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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、
紙太材木店の田原です。 今日も、雨模様の美濃地方 気温は24度で湿度は90% 少し体を動かすだけで そう、ほんのちょっと椅子をあっちに持っていたりする程度でも 汗が噴き出てきます。 屋外では90%ですが、 通風の良い室内は88% 風通しのいい家だとそうなりますね。 湿り空気線図を見ると 24度で湿度90%の空気は 22度で結露します。 通り土間のある、一昔前の昭和の家では こんな具合になります。 式台の手前、 土間コンクリートの表面が濡れていますが 水を撒いたわけでは訳ではありません。 床と壁の取合いのところは空気が淀んでますから 結露しているのがよくわかります。 ここだけではなく 土間コンクリートが打ってある店のカウンターの周りも同様です。 普段目が行く場所と言うこともあり このような現象が起こるのは当たり前のことと理解してますが 一般の方の中にはなかなか理解できない方もいます。 似たような現象はサッシのガラスでも起こっているのですが サッシの結露は普通でも、土間床の結露は異常と言うことになりますが きちんと物理の法則を説明すれば分かっていただけます。 さて、この現象は通り土間ですから普段目にしますが 床下でも起こっている可能性があります。 古い日本家屋の床下は石の上に束と呼ばれる木で床を支えています。 石や束には結露の痕が確認できますが 床下の結露は地中から上がってきた湿気ではなく 外の空気が持っている水蒸気が原因です。
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Last updated
2019年07月15日 18時52分03秒
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