猫背猫舌きょうだい！絵日記

病院に行ってきました。

４年前に乳がんの手術をしまして、
今日は半年に一回する術後検査をしてきました。

知り合いの方は、家族以外には絶対病気のことを話さないと言ってたんですが

私は逆に知り合いの人全てに話しました。

話す事で色んな情報を得ることができるのでは、
という気持ちもありましたが

一番の理由は｢皆が知らないうちに消えちゃってた」てなことに
なりたくないからなんです。

というのは
昔、息子が喘息で一ヶ月半入院した時がありまして

その間娘の、幼稚園バスまでの送り迎えは
おばあちゃんにお願いしてました。

息子が退院して、 はじめて送り迎えに復帰した朝
一緒にバス待ちのママ達に｢退院したの？よかったねえ｣なんて
声を掛けられるかと思ってたんですが、思ったんですが、

特に何もなく…。

ようするにママ達は何も聞いてなかったんです。
近所の人は殆どうちの息子が入院してるのを知らなかったという…。

…うちのおばあちゃんはすごく口が堅いんです。

まあ、…それは…すばらしいこと…ではあるんですが。

一ヶ月半ウチのおばあちゃんは、
私の不在について誰にも気取られる事も無く
過ごしたと言えばすごいことだとと思うんですが…。

ようするに、これは…かなりさみしい…。さみしいもんですよ。

無口にも程があるぞ、おばあちゃん、すごいけど。

この入院、息子が赤ちゃんでアレルギーだったんで、
私が卵を食べないで母乳をあげるしかないということで
泊まりを代わってもらう事もできないし、

点滴しっぱなしなんで、
全然離れる事の出来ないまま一ヶ月半の病院生活で…。

大変だったねえ、なんて言葉を期待してた自分がいたわけで、

ところがママ達はお迎えおばあちゃんと交代したのね位にしか
思ってなかったみたいで。

というわけで、

いつのまにかフェイドアウトだけにはならないように

気をつけてる訳です。

今日の検査は異常なしでした。
乳がんは20年位は注意しなければならない病気だそうで…。

でもとりあえずこうしてブログに｢乳がん｣と書き込める位には
気持ちに余裕ができました。

またこの病気について少し書くと思います。

しかし
まんがの部分と見事に分離してますね。この内容。

人生の光と影ですねえ。