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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 週末は地元の太部古天神社と栃井神社の春祭り 獅子を従えた天神様の使者の沛王(はいおう)が町中を練り歩きます。 一日大忙しですから、朝ごはんを食べるため紙太材木店に来ます。 Replanという雑誌があります。 東北や北海道で販売されている雑誌で この辺りでは残念ながら出ていませんから 本屋で見つけて手に取るという可能性はほとんどありません。 高断熱高気密+デザインを意識した雑誌なので時々取り寄せていますが 以前、東大の前先生が「いごこちの科学」という連載を持ってました。 その中のエネルギーと光熱費の最新事情ということで 戸建て住宅に住んでいる人のガソリン代が出ていました。(Replan Vol57) それによると 東海地方の戸建て住宅のエネルギー代(冷暖房、給湯、調理、照明・家電)は年間22.9万円 ガソリン代は11.6万円で合計34.5万円 ガソリン代が結構かかっているんですね。 戸建て住宅の場合、東海地方では一家に2台が普通でしょうか。 すぐ近所のスーパーでも車で行くというのが普通ですから それなりにガソリン代がかかるのも頷けますし 通勤は車と言う人が大半ですから ガソリン代が上がっても乗らないという選択肢はあまり考えられません。 ところでその東海地方の太陽光発電の売電金額の平均は15.3万円(自家消費は考慮せず) 買取金額は低下していますから新規設置の方はぐんと少なくなりますが エネルギー消費という観点から見ると見えてくるものがあります。 簡単に言うと ガソリン代を含めた家庭で使うエネルギー代約35万円の約30%がガソリン代 太陽光パネルを設置して電気自動車にして 発電分を自家消費に回すとこの35万円は相当程度軽減できることになります。 高額な買取金額は既に終了してます。 性能がそれほど高くない家でパネルだけを意識し 売電分を家計の足しにと建てられた家では 10年経過すればまた電気代を払う羽目になります。 今すぐ、 パネルや電気自動車は無理でも 将来的な設置や購入は選択肢の一つです。 となれば限られた予算の優先順位は まず第一に家そのものの性能を上げておくことでしょう。 パネルの発電にそれほど頼らなくても暖かい家 買取期間が終わっても自家消費でエネルギーコストを節約できる家が これから求められる家と言うことになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年04月15日 07時59分46秒
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