マイケル・ジョーダンのお値段
先日、息子たちの学校のファンドレイジング・パーティがありました。これは資金集めが目的で、英語で「Gala」と呼ばれるタイプのお集まりです。いろいろなオークションアイテムが出品され、皆で競り落としてお金を集めるわけです。アメリカでは、こういうのが本当に盛んです。オークションには各クラスが作った作品なども出品されます。たとえば、子供が描いた絵入りのガーデンベンチとか、皆の絵をきれいな額に入れたものとか。こういうのも親がいろいろがんばって一緒に仕上げるわけで、本当にご苦労様なことです。長男のクラスの作品は、枯葉を石膏の型にとり色を塗ったもので飾りつけた噴水(!)。力作です。次男のクラスは、指にインクをつけて絵を描く「拇印アート」のお皿。この次男のクラス作品をゲットしました!しかし、長男の落胆といったら…「不公平だああああああああ!!!!」と泣きわめかれました。彼のクラスの作品は高すぎて買えなかったのでございます。きっと一生トラウマになることでしょう。かわいそうに。というわけで、ゲットしたお皿の写真です。↓(子供達は「拇印」を押しただけ。それをいろいろな絵に仕上げたのは父兄です) それはそうと!オークションアイテムにマイケル・ジョーダン様のサイン入りバスケットボールがありました。私はこれがどうしてもどうしても欲しかったんですが、オークションは 800 ドルという値段からスタートしたので、泣く泣く諦めました。しかし、だれも競り落とす人がいない!!で、けっきょく値段を下げて競りを始めたんだけど、誰も買う人がいなくて、オークションから撤去となりました。友人の旦那 1 「おい、マイケル・ジョーダンって誰だよ(笑)」友人の旦那 2 「さあ、知らないね!(爆&肩をすくめるアメリカンお得意のジェスチャー)」友人の旦那 1 「30ドルなら買ってやってもいいよなあ?」うちのアホ旦那 「そうそう!バスケットボールオンリーの値段で!!」という会話が目の前でかわされました。旦那を思いっきり睨みつけてやりました。くっそー!!!覚えていやがれ。あのボールいったいどうなったんでしょうか。マイケル・ジョーダンの黄金期が忘れられない私にとっては、非常に納得のいかない結果となりました。