出発
今回は若桜鉄道です。 若桜鉄道は鳥取県内を走る第三セクター鉄道。 JR因美線の郡家(こおげ)駅と若桜駅とを結びます。 非電化で単線、無人駅がほとんど。 郡家~若桜間の運転の他、因美線を経由して鳥取まで乗り入れています。 終点の若桜駅には転車台や給水塔があり、最近里帰りしたSLもあります。 以前は初乗り運賃が一番安かったそうですが、利用者の減少もあり、運賃の改定が行われました。 そんなローカル線を応援しに行きました。 アクセスする方法はいくつかありましたが、岡山まで新幹線で行き、津山線・因美線を経由する方法を選択する事にしました。 しかし新前橋からは遠くて時間もかかるので、時刻表で調べて、新前橋5時調度発の普通上野行きでスタートする事にしました。 朝起きる自信が無かったので、部屋の片付けやDVDを見ながら徹夜しました。 眠かった・・・。 駅までにかかる時間を考えて家を出たのが4時半頃。 外はまだ暗かったです。 東京都区内までの乗車券とグリーン券を買います。 まもなく普通上野行きが10両編成で入線しました。 グリーン車の2階に席を確保します。徹夜した分、上野まではここで休息タイム。少しでも寝ておきます。 午前5時丁度、普通上野行きは定刻通り発車しました。 検札も終われば、あとはのんびり。終点上野まで少しでも寝ておく事にしました。 上野到着は6時53分。ここで山手線に乗換えます。 東京駅からは東海道・山陽新幹線。指定席にしようかとも思いましたが、自由席に。 ただ7時13分発の「のぞみ7号」の自由席は前より3両しかありませんでしたから、出発時点ではほぼ満席でした。 空いている席も少しはありましたが、新大阪まではデッキで過ごし、車内を1往復しました。 新大阪を出ると少しは席に余裕が出ましたので、岡山までは座りました。 岡山到着は10時37分。ここで津山線に乗換えです。 窓口で急行券・乗車券を購入。売店では駅弁、「岡山名物 桃太郎の祭ずし」を購入。 駅前に出て、桃太郎像や岡電(岡山電気軌道)を写真に撮りました。 駅に戻って改札を通り、津山線・吉備線のホームに向います。 ここでも駅改良の工事が行われており、それによると津山線・吉備線のホームは今の位置から変わる様です。 津山線は岡山と津山を結ぶローカル線。かつては因美線と共に陰陽(山陰・山陽)を結ぶ役割を果たしてきましたが、智頭急行線の開業後は地域輸送へ変わりました。 岡山と津山とを結ぶ「急行つやま」はかつての「急行砂丘」の後身だそうです。 また急行ではありますが、使用される車両はキハ40系の為、遜色急行とも呼ばれているとか。 この日はキハ48形の2両編成。11時15分、岡山駅を出発しました。 岡山を出て暫くは乗客も少し多めでしたが、停車駅ごとに少なくなり、津山到着時には車内はかなり空いていました。 朝から食べていなかったので、ここで遅めの朝食。桃の形をした器の中は、言わばちらし寿司。 ままかりもありました。 津山での待ち時間が1時間ほでありましたので駅の周りをぐるりと散策。車両や扇形庫を写真に撮りました。 津山には津山鉄道部があり、転車台や扇形庫がまだ現役なのです。 津山からは因美線智頭行きに乗ります。キハ120形気動車が1両、ワンマン運転でした。 智頭は智頭急行線との接続駅。到着時には智頭急行の普通車両や若桜鉄道の車両を見る事が出来ました。 ここでの待ち時間も約1時間でしたが、駅でじっとしている事が出来そうに無かったので、時刻表を見て考えて、特急スーパーはくと号で鳥取に向いました。