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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 今日一日雨模様ですが リフォームの現場が始まります。 住宅性能の指標値であるUa値は 住まいから逃げていく熱を表しています。 省エネ基準の改正でそれ以前のQ値に変わって使われていますから 最近の新築検討者の多くはUa値が指標の一つと認識してますし、 最近性能に目覚めた工務店や設計事務所の多くもUa値派です。 ただ、Ua値は換気による熱損失を含んだ数字ではありません。 24時間換気は義務付けられていて 2時間に一回、家中の空気を入換える。 つまり、暖房して暖かくした空気も、冷房して涼しくした空気も 2時間に一回、入換えてしまいます。 冷暖房した熱については考慮されないことになります。 つまり同じUa値でも 熱交換をしている換気装置を付けているかいないかで、 必要なエアコンの能力が変わってきます。 換気による熱損失がどの程度なのかわからなければ、 必要なエアコンの台数や能力も計算のしようがありません。 加えて 自然温度差(自然室温とも言います)が どの程度あるのかで、暖かさの質もかわってきます。 同時に夏は日射遮蔽ができているかどうか。 Ua値は一つの指標にはなりますが、 暮らし易さ(経済的にも)の質というところまで表しているわけではありません。 Q値や自然温度差はもっと見直されてもいいのですが C値(気密)が関係してきますから、 都合の悪い数値、不都合な数値と言うことになってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年06月19日 08時24分44秒
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