お庭が菜園になったのが納得できない!
こんにちは、ジャッキーです。
僕はずっと不機嫌なままです。
だって、僕の領地(お庭)が、一般民衆(お母さん)の菜園になってしまったままだからです。
自由に歩けたお庭が、現在では僕が自由に歩けるのは居間の南側の人工芝生がある場所だけとカーポートくらいになってしまいました。
このままの状態を認めていたら、きっと菜園がもっと広くなってしまい、僕が歩き回れるところが無くなってしまうと思います。
僕は帝国軍兵士(お父さん)が何をし始めるか判らないので、監視活動を強化する事にしました。
でもとても忙しいジャッキー将軍は、他にもお仕事が一杯あります。
お外パトロール、お庭番、玄関警備、お父さん監視・・・と大忙しです。
そこで玄関警備とお父さん監視を両立出来るように、玄関脇のお父さんの4号書斎(元のお婆ちゃんの部屋)にお父さんが居る時は両方のお仕事が出来る事に気が付きました。
僕は書斎の引き戸を「ドン!ドン!」と静かにノックして、開けて貰うようにしたのです。
玄関警備・お父さん監視中の僕
こうすれば、玄関の警備とお父さん監視がどちらも一度に出来ます。
僕が両方(玄関ドアと4号書斎)を見ていると、ピカッ!と明るくなりました。
片方の引き戸から帝国軍兵士(お父さん)が出て来て、ジャッキー将軍の写真を撮ったのです。
こうして僕はこれまで以上に多忙になって疲れてしまいます。
食事の時も疲れ果てたジャッキー将軍は、伏せたまま自分の食器に頭を突っ込んで食べ始めました。
すると、また眩い光が・・・。
寝たまま食べて笑われた僕
僕が寝たまま食事をしている所の証拠写真が撮られ、一般民衆(お母さん)からは、
「ジャッキーちゃん、何ですか!寝たまま食べるなんて!ちゃんとお座りをして食べなさい!」
と、笑われながら注意されてしまいます。
我が家では狆のロック先輩が、お座りをして食事をしていた関係で、僕もお座りをして食べる時が多いです。
しかし、グレートピレネーのイヴや紀州犬の優などは立ったままご飯を食べていたので、ちょっと不作法な犬だなぁと僕は思いました。
大好きなお兄さんが帰って来なければ、僕の機嫌は直りそうにありません。
代筆者:お父さん