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カテゴリ:家づくりのたいせつな話
おはようございます、 紙太材木店の田原です。 4月も下旬とは言え朝の8度はやはり寒く、 少しだけ薪ストーブを焚いてます。 先日トヨタの社長が 「日本と欧州で同じヤリス製造するとき 欧州では自然由来のエネルギー、日本では化石由来のエネルギー。 同じ価格なら消費者は欧州のヤリスを買うだろう」と ネットのニュースに出ていた。 2050年に温室効果ガスの排出をゼロにする前に 2030年に2013年比で46%にすると先日、国際公約した日本。 早速、小泉環境相が日経新聞のインタビューで 住宅やビルにパネルの設置を義務付けを検討するため 関係省庁と協議すると述べた。 これから家を建てようとする方で 自分の家がどれだけの一次エネルギーを消費する家か知ってる人は 鉦や太鼓で探してもそうそういるわけではありませんが、 設計者はちゃんとわかります。 家族4人で住むと年間にどれだけの一次エネルギーを消費し、 それは国が定めた省エネ基準住宅の家の何%か あるいは更に一歩進んだ認定低炭素住宅の基準値の何%の家なのか 住宅のエネルギー問題は 先ず、家で消費するエネルギー自体を少なくすることが基本。 その上で、どうしても使わなければならないエネルギーの調達先をどうするかですが、 自分で選べるのは パネルを設置するか 電力の契約先を変えるかの二つしかありません。 住宅に対する価値観は人それぞれですが、 冒頭のトヨタの社長の話と同じで 二つの家が並んで建っていて 外観は全く同じで見分けがつかない 家の中の床や壁や天井も全く同じ でも、一次エネルギーの消費量は全く違う家があるとしたら 多くの方がエネルギー消費の少ない家を購入されるでしょう。 これから注文住宅を建てられる方は 個人資産であっても、 ある側面では社会に対する責任を負う覚悟も求められる時代の 入り口にいるのかもしれません。 デザインやインテリアだけを考えればよかった時代は もう戻ってこないでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年04月26日 08時35分27秒
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