ声で大騒ぎになりましたが、他のことをしている子も、嫌がる子も、泣いている子もいなくて、まずまずといったところでした。帰り、公民館の方に「先生、お疲れでしょ？」と声をかけていただきました。でも、正直、全然疲れませんでした。きっと、子供たちがエネルギーをくれたのでしょうね。帰りにコンビニで買い物をしていると、講座に参加していた子がお母さんと入ってきました。私の顔を見て「あっ！れとめっこ」どうやら、来週からは、れとめっこの先生になりそうです。

  July 8, 2006

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• 女性部

  今夜は、勤務校の女性部で食事会があり、たった今、帰宅したばかりです。初めてだったので、様子が全くわからず、食事だからそんなに遅くはならないだろうと思っていましたが、盛り上がりに盛り上がって、終わったのは、１０時過ぎでした。話題は、かなり幅広く、とても楽しかったのですが、驚いたのは、50代の先生方が、退職後、どうしたらいいかわからないとおっしゃっていたことでした。（考えてみれば、夫も、趣味といえるものはほとんどないんですよね）その点、私は、老後も全く退屈することはないだろうと思います。一生、大好きな音楽の勉強をしていけると思いますし、お花の勉強もしていきたいと思っています。定年を考えるまでには、まだ時間がありますが、（もっとも私に定年はありませんが）すでにライフワークといえるものに出会っている私は、本当に幸せものだとつくづく思いました。人それぞれ、聞いてみなければわからない悩みを持っているものなんですね。  

  July 7, 2006

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• 住宅ローン

  不動産会社から、入居説明会のお知らせが届きました。マンションもほぼ完成に近づき、引越しの準備もいよいよお尻に火がついてきた感じです。銀行が開いている時間に夫はなかなかいくことができないので、きょう、とりあえず、私が一人で行って見ました。驚いたことは、銀行でお茶が出たこと、今まで窓口では見たことがない満面の笑みとものすごく丁寧な対応。お金を借りてくれる人だと思うとこれほどまでに対応が違うものなのですね。夫は公務員ゆえ、ローンはかなりスムーズに契約できそう。（ありがたいことです）預貯金は、スッカラカンになりますが、生活は、今までとあまり変わらずにできることもわかり、ホッとしました。それにしても、家を買うということは、本当に大変なことです。

  July 4, 2006

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• 究極のクールビズ

  学校では、プールが始まっています。水の音と先生の吹く笛の音が１日中、鳴り響いている感じです。きょうの昼休みのことです。「みなさん！廊下にパンツが落ちていました」「プールに入った子が、タオルかなんかに包んで、落としたことに気づいていないんだとおもうのですが・・」職員室の中が笑いの渦に包まれました。「でもさ、ということは、今、はいていないってこと？」「そうなるね」「まさか、パンツはいてない子いる？なんて中学生に聞けないよね」「それって、もしかして究極のクールビズなんじゃない」暑さも忘れて、楽しい昼休みになりました。

  June 28, 2006

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• カウンセリングルームの子供たち

  きょう、初めて、カウンセリングルームに行き、そこに通う子供たちと会いました。驚いたことがたくさんあります。一つは、そこに通う子供の人数です。なんと１２人もいるんです。カウンセリングルームにも通ってこない全くの不登校の生徒もいるわけで、驚くべき数字です。次に、カウンセリングルームがパラダイス化しているという事実。授業中だというのに、おしゃべりしたりトランプをしたりしているのです。１日、１時間だけということになっているのですが、それにしても私にはかなりの衝撃でした。まだまだあります。カウンセリングルームには、カーテンがついているのですが、少しでもそのカーテンが開いていると、どの子もとても嫌がるのです。給食を取りに行くのも、他の生徒と会わないように、授業が終わる前に行くようです。午前中で帰る子がいたり、選択の授業だけは出る子もいたり・・・人数分だけ、パターンがあるようです。三年生の子もたくさんいて、進路はどうするんだろう？こっちの方が不安になります。慣れないことばかりで、きょうは、かなり疲れましたが、必要とされている喜びを実感できたことは、今の私にとって、大変プラスになりました。「カウンセリングルームの仕事にドンドン出て良い」という指示があり、私は、その言葉通りにさせてもらったわけですが、今度は「いつ、養護学級にいないのか、知らせてくれないと困る」だって。おかしいですよ、そんなの。散々、私なんていなくてもいいといっておきながら、私を必要としてるのでしょうか？まあいいです。心の狭い方のことで悩んでいる自分がバカバカしくなりました。私がカウンセリングルームを手伝うことになったことは、職員会議で認められたことであり、学校中の先生がご存知なのですから、自信を持って自分の仕事をしていきます。  

  June 27, 2006

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• 必要のない私

  そんなこと、言われなくても、態度でとっくにわかっていました。でも、面と向かって言われるとかなりきついです。私の人生、捨てるカミがあると、必ず、拾うカミが現われることになっているようで、もし、拾うカミが現われない人生だったら、私は、とっくに、病気になっていたと思います。私が、現在、勤務している学校の養護学級に必要ないと思われていることは、毎日毎日感じていました。ただ、それは、完璧にできていると思っていらっしゃる方の思い過ごしで、私を否定しなければできない偽りの自信でしかないと私は思っていました。（だから、ずっと我慢してきましたし、私なりの努力もしてきました）きょう、正式に、カウンセリングルームに登校して来る子供たちも見て欲しいといわれました。我慢してきた環境から逃れられる時間ができるわけですし、多くの子供たちと接する機会が与えられるわけで、私は、とてもありがたいと思いました。その直後、「教頭先生から、話があったと思うけど、クラスは、ドンドン抜けてくれてかまわないから。」返す言葉がありませんでした。でも、私だって、大人です。何も感じなかったようなふりをしましたが、心の中では「ようやく、本音をいったわね」と思っていました。必要のない私が、毎日、出勤することは辛すぎます。明日から、少しでも必要とされるかもしれないと思うと、気持ちが少し楽になりました。もしも、このカウンセリングルームの話がなかったら、私は、本当に学校を辞めていたかもしれません。ただ、私には、そんな勇気もないし、無責任なことをする自分もいやなので、限界まで頑張ろうと思っていました。恵まれた星の下に生まれたことに感謝し、必要とされる私になれるように、努力したいと思っています。  

  June 26, 2006

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• 繰り下がり

  繰り下がりのある引き算。これは、Ａ君にとって大きな壁のようでした。つまり、両手の指の数を超えてしまうと、頭の中だけでは、引き算が難しいのです。前回の数学の授業のとき、Ａくんを見ていたら、ペンケースの中から、10を超えた分だけ、鉛筆や消しゴムを取り出し、懸命に数えていました。そのときは、13までくらいでしたが、「18とか19になっちゃったら、どうするつもりだろう？」私は、不安になりました。さらに、13までのそのときでさえ、今、使っている鉛筆と数を数えるためにペンケースから出した鉛筆がごちゃごちゃになってしまい、なかなか正解を導き出すことができませんでした。何とかして、この壁を乗り越えられるようにしてあげたいとずっと考えていました。数日前、手芸店に行く用事があったので、何気なく、店内を見回していると、編物用のほつれどめ（おおきな安全ピンのようなもの）がありました。「これだ！」と思って、二つ買い、そのほつれ止めに大きなビーズを20個通しました。そのビーズのうち、10個は、Ｕの字の曲がっているところを通れないくらい大きなビーズにし、残りの10個は、Ｕの字を行ったり来たりできる小さなビーズにしました。これで良し！と思い、昨日は、これでＡくんと引き算ができることを楽しみにしていました。私は、Ａくんと何度もこの教材（といえるかどうかわかりませんが）を使って、繰り下がりの勉強をしました。１０問くらい、一緒にやったところ、Ａくんは、15という数字が、10と5でできていることがわかってきました。また、8から8をひくと0になることもわかりました。Ａくんがわかるようになるためには、ある程度の時間、マンツーマンで向き合うことが必要だと私は思いました。しかし、これがいけないというのです。おかしいです。今までわからなかったＡくんがわかるようになったことが全てのはずです。夫にこの話をしました。「ソイツ、バカ？言語道断だな！いってやれば良かったジャン！俺ならはっきり言うなあ。」「もしかして、自分ができなかったことをさらりとやられたヒガミかも？」「君の熱意に対して危機感を覚えたかもしれない」「それ使わせてもらうねっていえばそれでいいのに」 「気にするだけ損だよ。そんなバカはほっとけよ」 夫の言葉に少し助けられましたが、この先の不安はものすごく大きくなりました。  

  June 24, 2006

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• 校内美化

  きょうの四時間目の道徳の授業は、校内清掃でした。この校内清掃には、みんなで協力しようという意味もあり、日ごろ、なかなか時間がなくて、きれいにできないところをきれいにしようという試みはすばらしいと思います。校舎の外にある手洗い兼水飲み場を、クレンザーを使ってたわしでゴシゴシ。制服のワイシャツやブラウスに、汚れた泡をつけながら、子供たちは頑張っていました。「汚れてたね。でも、きれいになったよね。」そんなことを話しながら・・途中、すぐ近くを通られた体育の先生が、「きれいにしてくれて、ありがとう。助かるよ」と声をかけてくださり、子供たちはうれしそうでした。しかし、問題は、その直後。体育の授業を終えた通常学級の生徒たちが、「あいつら、どうせ、勉強したって、仕方ないから、掃除でもしてりゃいいさ」「ほかにすることないんだし」彼らは、私に聞こえたとは思っていないはず。でも、私の耳はスーパー良く聞こえる耳です。この言葉に、私は、かなりショックを受けましたが、職員室に戻り、落ち着いてから、ゆっくり考え直すことにしました。彼らの発言は、確かに問題ありです。しかし、通常学級の子供たちが授業をしている時間に、養護学級の子供たちにお掃除させることは、問題ないのでしょうか？ボランティア活動とかというと、内申書のために、積極的に清掃に取り組む通常学級の子供たちも、本心では、勉強ができないんだからお掃除でもしてろ！と養護学級の子供たちを見下している。これに気がつかない学校に問題があるのではないでしょうか？ 私が聞いてしまった言葉は、まだ、誰にも言ってませんし、これからも言うつもりはありません。（ブログに書いちゃったけど）ただ、その話していた子供たちだけを責めるのは如何なものかと・・・・  

  June 23, 2006

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• カウンセリングルーム

  私の前任校にも昨年はカウンセリングルームがありました。何らかの理由で教室にはいれない子供たちが、そこで勉強していたり、悩みがある子供たちが相談に行ったりするための教室でした。しかし、今年は、その部屋にはいつも鍵がかけられていて、ほとんど使っていないとのこと。ですから、昨年、不登校になりかけ、カウンセリングを受けながら登校していた子供たちは、ほとんど学校に来なくなってしまったそうです。このいい加減というか、行き当たりばったりのやり方に、開いた口がふさがりません。 現在の勤務校にも、カウンセリングルームがあります。まだ、正式決定ではありませんが、私に手伝ってもらえないかという声がかかりました。はっきり「うれしい！」の一言につきます。これで、学校に行って何もすることがないといわれることもなくなりますし、私はいらないっという無言の圧力から開放されます。必要とされることは、わたしにとって、大きな励みになること間違いなし。カウンセリングルームにどんな子供たちがいるのか、今のところ全くわかりませんが、私は、彼らとの出会いを楽しみにしています。私で役に立てることがあるのなら、精一杯努力したいです。  

  June 21, 2006

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• 社会科見学

  きょうは、1日、社会科見学でした。区内の養護学級の子供たちがみんな集まって、テレビ局や新聞社を見学しました。この行事、もとは、夫が始めたものです。夫が養護学級の担任をしていたとき、そのクラスの子供たちと、電車やバスに乗って出かけ、電車の切符も自分で券売機で買い、バス代も自分で料金表を見て払い、昼ご飯も自分でお店に入って注文する。これらのことは全て、生きていくために必要なことだと夫は考え、この社会科見学&体験を思いついたようでした。その後、この行事は、区内の養護学級全体の行事となり、毎年、見学するところは変わるものの、ずっと続いています。学校というところは、とにかく、前例のないことを嫌うところですから、この計画をしたとき、夫への風当たりはかなり強く、本当にたいへんでした。しかし、帰りに子供たちに「お母さんにお土産を買おう」ということで、駅ビルによって、お菓子を買わせたところ、これがお母さんたちに大好評。感激のお電話をたくさん頂き、夫の苦労は、報われました。 この行事を夫が始めたことなど、きょう、参加した方々は誰も知らないと思いますが、私は、きょう1日、夫の仕事に対する熱意をひしひしと感じることができました。 本当に大切なことは何か考えれば、風当たりが強いことなど、いちいち気にして入られないんだと、夫に教えてもらったような気がしました。 

  June 20, 2006

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• 白い斑点

  昨日、ＤＳの脳トレをやっていたら、今までになく、よくない成績が出てしまいました。夫「疲れてるみたいね」私「そんなこともないと思うんだけど」（夫には、ここのところの学校の話は、ほとんどしていません）そうはいってみたものの、体力的には、全然疲れていないけれど、精神的にはものすごく疲れていると思います。 片づけをしながら、ふと自分自身の手に目がいき、びっくり。爪に、白い斑点がいっぱいできていました。以前もこういうことあり、そのとき、どなたかに「気をつけた方がいいわよ」と教えていただいたことを思い出しました。インターネットで検索してみたら、神経が衰弱しているとかいてありました。体は正直だとつくづく思いました。ピンチです。夏休みまでは、まだ少しありますから、早く、気持ちを切り替えなければ・・・  

  June 17, 2006

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• 警報

  昨夜から、私の住んでいる静岡市には、大雨洪水警報が出されていました。今朝、通勤途中、冠水した箇所があり、通行止め＆迂回せよということで、大渋滞にはまってしまいました。そんなこともあろうかと、かなり早めに出かけたので、時間には間に合いました。しかし、学校に着くと、妙に静かで、異様な気配。なんと、この学校は、警報が出ると、自宅待機になるそうで、今朝、子供たちは、誰も学校にいませんでした。（私は、このことを知りませんでした）職員室では、先生方が、ＴＶやインターネットの情報をみながら、警報が解除になるのを待っていらっしゃいました。しばらくすると、警報が解除になり、クラス担任の先生方が、一斉に連絡網の電話をかけ始めました。授業が始まったのは、いつもの四時間目でした。昨年の私なら、こういうときは、勤務時間が過ぎても子供たちといっしょに、授業に出ていたと思います。これが、必ずしもよいことといえるかどうか、わかりませんが、きょうは、サッサと帰って来ました。もしかして、こういうことすると、気が利かないと思われるのかもしれませんが、良かれと思って授業に参加し、招かれざる客のようなことを言われるのなら、その時間を自分のために使ったほうがいいと考えました。日にちを重ねるたびに、この学校には、私は要らないという気持ちが強くなってきています。私の二つの目は、見えていないのでしょうか。私の心も、警報が出ている気がします。  

  June 16, 2006

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• 窓際族

  きょうは、三年生が全員、来年、入学を希望している養護学校の高等部の体験入学でした。朝の職員会議を終えて、私にかけられたことば。「きょうは、1日、フリーにしてください」いくら3年生がいないからといって、私には、1日中授業に入らなくていいというのです。昨日いってくれれば、私は、今日、有休をとったのに・・・正直、頭に来ました！はじめは、それでも、途中から授業に行こうかなと思いましたが、バカバカしいのでやめました。最近、モーツアルトのピアノソナタに凝っているので、およそ2時間、受験生時代のように、音楽室で、ピアノを弾きまくりました。午前中、ずっと弾こうかと思いましたが、また、腱鞘炎になっても困っちゃうので、途中で切り上げました。その後は、家庭科で取り組んでいるワールドカップ参加国の国旗を、ビーズと安全ピンで作り、時間をつぶしました。お昼になり、教室に行くと、「先生！どうして、きょうは、ぼくたちの所に来てくれなかったの？」とＮくんが聞いてきました。（そうだよね、普通、そう思うよね）でも、まさか「来なくていいといわれたから」なんて言えないので、「ごめんね、きょうは、ほかのお仕事してたのよ」といいました。（どんなときも四つの目。二つの目で十分と思っているのは、思い上がりじゃないの？）私への嫌がらせと解釈しようか、休憩をくれたと解釈しようか迷います。仕事は与えられてするものではなく、自分で考えて見つけるものだと思っている私にとって、見つける機会を奪われたことはやはりショックです。窓際で、仕事がなく、ひたすら新聞を読んでいる方たちの気持ちが、少し理解できました。私の場合、3年生がいないきょうだけですから我慢もできますが、これが毎日だったら、本当につらいでしょうね。  

  June 14, 2006

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• 学校でのワールドカップ

  昨日の職員会議で、「みなさん、きょうは、必ず、応援しましょう！生徒は、明日からテストですが」と力説していた体育の先生。きょうは、「ワールドカップは、終わったな。オレは，もう見ない」 音楽の時間に、人の心は、空より高くて、海より深いと散々歌い、音楽の先生から「いいか、君たち。誰のせいで，日本が負けたなんていうヤツの心は、空より高くもないし、海より深くもない。君たちは、そうならないようにしような！みんな一生懸命頑張ったんだから、誰のせいでもないんだよ。」というお話を聞いた養護学級の子供たち。体育の先生が、職員室で、「もう見ない」といい、さらに、「アイツのせいだよな。全く、馬鹿につける薬はない」と怒り心頭に達していると、養護学級のＳくんが、次の授業の先生の御用聞きに入ってきました。Ｓくんは、怒りまくる体育の先生に近づき、「先生、先生の心は、広くないの？深くないの？人の心は、空より高くて、海より深いんだよ。さっき、○○先生が、そう言ってた。誰のせいでもないんだよ。一生懸命頑張れば、それでいいんだよ」職員室の中にいらした先生方は、仕事の手を休め、大笑い。体育の先生の怒りは、急速に静まりました。Ｓくんが用事を終え、職員室から出ていくと、体育の先生「Ｓくん、悟りでも開いちゃったの？」私「いいえ、そういう言葉の歌を、今、歌ってきたところなんです」 素直でまっすぐなＳくんの心を象徴するような出来事でした。

  June 13, 2006

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• 卒業生からのメール

  きょう、ふと携帯をみると、メールが3通、着信5件。しかも、同じ人から。それは、この3月、卒業した教え子からのものでした。きっと、自分専用の携帯をかってもらい、うれしくて、メールしてきたのでしょう。彼は、中学生時代、問題児でした。（私のブログにも何度も登場しています）メールを返信すると、すぐに電話がかかって来ました。どうやら、母校の中学に遊びに行ったようで、私の前任校の先生方に会った様子。（皆さんがお元気だと知ることができ、とてもうれしく思いました。私も、遊びに行こうかな？）彼は、教育学部付属の養護学校の高等部に入りました。中学のころ、学校が嫌いで、良くサボったり、遅刻したりしました。気にいらないことがあれば、大暴れしたり、学校を飛び出したり、暴言を吐いたり・・それが毎日だったといえばそうだったような気もします。そんな彼が、高等部に進み、通学にかなり時間がかかるようになったはずですし、果たして，ちゃんと学校に行っているんだろうかと，心配していました。ところが、そんな彼も、サッカー部に入り、毎日、練習に励んでいるとのこと、作業だって頑張ってるぞーという元気な声。この2ヶ月で、成長したなあと思いました。ほんとうにうれしいものですね。こういう電話。感激デス。この仕事していて良かったと思いました。

  June 9, 2006

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• 心の教育

  大好きな歌が，次から次へと教材として使われます。私にとっては、とってもうれしいことです。先日の「空より高く」それから「ともだちになるために」「はじめの一歩」 これらのうたは、かつて、高齢者教室で散々つかってきたものですが、どうも高齢者には、こういう感覚はしっくりこない方が多いようでした。いいこといってるのになあと、わかってもらえないことが残念で仕方がありませんでした。 そして、私自身が、やっぱりこういうのは，子供たちと歌いたいと心のどこかで思っていたような気がします。養護学級の彼らに、心の教育は、とても難しいと思います。国語といっても、漢字を書いたり、作文を書いたりはしますが、文章の理解や読み取りといったことは、ほとんどやっていません。ですから、道徳の教科書を読んでも、その主旨を読み取ることまではなかなかできないと思います。でも、彼らにとっても、心の教育はなくてはならない大事なものです。生きていく上で、何が大切で、何をしてはいけないのか、おそらく、中学を卒業してしまったら、教わること、考えることはないと思いますから、今は、それを知るラストチャンスといえるかもしれません。 はじめに書いた３曲は、どれも優しい言葉で書かれたうたですから、きっとみんなおぼえられるはず。彼らの心の中に、この歌にかかれている言葉が残ってくれれば、立派な心の教育になると思います。 難しい話をするのではなく、歌の中から学ぶ。これも音楽の生活化ですね。 

  June 9, 2006

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• 学校公開日

  きょうは、学校公開日でした。正門に大きく「学校公開日」と書かれた縦看板がおかれていて、ちょっと驚きました。（運動会とか，入学式という感じのものだったので）ですから、学校公開日とは、そんなにすごい行事なのかと思ったわけですが、実際は，午後から行われた授業参観と学級懇談会だけでした。ほかの時間も，自由に誰が出入りしてもいいことになっているわけですが、午前中は，どなたもいらしていないようでした。前任校にも，同じような日がありましたが、休日を学校公開日としていたため、とても大勢の方が学校の様子を見にいらしていました。休日だったからかもしれませんが、その日は，私も出勤するようにいわれていました。今回は、何もいわれていませんでしたが、そうするものだと思っていたので、何の迷いもなく，というより，気を利かせたつもりだったりして。ところが、「えっ、先生きょう、来たの？聞いてないよ」（オイオイ、私は、スケジュール通りに出勤しただけだよ）（それに，先週、話したよ）なんてヤツだと思いましたが、この方は、言葉の使い方をしらない気の毒な方だと思うことにしました。（ただ、こんないい方しかできない人が福祉の仕事していていいのかなという疑問が残ります）昨年は、有休を使うどころか、ボランティア出勤の連続でしたが、今年は、思いきり有休を使おうと思いました。でも、授業参観の時は、自分が必要とされていることを十二分に感じましたから、やっぱりきょうは，出勤して良かったと思うことにします。  

  June 8, 2006

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• 天使

  昨晩から、きょうは、休みたいと思っていました。でも、これで私が休んだら負けになると思い、いつもと同じように出かけました。 教室を覗くと、子供たちは、静かに読書していましたが、私が視界に入ると、「先生！きのうね、プールにいったよ」「先生！ＤＳ　Ｌite予約できた？」質問の嵐でした。このとき、私は、今年，3月で退職された前任校の校長先生の奥様の言葉を思い出しました。校長先生は、教員時代、ずっと奥様に「教員はストレスがたまらない仕事だ」といい続けたそうです。なぜなら、職員室でどんなイヤなことがあっても、教室に入れば、いつも天使のような子供たちがいっぱい待っていてくれるから。この話を送別会で聞いたとき、先生方から「スゴイ！校長先生は、教員が天職だったんだね」という声があがり、「私は、ストレスがたまるし、子供たちが天使には見えない」と多くの先生方がおっしゃっていました。でも、私は、きょう、本当に校長先生のおっしゃる通りだと実感しました。ワールドカップにあわせて、子供たちと一緒にビーズでいろいろな国旗を作りながら、昨日までずっと溜めこんでいた気持ちが全くなくなっていることに気がつきました。「先生！次はどこの国にしたらいい？」「ＡＬＴの先生に、アメリカの旗作ってあげたいけど、いい？」「ブラジルは難しいかな？」「クロアチアの旗は、ユニフォームと一緒だね」本当に彼らは天使だと思いました。まあ、また、明日は悪魔に見えるかもしれませんが・・・・      

  June 5, 2006

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• ストレス

  どうやら私は、ストレスで太るタイプらしいです。ストレス発散のために食べているわけでもないのに、どうして太るんでしょうね。最近の私は、学校に行くことが大きなストレスになっています。去年は、こういうこと、ほとんどなかったのですが、今年は、2ヶ月で、もはや限界に達しているような気がします。大きなストレスの原因は、私なんている必要がない、むしろ邪魔になると感じてしまうこと。私は出勤日数に制限があるため、だいたい木曜日をお休みにしています。しかし、今週の木曜日は、授業参観があり、4月のとき、授業参観日は休まないで欲しいといわれたので、出勤の予定にしていました。先週のことです。Ａ先生「先生、来週、水曜日が休みになっているけど、間違いじゃない？」と聞かれました。私「間違いじゃないです。木曜日が授業参観日なので、出勤した方がいいかなと思いまして。その分、水曜日をお休みさせていただきたいのですが、水曜日のお休みは、まずいですか？」Ａ先生「突然来られても、授業をする先生も迷惑だろうから、Ｂ先生に、話しておいた方がいいよ」言葉に詰まってしまいました。（Ａ先生は、日ごろ、私なんて必要としていないことがよくわかりました）言われたとおり、Ｂ先生に聞いてみました。私「私は、いつも木曜日をお休みさせて頂いているのですが、来週の木曜日は、授業参観なので、出勤する予定です。お手伝いさせていただくことがあったら、おっしゃってください」Ｂ先生「先生、入ってくれるんですか？助かります！何やったらいいでしょうかね？彼らは、進度がばらばらなのですが、何か、一斉に活動する場面があったほうがいいですよね」Ｂ先生の言葉で少し気持ちが楽になりましたが、自分の存在価値を否定されることは本当に切ないことだと思いました。音楽の授業で使う楽譜がＡ先生の手元になく、さらに音楽の先生もお持ちでなかったらしく、私のところに話がまわってきました。Ａ先生「楽譜ある？」もちろん、私はその楽譜をもっていました。Ａ先生「明日、使うから持ってきてくれる？」しかし、家に帰って楽譜をみると、歌詞にふりがながついていませんでした。彼らにとってふりがなはなくてはならないものですし、もし、ふりがなのついていない楽譜をそのまま持っていったら、なんていわれるか・・・おそらく、2年目になって、こんなこともわからないのかというようなこといわれるのでしょう。そこで，私は、歌詞を打ち直し、全部ふりがなをつけて、翌日，持っていきました。私がこの打ち直しをしているとき、夫は「そんなの，君の仕事じゃないだろ？」といいましたが、私には、Ａ先生の反応が予測できたので、打ち直しをしました。しかし、翌日，生徒たちに配られたものは、私が打ち直ししたものではありませんでした。配られたものは、私が打ち直ししたものに，手を加えたものでした。さらに、生徒たちの前で、私が打ち直ししていったものでは、小さすぎて、見えないというおまけの発言まで・・・・私が打ち直ししたものは、いつも配られているプリントと同じサイズの字でした。2度とやりたくないと思いました。この話は、夫にもしてありません。しかし、夫は、「去年のほうが楽しそうだったよね」とうすうす感じているようです。自分自身のやり方に，自信を持つことは大事なことだと思いますが、他人を否定しないと成り立たない自信なら、それは本物のの自信とはいえないのではないでしょうか？ 学校で相談できる方がいらっしゃればいいのですが、残念ながら、そういう方を見つけることができませんし、どこで、どう話が伝わるかわかりませんから、誰にも話さない方が良いと思っています。 県のＨＰに特別支援ボランティアの養成講座の受講生募集のことが載っていました。どうやら私はその資格をもっているようなので、早速申し込むことにしました。うまく受講できるといいのですが・・・ 今，私が頼れるのは、確かな知識しかないと思っています。  

  June 4, 2006

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• 四つの目の意味

  きょう、チラシで、紙でっぽうを作りました。上手にできると、とってもいい音がでますから、子供たちは、大喜び。たまったストレスを解消するのに、とても良かったと思います。しかし、一人だけ、あまり上手くできない子がいました。先生「まず、紙を半分に折ってみよう」どの子も、真剣です。テーブルに紙を置いていない子には、置くようにアドバイスし、置くことで折り目がきちんとつくことを話しました。先生「Ｍくん、君は、半分に折れていないよ」たしかに、Ｍくんは、手先が器用なほうではありません。でも、私には、ほかの子たちと、それほど差があるようには見えませんでした。上手く折れていないといわれたＭくんは、必死でやりなおしをしていました。ほかの子たちは、ずんずん先に進みました。そのうち、完成してしまう子もあらわれ、教室にパーンという音が響き渡りました。まもなく、Ｍくん以外の子は、みんな完成して遊んでいましたが、Ｍくんは、半分に折るところから先に進めませんでした。Ｍくんの顔が曇りました。結局、Ｍくんは、紙でっぽうで、みんなと遊ぶことができず終いでした。私には、先生の中に、「Ｍくんは、手先が不器用だから、上手く折れない」という先入観があると思いました。先生とＭくんのお付き合いは3年目ですから、たしかに先生はＭくんのこと、よくわかっていらっしゃいます。でも、そういう目でみてしまうことは、決してＭくんにプラスにはならないはずです。子供たちは、日々進歩していきますから、この前までできなかったことが、できるようになっていることもよくあるのです。いくらベテランでも、二つの目には、限界があります。そのために、私がいるような気もするのですが、きょうの私は、Ｍくんに何もしてあげることができませんでした。先生にまた「あんまり、手を出しすぎないで」といわれることがこわいのです。先生に何か言われるたび、私はいらないっていわれているようで、私は、何もいえず、何もできなくなっているのです。気にしすぎかもしれません。でも、私がこんなことじゃダメですよね。二つの目より4つの目で見る方が良く見えるはず。先入観という色眼鏡で見ることなく、どこまでもクリアーな広い視野で、Ｍくんのことを応援してあげたいと強く思いました。 

  June 2, 2006

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• おはようカラス

  今朝、5時頃のことです。「おはよう！おはよう」どう聞いても、、カラスがおはようといっているように聞こえるのです。私は、すでに目を覚ましていましたが、夫は、まだ、寝ているようでしたので、私も静かにしていました。しばらくして、また、「おはよう！おはよう！」たぶん、同じカラスです。夫「起きてる？」私「うん！」夫「おはようって聞こえない？」私「聞こえるよね」また、少しすると、「おはよう！おはよう！」私たちは、すっかり目が覚めてしまいました。カラスのご挨拶は、3回でした。母にこの話をすると、「昔は、カラスが鳴くと、縁起が悪いなんていったけど、この前、テレビで、カラスは、神様のお使いだっていわれてる地域もあるらしいよ」「何かいいことあるんじゃない？」神様が、どんな素敵なことを知らせてくれたのでしょうか？とっても楽しみです！  

  June 1, 2006

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• 授産所実習

  今朝、教室に入ったら、授産所実習の評価表が拡大コピーされて貼ってありました。もうすぐ、授産所実習があり、彼らは、学校から離れて、数日間、仕事をします。評価される項目はかなりたくさんありました。・あいさつができる・黙って仕事ができる・わからないことを聞きなおせる・人の話を素直に聞ける・手元を見て仕事ができる・時間内に能率よく仕事ができる・使った道具をきちんと元あった場所に戻せる・出来あがった作品を丁寧に扱うことができる・・・・まだ他にもたくさんありました。これだけのことがきちんとできれば、どこへいっても大丈夫だと思いました。授産所の評価は、大変厳しく、全部の項目にＡがもらえることは、ほとんどないそうです。この評価に両親がかなり驚かれる場合が多いとのことでした。考えてみれば、彼らのほとんどは、評価されたことがありません。その上、学校でも、家庭でも、常に守られています。そういう彼らも、永遠に守られた中で生きていくことはできないのですから、授産所実習は、世間の風にあたる練習といえるかもしれません。昨年の勤務校では、授産所実習はなかったので、私にとっても、1年生同様、初体験。成長して学校に戻ってきてくれることを祈りたいです。

  May 31, 2006

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• 空より高く

  音楽の時間に「空より高く」を歌っています。この歌は、途中に蛍の光のメロディーが使われていることから、卒業式やお別れ会で歌うことが多いようですが、私は、自分自身への応援ソングとしてよく歌っています。きょうの体育は、持久力をつけるためのトレーニングでした。走ったり、縄跳びをしたり・・・（正直なところ、暑かったこともあり、かなりきつかった）体育は大の苦手の1年生のＳくん。縄跳びも、飛んでいるというより、またいでいるといった方がいい感じの跳び方です。今まで厳しく指導されたことがないためか、すぐに「もうやめたい！体育嫌い！」が始まります。でも、先生は、それを許しません。ほとんど泣きながら、イヤイヤやっていました。すると、3年生の子が、「だから、もうだめだなんて、あきらめないで、涙をふいてうたってごらん」と、空より高くの一節を歌い始めました。そのうち、他の子もみんな歌い出し、Ｓくんも最後まで頑張りました。歌詞の通り、人の心は、空より高くて、海より深くて、広くて、強いと思いました。大学時代、「音楽の生活化」ということを教えられましたが、まさに、きょうの体育は、その実践でした。すばらしい！！素敵な場面でした！感動しました！

  May 30, 2006

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• それぞれの立場

  きょう、お稽古にくることになっている高校生の女の子から、メールが来ました。内容は、一通目。「きょうは、文化祭の準備で遅くなりそうなのですが、何時までなら、お稽古にいっていいですか？」遅くなっても来てくれる気持ちはうれしいのですが、こちらにも都合というものがあります。私の返信「何時ごろ来られそうですか？」彼女からの2通目「きょう、出し物の試作を作らなければならないので、何時になるかわかりません」オイオイ、何時になっても私に待ってろというわけ？私からの返事「残念ですが、何時になるのかわからないのでは、お約束できません」そして三通目「それでは、おやすみします。また、今度、きょうのかわりに行きます」ちょっと待って！これは絶対におかしいと思います。完全に彼女と私の立場が逆転しています。私からの返信「見とおしを持って、予定を立てましょう。きょうのことも、たぶん事前にわかっていた事だと思います。私は、土曜日や日曜日も含めて、出きる限り、皆さんのご都合に合わせてお稽古していますので、これからは、当日ではなく、早めに連絡してください。」彼女が私にどんなメールをしているかなど、ご両親は全くしらないのです。（もちろん、こういうことをしてはいけないとわかって下さるご両親だと信じたいです）こういうことって、やっぱり、私が教えてあげなければいけないのでしょうか。よく、職員室で、「地球はお前を中心に回っているんじゃない！」と生徒を叱り飛ばす先生がいらっしゃいます。立場を考えた言動ができるようになることは、これから大人になって、社会で生きていくために、今の子供たちにとって不可欠なことだとつくづく思いました。やっぱり、それを理解させるのは、大人の勤めですよね。

  May 29, 2006

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• 日帰り旅行

  きょうは、日帰り旅行に出かけました。場所は、信州。蓼科＆白樺湖付近です。白樺湖は、高校生のとき、クラブの合宿で訪れた場所で、思い出の地です。誰と誰が白樺湖で一緒にボートに乗るか、これが、合宿の最大イベントでした。（私は、オーケストラ部でバイオリンを弾いておりました）あの頃、白樺湖付近は、もっと素朴な感じがしましたが、ずいぶん変わり、驚きました。あのバブル期を超えたわけですから、当然のことなのかもしれません。 昨夜からの大雨がウソのように、お天気に恵まれました。（ちなみに私は晴れ女です）昔はなかった藤城清治さんの切り絵の美術館に入り、とても感動しました。私も細かい仕事は嫌いじゃない方ですが、気の遠くなるような作業をかなりの時間、繰り返さない限り、あんなにすごい作品はできないはずです。新居に飾ろうと思って、気に入ったきり絵のカードを二枚買いました。山梨の昇仙峡には、同じ藤城清治さんのもっとすごい切り絵があると教えていただいたので、ぜひまた行ってみたいと思います。海外旅行とは比較になりませんが、こういう小旅行もたまにはいいものですね。  

  May 28, 2006

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• 中国に行かなくても

  きょう、私が勤務を終え、帰ろうとすると、事務室から、「先生！ちょっとお時間ありません？」と声がかかりました。時間はたっぷりあったので、事務室にお邪魔させていただきました。「柏餅頂いたんですよ。でも、全員分はないから、ナイショで食べましょう」もう、五月も終わりだというのに、考えてみれば私は、今年、一度も柏餅を食べたことがありませんでした。食べながら、ほかの方から「ぼくの田舎じゃ、柏の葉っぱじゃなくって、ホウバを使うんだよね」というお話を聞きました。「ホウバって、もしかして、それで、ご飯を包んだりしません？」と尋ねたら、「そうそう、先生、良く知ってるね。ほんのり、葉っぱの香りがして、おいしいんだよね」私が「中国の桂林の奥の方に行ったとき、竹の中にもち米を入れて、そのまま焼いたものは、食べましたよ。同じような感じですよね」と話すと、「先生、そんなの中国行かなくても、うちの田舎でもやるよ」「食べるときは、竹を真っ二つに切るんでしょ？」「欲張って太い竹のをとると、中まで火が通っていなかったりしてさ。でもおいしいよね」全く、その通りです。きょうまで、私は、チワン族の名物料理だと信じ込んでいました。その村は、私が訪れた7年前には、まだ、日本人は数えるほどしか来たことがないというところでしたが、しばらくして、ＮＨＫでやっていましたから、今では、もう、観光地化しているかもしれません。電話も電気もなく、私達が、その村を訪ねるということは、手紙で知らせてあると聞かされ、かなり不安な気持ちで行きました。食事をそこでいただくことになっていたので、「私達が、何人で行くのか、村の人達はご存知なのですか？」と案内してくださる方に尋ねたら、「何人でも大丈夫。行けばその理由はすぐわかりますよ」到着し、本当にすぐわかりました。食事の材料は、すべてその村の畑から、とってきたものでした。私達に、村の娘さんたちが踊りや音楽を披露している間に、お母さんたちが食事の用意をしてくれました。村を上げての大歓迎でした。きょうは、柏餅から、楽しかった中国旅行を思いだし、何ともいえない幸せな気持ちになりました。  

  May 26, 2006

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• 雷

  今、ものすごい雷です。きょうは、夜、公民館の講座の講師の仕事があり、さっき、帰って来ました。車を運転している途中、なんども光り、どきどきしながら帰って来ました。（今の雷はすごかった！絶対近くに落ちたよ）今から5年前、私は、所属していた団体の旅行の幹事を任されていました。初めての経験だったことと、旅行に行くメンバーが私を除いて、ほとんど高齢者だったことで、私は、この旅行のために、かなりの時間と労力を使いました。旅行は、雨が降ってしまうと楽しみが半減しますし、（特に行き先がディズニーシーだったので）どれたけ祈ったかわかりません。その旅行の前の一週間、きょうのような雷がほぼ毎日続きました。「今年に限ってどうしてこんなに雷ばかりなの？」と思い、当日まで、ハラハラドキドキ。眠れない夜が続いてしまいました。前日になり、ドタキャンがひとり。深夜までかかって、部屋割りやバスの座席を作りなおしました。ようやく仕事が終わり、お布団に入っても、興奮しているためか、眠れませんでしたが、自分の体がとても熱いことに気がつきました。検温してみると、39℃でした。でも、翌日、休むわけにはいかないのです。解熱剤を飲み、朝には、少し下がりましたが、フラフラしながら、出かけました。しかし、神様は、そんな私に味方してくださり、この日、お天気は、快晴。ほとんど全てのアトラクションを制覇し、パレードも夜のショーも花火も堪能しました。あれからこの時期になると毎年、雷なるかな？と思っていましたが、あの年ほどの雷は今までありませんでした。でも、きょうのは本当にすごい！この時期は、雷がものすごいことあるんですね。高熱をおして、幹事の仕事をしていた私に、容赦なく浴びせ掛けられた心ない言葉の数々。一生忘れることはないと思いますが、今となっては、懐かしくもあります。     

  May 24, 2006

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• 遠足のお菓子

  遠足の日、子供たちは、お菓子を持っていっていいことになっていました。ただし、昼食のときだけという制限つきでした。遠足のとき、お友達とお菓子を交換することは、子供たちにとって大きな楽しみだったと思います。しかし、当日、道路が渋滞したり、天候が悪かったりして、昼食の時間がかなり削られ、ほとんどの子供たちがお菓子どころではありませんでした。遠足から戻り、学校に到着したときのことです。「昼食以外の時間にお菓子を食べた子は、その場に立ちなさい」かなりの子供たちが立ちました。帰着式を終え、その子たちは、約束を守らなかったと散々叱られました。私は、朝からの一部始終をみていて、これはおかしいと思いました。私には、遠足の計画のずさんさを子供たちに見ぬかれたとしか思えません。お菓子を食べる隙を作らない綿密な計画が必要だったのではないでしょうか？子供たちは、遠足に行った先で、様々な体験学習を行いましたが、終了時間がばらばらで、早く終わった子達はこれといってすることもなく、 昼食はそこそこだったのですから、持っているお菓子を食べたくなるのは当たり前です。帰りのバスでも、何かみんなですることもなく、ひたすら渋滞にはまっていたのですから、ここで、こっそりお菓子を食べたくなる気持ち、わかりすぎます。楽しかった遠足を台無しにするような怒り方をするくらいなら、始めからお菓子は禁止にしたほうがよかったのでは・・・・   

  May 23, 2006

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• 妻のストレス

  ニ、三日前、妻のストレスの原因は夫というニュースを、ネット上で見つけ、うんうんと思いながら、一人でニヤニヤしていましたが、夫には、知らせませんでした。今朝、夫は、どこでこのニュースを知ったのかわかりませんが、「妻のストレスは夫だって。知ってた？」どう答えていいのかわからず、私「ネットでみたよ」夫「しかも、夫は、家庭に安らぎを感じ、妻は、夫にストレスを感じてるんだって」「君もそう思う？」私「思うときもあるよ」夫「でも、オレいろいろ手伝ってるジャン」私「それがいけないのよ。手伝っているということは、私の仕事だと決め付けていることだから」例えば、私が休みだと家の中が片付いたり、きれいになったりするけれど、夫が休みだと思いっきり散らかります。夫はよく、「言ってくれないとわからない」といいますが、私は、「言われる前に気がついてよ」と思っているのです。このニュースを読んで、私だけじゃなかったのね、と思っている奥様達、いっぱいいるはず。  

  May 21, 2006

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• 計算

  養護学級では、学年も違うし、これまでの進度も全然違うので、数学の時間は、個別に、計算問題をやっています。九九に取り組んでいる子もいます。「○の段言ってごらん？」というと、考えながら、かなり時間をかけていう子もいます。かなり時間がかかる子の中にも、とにかく言えればそれで満足と思う子と、もっと早く言えるようになりたいと思う子がいるようです。順にはすらすら言えるけど、突然「○×△は？」というと、わからない子もいます。繰り返し繰り返しが必要で、なぜ、宿題を出さないのか私には不思議でなりません。養護学級とは、そういうものなのでしょうか？ 3桁の足し算引き算、掛け算を練習している子もいます。出来た子は、「出来ました！」といって、先生にみてもらうのですが、3桁になると、こちらも必死です。中には、間違っていても、自分の答えに自信をもっているのか、「そんなことはない」と言ってくる子もいます。つまり、ここが、どう間違っているのか、きちんと説明しないと、納得してくれないのです。しかし、電卓を使って自分で答えあわせをさせると、すぐに納得してやりなおしを始めるんですよね。先生は、信じてもらってないのかも・・・

  May 18, 2006

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• 宿題の結果

  昨日のボトルのお話の続きです。昨日は、グリーンだった彼女のボトル、今日は、イエローでした。昨日、彼女は、授業で使う教材を必死で作っていて、ちょっと声がかけ難い感じでしたが、きょうは、その教材もすっかり出来あがっていて、余裕の様子。思い切って、昨日の話をしてみました。私のつたない英語（というかほとんど単語の羅列に近い）でも、彼女の優しさと豊かな想像力のおかげで、かなり通じました。お茶の葉を変えないで、お湯だけ足していく中国式に、彼女は「それ、ｎｉｃｅ　ｉｄｅａね」と言っていました。ここで始業のチャイムが鳴ってしまったのですが、私達の会話を聞いていらしたほかの先生が、「ナイスアイデアかな？そうは思わないけど」「それって、始めの方は、苦くなっちゃうし、後のは出がらしだろ？ぼくは、いやだね。そんなの飲みたくない」確かに日本人の感覚からするとそうですよね。出がらしって英語でなんていうんでしょう？職員室を見渡し、英語の先生を探しましたが、生憎、どなたもいらっしゃいませんでした。今週末から学校は、校外行事が続きます。このつづきは、来週以降になりそうです。

  May 17, 2006

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• ボトル

  ＡＬＴの先生は、毎日、大きなペットボトル（いつもミネラルウォーター）を職員室の机の上に、ドンと置いています。ところが、きょうは、ペットボトルではなく、透明なグリーンのプラスティックボトルでした。中味は水とのことでしたが、私は、このボトルをみて、中国で良く見かけたボトルを思い出しました。日本は、お茶を飲むとき、お急須などを使い、こしてから飲みますが、中国では、こういったプラスティックのボトルにお茶の葉を入れ、下の方に葉っぱが沈んでから、上澄みを飲むような感じでした。葉っぱはそのままが入っているので、水分が減ってくると、そこにまたお湯を足し、何度でもそのまま飲んでいました。食後に出されるお茶も、カップの中にお茶の葉が入っていて、ふたで押さえながらずるずる飲むんですよね。（まさにところ変わればです）観光地の切符切りの方もよくこのボトルでお茶を飲んでいましたし、まちで、そのボトルを持ち歩いている方もたくさん見かけました。おもしろそうだから、一つ買いたいなと思い、あちこち探しましたが、見つかりませんでした。ＡＬＴの彼女に、この話をして見たかったのですが、どこから話していいのかわからず、またきょうは彼女も忙しそうだったので、これは、明日の宿題にします。でも、アメリカでは、お茶は持ち歩かないような気もします。水を持ち歩いている姿は良く見かけますが、お茶のペットボトルは、アメリカでは、ポピュラーじゃないですからね。   

  May 16, 2006

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• 連続ドラマを見て

  今回のＮＨＫ朝の連続ドラマに、私も含め、私の家族は、毎日、楽しませてもらっています。まずは、主人公が音楽を志し、音楽学校（芸大）を受験するということ。試験曲が、ベートーベンやモーツァルトなので、母は「桜子ちゃんや達彦さんがひく曲、みんな聞いたことあるのよね」「ほんとうになつかしいわ」ちなみに母も私も、達彦さんの大ファン。さわやか系がスキなんです。姉は「あれ？なんでわたしこの曲の続き、鼻歌で歌えるんだろう？って思うときがあるわよ」高校時代、どれだけピアノを弾いたかわかりませんから、家族もみんな覚えちゃうんです。私自身も、懐かしくて、最近、学校で、空き時間に、ベートーベンやモーツアルトのソナタをよくおさらいしています。（それほど弾いているつもりはないのですが、力が入りすぎるのか、右手は腱鞘炎気味）ＴＶドラマゆえに納得できないところもかなりあるけれど、（例えば、試験でやりなおしは絶対に許されないし、楽譜を見てひくこともありえない）受験生当時の緊張感を思い出し、朝から気合が入ります。残念ながら、7：40には、出かけないと間に合わないので、いつも途中までなのですが・・

  May 14, 2006

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• 九九

  養護学級の子供たちにとって、九九は大きな目標であり、壁でもあるようです。「ににんがし」から順番に言えばすらすらと出てくる子も、ばらばらになってしまうととたんに・・・・つまりは、お経のようになっているだけで、掛け算の概念が全く理解されていないのです。ずうっと昔、（たぶん、私が中学生のときだったと思います）熱中時代というドラマのなかで、主人公の水谷豊さんがうちわに数字を書き、算数の時間以外にも、そのうちわをくりかえしくりかえし、子供たちの前に出し、九九を言わせていた場面を思い出します。歌で九九を覚えるなんていう方法も。そのくらい熱心に、しかも時間を掛けてじっくり取り組まないと定着しないのが九九であり、その九九は、生活の中で必ず必要になる大事なものなのですよね。そういえば、昨年も、この取り組みは中途半端でした。記憶が苦手な子もいますし、まして、掛け算の概念を理解させるのは、並大抵のことではないようです。3年生には、不完全な九九を何とかしてから、義務教育を卒業させてあげたいと思いますが、私の立場、とにもかくにも厄介です。   

  May 13, 2006

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• 言えない

  少し前に生徒たちの鉛筆の持ち方が気になることを書きました。きょうも、漢字を書く授業がありましたが、持ち方は相変わらずでした。私は、あの日、すぐに担任の先生に伝えましたが、私が言いたかったことは全く伝わっていないみたいです。とても残念です。鉛筆が上手く持てないから、姿勢が悪くなり、書くのも疲れ、時間もかかっているはず。きょうの授業は、他の先生なので、あまりに見ていられない生徒だけ、何とかしようと声をかけましたが、こんな短時間では絶対に直せないので、途中で止めました。彼に、今までこれで何も言われたことないになぜ？という気持ちがあることもわかったからです。根気は必要なものの、鉛筆の持ち方を直す方法を私は知っています。担任の先生には言えない自分の立場がイヤでイヤでどうしようもありません。一番大事なのは、子供たちの将来のはずなのに。 いろいろ考えたら、必要とされていない自分もいやになりました。不思議なものです。前の学校では、私のことを先生と呼ぶ方はどなたもいらっしゃいませんでした。しかし、今の学校では、私のことを先生と呼ばない方は誰もいらっしゃいません。それなのに、たった一つの「もちかたくん」という道具があることをいうことができないのです。

  May 10, 2006

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• デートの誘い

  私がサポートしている養護学級には、1年生から3年生まで、7人の子供たちが在籍しています。そのうち女の子は２年生の一人だけ。１年生のＳくんは、彼女に興味を持っているようです。きょうの給食の時間、Ｓくんがその女の子に「○○さん、今度、一緒にお出かけしよう」とみんなの前で言いました。すると、３年生の子が「オイオイ、みんなの前でデートの誘いかよ」他の子達も大笑いしました。誘った本人も照れていました。誘われた女の子はすかさず「ヤダよ」するとまた３年生の子が「ふられてやんの」他の子達はまた大笑い。中学１年と３年では、気持ちに大人と子供ほどの違いがあるんですよね。まだまだ小学生から抜けられない１年生。気持ちはすっかり大人の３年生。学校というところは、どういう場面で、どういう会話をしたらいいのか、学ぶところでもあるようです。学校は楽しいところだと、彼らが感じてくれたら、私の役割は果たせたことになるのかもしれません。私は、彼らのおかげで、十分楽しい毎日をすごしています。感謝です！          

  May 9, 2006

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• 早く終わって！

  きょうは、朝から、1日中、ろくなことありませんでした。きょうは夫が学校で検診を受ける日だったので、朝食が食べられませんでした。お昼まで空腹のままじゃかわいそうだと思って、サンドイッチを作ったのですが、夫はそれを置いて出かけてしまいました。すぐに気づいたので、間に合いましたが、どうでも良かったのかなと思ったら、必死で作った自分が馬鹿らしくなりました。学校に行き、担任の先生から、地図を教室に用意するように言われ、早速、教材室からもってきて、教室に掛けたら、先生は後から地図を広げたかったようで、動機づけが出来なくなるといわれてしまいました。学校からの帰り、明日がいよいよマンションの契約なので、手付金を振り込みに、銀行へ行きました。ところが、私は、高額（これはあくまで私にとっての高額）の振り込みなどしたことがなく、いつもＡＴＭでばかりやっていあるので、電信で振り込むとき、フリガナとかいてあるところに、正式名称を書かなけれいけないことなど、知りませんでした。銀行でもこういうこと、その場で確認してくれないのですね。よくあることらしいのですが、だったら、なおさら教えて欲しいと思います。帰宅後、銀行から電話があり、不備があったから、送金できなかったというのです。私にとっては、おそらく、一生に一度しかない大きな買い物をするというのに、デバナをくじかれたようで、何ともいいがたい気持ちになりました。（おまけにもう一回手数料をとられるらしい。全く銀行というところは、何様のつもり？信じられないことです） 何とか明日、無事にマンションの契約はできることになりましたが、新しいマンションにルンルンしていた気持ちは、どこかに吹き飛んでいってしまいました。 きょうは、起きていてもろくなことなさそうなので、早く寝ることにします。

  May 8, 2006

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• ゴミの中から

   昨日の事です。ゴミ回収車に飾られていたミッキー・ミニー・ドナルドのぬいぐるみ。しかも、そのぬいぐるみは、絶対にディズニランドに行かないと買えない、クリスマスバージョンのものでした。「誰が捨てたんだろう？」「捨てるんなら買わないでよね」「ミッキーたちがかわいそう」そう思いながら、ゴミ回収車を見送りました。ディズニーファンの私にとっては、とても悲しい光景でした。この話を夫にしたら、「でもさ、回収車に飾ってくれたのは、回収したヒトのやさしさだよね」「そのまま捨てるのにはしのびなかったんじゃないの？」そうですよね。きっと。そう思ったら、回収業者の方のやさしさに、気持ちが温かくなりました。

  May 7, 2006

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• メロンパン

  このＧ．Ｗ．マンション購入の報告もあり、夫の実家に行って来ました。といっても、きょう、夫は試合があるので、長居はできませんでした。帰りに海老名Ｓ．Ａ．名物のメロンパンを買いました。長蛇の列にもめげず。前から一度買って見たかったのですが、忘れてしまい、後で思い出すことが多く、きょうこそはと意気込んで並びました。夫「君はメロン嫌いじゃないか。ホントにメロンパン買うの？」そうなんです。私、メロンは苦手。あの匂いがダメだし、のどに良くないと聞いたことがあるので、ますますイヤ。（ちなみに、ウリ科は全て、のどに良くないらしいデス）でも、なぜか、メロンパンは大好き。今朝、食べてみましたが、メロン果汁入りといっても、とてもおいしかったです。（メロンパンが入っていた黄緑色のキティちゃんの袋は、サービスらしい）ぽるとがるさんからは、何ももらっていませんが、これから、海老名に寄ったら、みなさん、絶対メロンパン！おすすめです。

  May 5, 2006

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• お気に入り

  最近、ディズニーのキャラクターで注目を浴びているのは、まちがいなく「スティッチ」ですが、私達夫婦の間では、「ティモンとプンバ」Ｎ．Ｙ．でライオンキングを見たときは、それほど強烈な印象を持ったわけでもなかったのですが・・・休みの日でも早朝から野球の試合や練習に出かける夫ですが、「ティモンとプンバ」をみながらの朝食で英気を養っている様子。（ちょっとおおげさ）ちなみに、私は、夫が出かけた後、チャンネルをかえ、オバケのＱ太郎もみています。 でも、新居に引っ越したら、休日の朝食は、二人で、ゆっくりのんびり、バルコニーでなんていいな。 

  April 30, 2006

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• 管理

  きょう、学校で思ったこと。「これじゃ、まるで刑務所みたい。」私は、子供の頃から学校というところが大スキでしたし、だから今こんな仕事をしているわけですが、そんなわたしからみても、ちょっとやり過ぎなのではと思えることがいっぱいです。例えば、授業の始めと終わりの号令は、椅子を机の中にいれなければいけない。（もちろん机は、しるしのところにぴったりあわせなければいけいない）着替えをしたときは、ロッカーのどこに何を置くまで決まっている。着替えが終わったら、きちんと指示通りになっているかどうか、ロッカーを先生がチェック。昼休みは、外に出て、みんなで遊ばなければいけない。持ち物は、決められたように、学校指定のリュックに入れなければいけない。体操着やジャージのたたみ方も決められている。金曜日には、ロッカーや机の中のものを全部持ちかえっているかどうか調べられる。服装や髪型に決まりがあるのはいうまでもなく・・・・給食は、時間内に残さず食べなければいけないし、朝は、校門の前にたって、挨拶運動に参加しなければならない。まだまだ、書ききれません。すべては、彼らが自立するためとのことですが、こんなにがんじがらめにする必要が本当にあるのでしょうか？ 少しは抜け道を作ってあげないと息が詰まりそうな気がしてなりません。見ているだけの私もとっても息苦しい感じ。

  April 28, 2006

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• アイスが溶けない？

  新居の購入を決めてから、私達の会話は、新居のことばかりになりました。昨夜のことです。夫「君は、あのマンション、満足だろ？」私「もちろん、広さも、地理的な条件も大満足よ」夫「オレも満足だよ。よくいうじゃん、アイスが溶けないって」私「？」夫「実家との距離だよ」私「アイスじゃないわ。スープよ」夫「そうだっけ？」私「アイスが溶けないじゃなくって、スープが冷めない距離よ」夫「まあ、似たようなもんじゃん」あまりに彼らしい発想に、一晩、楽しませてもらいました。

  April 27, 2006

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• 鉛筆を正しく持つ

  きょう、国語の時間に驚いたことがあります。養護学級の生徒の大半が、鉛筆をきちんと持てないのです。自分が書いているところが見えないような持ち方をしている子もいて、それでも見ようとするので、姿勢が悪くなってしまうのです。姿勢が悪いので目が悪い生徒が多いのかもしれません。このことを担任の先生に伝えるのが、大変です。言い方によっては、まるでその先生が気づかないから教えてあげたみたいに受けとられてしまうかもしれません。人生においても、養護学級の子供たちと接することにおいても大先輩なのですから。迷いました。このまま黙っておく方が無難かもしれないとも思いました。でも、私にはそれはできません。私がなんて思われようと、子供たちが、鉛筆を正しく持てるようになり、いい姿勢で字が書けるようになる事の方が、ずっと大事なことなのですから。勇気を出して、授業が終わってから、担任の先生に話しました。「彼らももう、鉛筆持って長いからね。直るかな。でも、これから、気に留めるようにするよ」とおっしゃって頂き、ホッとしました。ここまでが私の仕事だと思っています。鉛筆を正しく持てるようにするために、どうしたらいいか、具体的な方法は、担任の先生の仕事だと思いますし、どう子供たちに努力させるかを考えるのも私の仕事ではないと思います。それにしても、小学校では、鉛筆の持ち方を教えないのでしょうか？養護学級の彼らには知識の詰め込みは必要ないと思いますが、こういう基本中の基本こそ、習得させなければいけないことだと私は思います。 

  April 26, 2006

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• そら豆

  今朝、ＡＴＬの先生が、私のクラスのSくんのことを、いろいろ話してくれました。彼女が、授業にきてくださることを、子供たちはとっても楽しみにしていたのですが、先日、彼女が風邪をひかれ、お休みだったため、その授業がなくなってしまったのです。Sくんは、彼女に会うたびに「どうしてこなかったの？」と繰り返しているようす。Sくんに初めてあったのは、入学式の日でしたが、私は、その日からずっと、彼はそら豆に似ていると思っていました。顔の輪郭とか、笑うと出来る頬のくぼみといい（えくぼというのには、頬の上の方過ぎるのです）。ＡＬＴの彼女に、これを伝えようとしたのですが、そら豆って、英語でなんていうんだろう？（まさか　ｓｋｙ　beans　じゃないよね？）そら豆って、アメリカにもあるのかな？フライビーンズがそら豆だってことも、どうやってはなせばいいんだろう？いろいろ考えて、そのときは、何も言えなくなってしまいました。英語の先生に聞いてみましたが、どなたもそら豆はご存知ありませんでした。昼休みにクラスの和英辞典で調べたら、「broad　bean」と載っていました。給湯室にいた彼女に「Ｉ　think he looks like broad beans」と話しかけたら、ばっちり通じました。その後彼女に、どうやって食べるものなのかとかいろいろ聞かれ、身振り手振りとつたない英語で、話しました。おつまみにするって、正しくはなんて言うんでしょうね？飛行機のおつまみには、確かsnackって書いてあったような・・・・でも、with　beer　でばっちり通じました。もしかして、彼女、今ごろ、スーパーでそら豆さがしてたりして・・・

  April 25, 2006

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• 大人の心理を見抜く

  このところ、授業に入る先生によって、子供たちの態度が大きく変わることが多く、私は、それについて、その都度、考えさせられます。例えば、紙を切る授業では、床にゴミを散らかしっぱなしにして、再三の注意にもかかわらず、拾うことも、落とさない工夫もしない生徒。他の生徒もいるので、その子ばかりにかまっていられないという先生の心境、私の「どこまで注意していいのかわからない」という迷い、全て見ぬかれているようです。手先の訓練として、細かい作業をさせることは、彼らにとって不可欠なことですが、材料を用意しただけでは、授業の準備をしたことにはならないのです。彼らは、一人一人、理解力がかなり違いますから、ここの指導案が必要なのです。その先生の準備不足によるあせりも全部見抜かれているようです。その点、担任の先生はすごいです。スキもないし、準備も完璧、指導も徹底しています。背中で教えるというのは、こういうことかもしれないですね。ただ、若い先生に勉強のために養護学級の授業をもたせるという学校の姿勢には、ちょっと閉口せざるを得ないです。彼らは、実験台ではないのですから。

  April 25, 2006

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• メンツ

  きょうの四時間目は、この4月から教壇に立った若い先生の授業でした。私には、彼らにとって課題が多すぎたように思えましたが、子供たちは、一生懸命やっていました。授業終了5分前になってから、もう一つ課題をこなそうとする先生に、私が気を利かして「給食があるから」と、止めればよかったのですが、タイミングをはずしてしまい、かなり時間オーバーすることになってしまいました。担任の先生が職員室でお待ちになっていらっしゃることを知っていましたから、授業が長引いていることを伝えに行きました。担任の先生は、走って教室に行かれ、「タダでさえ少ない給食の時間だから、こういうことは困る」という話をされました。すると、その若い先生から帰ってきた言葉は、「わかっています」その後がたいへん。子供たちの前でしたが「もう一回、言ってみろ！わかってたら、なぜやるんだ」慌てて、若い先生は謝っていらっしゃいました。担任の先生のお怒りもわかります。激しい偏食で食事に時間がかかる子がいるのです。でも、やっぱり、子供の前で、先生を怒ってはいけないと思うのです。若い先生にもメンツがあるでしょうし、子供たちとの信頼関係を気づきにくくしてしまう可能性もあります。日に日に、若い先生から、笑顔が少なくなっていくことがとても気になります。子供であれ、大人であれ、教育をするということは、相手を認め、待つことだと思うのです。いけないことはいけないと、きちんと言わなければいけないわけですが、言い方も大事なことですよね。考えさせられた1日でした。   

  April 24, 2006

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• はかってみよう！

  きょうの数学は「はかってみよう」でした。30センチのものさし、1メートルのものさし、巻尺を使って、教室の中にあるものの長さをはかってみようということになりました。子供たちは、机から離れ、いろいろなものをはかりました。本、テーブル、鏡、黒板・・・ものさしや巻尺は、ヒトメモリずつ数字が書いてあるわけではないので、赤いしるしが10センチ、黒い点は5センチ、数えながらみんな一生懸命はかっていました。でも、起点をしっかりそろえてなかったり、なかなか上手く出来ません。繰り返し、繰り返し、いろいろなものをはかっていくうちに、はかり方がわかってきた子もいたようでした。その繰り返しにあきてしまったらしいＮくん。巻尺をとりだし、数学の先生の体に巻きつけました。彼には深い意味はなかったのですが、この突然の出来事に、数学の先生は、ビックリ仰天。私じゃなくてよかった！先生のウエストは、いったい何センチだったんでしょうね。これだから、この仕事、やめられません。

  April 21, 2006

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• モデルルーム

  きょうは、新学期に入って初めてのお休みでした。昨日の話、実家で相談したところ、両親は、マンションを買うほうが良いのではという意見でした。思い立ったら吉日ならぬ吉時のわたし。きょう、お稽古が終わってから、早速、マンションのモデルルームを見てきました。いかに時代遅れの生活をしているか、思い知らされたような気がしました。夫曰く「モデルルームは、いいなあと思わせるために作ってあるんだからね」そうですよね。玄関からリビングまで、大理石の床になっていましたが、これはＯＰで、実際はフローリングらしいですし、造り付けの食器棚も、ＯＰで、30万円以上するらしいのです。新居の完成は夏。今年は、旅行を止めて、引越しの準備。インテリアとかにも目覚めちゃう。週末は、夫とモデルルームに行くことにしました。見取り図見て、夢が大きく広がり、興奮しすぎて、今夜は眠れないかも・・・・

  April 20, 2006

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• 1年以内の退去命令

  きょう、教育委員会から通知があり、今、住んでいるこの教職員住宅は、18年度で廃止されることになったそうです。昨年、廃止される方向で検討されているということは聞いていました。でも、正直言って、こんなに早く、その日がやってくるとは思いませんでした。さあたいへんです！1年以内に新居を何とかしなければならないのです。夫が、二つの案を出してくれました。一つは、私の実家を建て替えて、二世帯住宅を建てるということ。でも、これには、大きな問題があります。建て替えている間、両親がどこに住むかということ。商売をしているので、それも含めて。 もう一つは、実家のそばに出来るマンションを買うこと。私の実家は、再開発地区のすぐそばにあり、この夏、再開発のシンボルともいえる大きなマンションが、できることになっています。「オレはどっちでもいいから、良く話し合ってきてね」「新しいところに住めるのってなんかうれしいじゃん！」「今まで、10年以上も安い家賃で住まわせてもらったんだから、感謝しなきゃね」 ホント、夫の言うとおりなのです。夫の出した二つの案。どちらでも私の両親は、大喜びすること間違いなしです。夫には、感謝の一言に尽きます！  

  April 19, 2006

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• ｇｅｎｔｌｅｍａｎ発言

  担任の先生が出張に行かれる日、（学校の場合、隣の学校や区役所に短時間いくだけでも出張といいます）クラスの子供たちに残した言葉。「☆☆先生を泣かすようなことをしたら、絶対に許さない！」☆☆先生とは、もちろんわたしのこと。思わず笑ってしまいました。私は、それほどかよわくありませんし、そんな問題児なんて、一人もいないんです。でも、先生のことばには、たびたび、こういうｇｅｎｔｌｅｍａｎ発言が登場します。こういう発言が子供たちの心の中に残り、いつしか彼らもgentlemanのなってくれるとうれしいなと思います。女の子が一人いますが、彼女は、使っていい言葉と良くない言葉が今一つ理解できていない様子。男の子たちにgentleman教育をなさる担任の先生に対し、彼女に少しでもｌａｄｙとしての言葉遣いや気配りを教えることが、今年の私の課題のひとつかなと思っています。（その前に、私がladyにならなきゃダメですよね） そういえば、夫の言葉で、ｇｅｎｔｌｅｍａｎを感じたこと、今まであったかな？？ 

  April 19, 2006

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