僕が不機嫌になった原因は?その2
こんにちは、ジャッキーです。
前回の僕の日記に続いて、今回も不機嫌です。
それは・・・・お母さん達がお婆ちゃんお部屋の片付けを、また始めたからです。
ここ最近、僕はお家の中で居る時はほとんど居間に居ます。
先日の19日にお婆ちゃんの部屋がいやに騒がしいと思いながら居間で一日中過ごしていました。
そして昨日(20日)も、居間のお母さんのパソコンの前に座って居るお父さんにジワ~~と近付いて寝ていたのです。
いつの間にか、お父さんの書斎兼寝室にしている旧お婆ちゃんの部屋へ、お父さんは行っていたようでした。
ふと僕はお父さんに抱き上げられて旧お婆ちゃんの部屋へ連れて行かれました。
僕はベッドの上に在るこの部屋用の僕のベッドに乗せられました。
「久し振りに『お父さん監視』をするか!」
と僕は思います。
僕のベッドの後ろにはいつもと同じようにお父さんの寝袋が在ります。
お父さんは学生の頃から寝袋に入って寝る習慣になっています。
でも、何かが変に感じました。
そうです!
お婆ちゃんのベッドではなくて、お兄さんが帰って来た時に使う折り畳み式のベッドの上に僕は居たのでした。
昨日の物音はお婆ちゃんのお部屋を片付けていた音だったのです。
確かにお兄さんやお父さんを僕は大好きです。でも、これまでの毎日の中で一番長い間一緒に居たのはお婆ちゃんと一緒の時間でした。
ですから、僕はお婆ちゃんの事もとても好きでした。
そのお婆ちゃんとの思い出が詰まった部屋を片付けるのは、僕はどうしても許せません!
僕は自分のベッドから出ると、お父さんのマウスを操作している右手を引っ掻きます。
「お父さん!どうして片付けなんかするの!お婆ちゃんが帰って来たら困るでしょう!」
「・・・・・・」
お父さんはパソコンと格闘しているのか返事をしてくれません。
僕はもっと爪が立つように爪を出して引っ掻きます。
「お父さん!僕は頭に来た!ここから出して!」
やっと僕の言う事が判ったのか、僕をベッドから下ろして呉れました。
僕はさっさと居間へ歩いて行きます。
居間に戻っても、お父さん達がした事が許せない気持ちで一杯になったままでした。
今朝もお父さんが僕に話し掛けますが、僕は返事をする気が起きませんでした。
暫く、お父さんとは冷戦状態に突入します。
代筆者:お父さん