【2007HAWAII】パールハーバーへ。
ハワイ滞在4日目は、現地で申し込んだOPツアーでパールハーバーへ。今回、旦那のたっての希望で行くことにしました。私はあまり気乗りしてなかったのですが(場所が場所なだけに・・・)結果としては行って良かったと感じています。当日は朝6時20分(!)にお迎えのが来るとのことだったので、5時起床で近くのコーヒーハウスへ。まだ外は薄暗いです。。。パンケーキ3枚&卵・ベーコンのセット。起きてすぐのパンケーキ3枚はキツくて残してしまいました・・・(味はフツーに美味しかったですよ)朝食を済ませ外に出るとようやく明るくなり始めました。車に揺られること約30分、無事到着。この時でまだ朝の7時位。なのにこの行列ですちなみにこちらの列はアリゾナ記念館を訪れる人々の列。ほぼ外国人ばかりで日本人は一緒の車で来たもう一組のみという状況。。。ガイドの方(日本人)の話によると、やはりここを訪れる日本人はとても少ないそうで、『何で日本人はここへ来ないんだ?』と聞かれることもあるんだとか。パールハーバー(真珠湾)30分程待ち、開館。入口でこちらのチケットを渡されました。1番最初の船に乗れるそうです(アリゾナ記念館は水上にあるため船で向かいます)1番のチケットを貰えないと待ち時間が発生してしまうので、早朝迎えに来て連れていかれるみたいです乗船される前にホールで15分程の映画を見ます。日本語の翻訳が聞けるヘッドフォンを借りなかったので内容は詳細までは分かりませんでしたが(後悔)かなり日本はボロカス言われてたような。まぁここはアメリカなのでそりゃそうですよねこちらの船に乗ってアリゾナ記念館に向かいます。この白い建物がアリゾナ記念館。この下に戦艦アリゾナが沈んでいます。。。アリゾナの砲台。船体が見えます。亡くなられた方々の名前が刻まれていました。もう60年以上経っているというのに、未だに流れ出している重油。戦艦アリゾナ号の撃沈1941年12月7日、大日本帝国太平洋連合艦隊の戦闘機による奇襲により、パールハーバー(真珠湾)に停泊中の戦艦アリゾナ号をはじめとする米太平洋艦隊が壊滅的な打撃を受け、太平洋戦争の火蓋を切ることになった。戦艦アリゾナ号は日本による奇襲攻撃によりわずか13分で沈没。アリゾナ号は現在もそのまま1,177人の船員と共に、海の底で眠っている。そのアリゾナ号をまたぐようにして建てられたのがアリゾナ記念館である。この真っ白な建物でしばし水面を眺めましたが、何とも言えない気持ちになりました。今もなお海に眠る大勢の船員。お墓参りとして訪れる遺族も居るとのこと。何も話す気にはなれず、ただただ安らかに眠って欲しいと思いました。再び船に乗り、陸へ戻ります。次は戦艦ミズーリ号の見学です。ここへは一般の車では通れない橋(道)を通って専用のバスで向かうのですが、到着するまで車中からの写真撮影は一切禁止とのことでした。軍の施設内ですからね。。。規制厳しいです。厳しいと言えば手荷物も厳しく、ポケットに入る貴重品とカメラ以外は持込禁止でした。荷物を持ってきた人は有料の荷物預け場所で預けないといけません。戦艦ミズーリとアリゾナ記念館(右の画像)太平洋戦争の始りと終わりがそこにありました。ガイドの案内により船内を見学しました。マニアックな内容ですよ、と言われた通り、マニアにはたまらなそうな感じでしたハシゴのような階段を下ってボイラー室を見たり、食堂を見たり。。。見たのはほんの一部分ですが、ホント大きな船だなぁと感じました。凹んでるところがあるのが分かりますか?ここは日本の神風特攻隊が突っ込んだ跡なんだそうです。このミズーリ号の甲板で1945年東京湾で日本政府代表団が無条件降伏文書に署名しています。ハワイと言うと常夏で綺麗なビーチリゾートというイメージしかなかった私ですが、今回の旅で真珠湾を訪れてまた違ったハワイの側面を見たように思いました。ハワイに何度も行かれてる方でも、こちらへ行かれたことがある方は少ないんじゃないかな・・・でもぜひ一度は訪れてみる価値はあるんじゃないかと思いました。 私はまたハワイに行く機会があれば、もう一度アリゾナ記念館は訪れて今度は翻訳ヘッドフォンを借りて展示物もしっかり見学してきたいと思っています。