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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 昨日は晴天でしたが 気温は30度越え まだ体が慣れていないところにこの気温ですから 少々キツイのが本音(^_^;) 体を鍛えておかねばなどと気持ちだけは思っています。 本日も東海地方、中でも岐阜は32度の予想 ビールだけは美味しくいただけそうです。 さて、 前回、住宅の燃費についてお話をしましたが 一般の方で住宅の性能に興味のある方の目は どちらかというと Q値やUa値と言った数値に目が行ってしまいます。 単純に工務店間の性能と価格が比較できる、 あるいはQ値(Ua値)をいくつにしたとき価格はいくらになるかなどの目安が知りたい という理由によるものが多いのですが 以前もお話しましたが 同じQ値、同じUa値でも 設計の仕方によって 冷暖房負荷はかなり変わってきます。 自然温度差が大切なのですが その話はまた別の機会にします。 今回もお金の話し。 本来これから家を建てる方が知らなければならないのは その家に住んだ時の冷暖房費がいくらかかるのか あるいはその家に住んだ時の住宅総消費エネルギー(住宅の燃費)はいくらになるのかということのはずです。 Q値、Ua値はその目安にすぎません。 本来の考えの順番としては 冷暖房費は年間2万5千円以内にしたい。(家中24時間冷暖房して) 住宅の総消費エネルギー支出は年間12万円以内にしたい。 これを実現するためにどのくらいのQ値があるいはUa値が必要なのか そのQ値、Ua値にするには建物予算はいくら必要なのか? ローン返済額+住宅の燃費が判って初めて 毎月いくら必要なのかがわかります。 1年や2年じゃなくて何十年も住むことになるのですから 住宅燃費を把握しておくことはとても大切です。 ここで大きく影響を与えるのが家の大きさです。 予算は決まっています。 35坪の家と32坪の家 広くても性能の悪い家にするか 小さくても高性能な家にするか わずか3坪ですが 150万以上の差があります。 その予算を性能向上に使ったら・・・ もちろん住宅燃費は下がります。 ローンの返済額やQ値、Ua値だけに着目すると意外に見落としている部分があります。 考え方のベースは住宅燃費いくらの家か あるいはいくらの家に住みたいか そこから、つまり住宅燃費やコストといったものから入って行くと ご自分でひとつの物差しを持つことになります。 それを検討した上で、 デザインやインテリアに目を向ける。 この順番が大切です。 左官屋さんが塗り壁中の建物 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月21日 18時36分44秒
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