マンモグラフィ初体験
人生初のマンモグラフィ検診を受けてきました~。アメリカでは40才過ぎると受けるようにうるさくいわれるこの検査。何となく今まで先延ばしにしていたのですが、このたび覚悟を決めて行って参りました。まず、待合室で待っていると、迎えに来てくれたのが70才をすぎた癒し系の女性。ちいさなロッカーのある部屋まで案内してくれて、診察着に着替えるよう指示してくれました。これって、なかなか良い戦略だと思う。だって乳癌と診断されてしまったような場合や、不安を抱えている場合は、やっぱりぴちぴちギャル(死語)だと、何となくいろいろな感情が起きてきそうだし。とにかく、私の番になって、検査室に移動。担当技師は、メガネをかけた、感じのいい50代前半の女性でした。「この検査はね~、本当に変で失礼なことをしなきゃ行けない検査だけど、ごめんなさいね」と何度も謝りながら検査を進めてくれました。しかし、噂には聞いていたけれど、本当にすごい検査。検査機の前に立つと、技師が対象部分をむんずとつかみ、検査台の上に乗せます。上部には、検査台と平行状態に重そうな板があって、それがぐいーんと上から降りてきて、対象部分をぐしゃあという感じでつぶすわけですね。けっこう痛かったりもするのだけれど、技師の人によると、あまりのことに笑い出してしまう患者さんもけっこういるそう。笑い上戸の私も例外ではありませんでした。ああ、苦しかった。(笑)検査が終わってから、結果のお知らせは数日後に来ることなどについて説明してくれた後、「今回の検査技師に関して、もし少しでも不満があったり、いやーな気持ちがしたんだったら、今度の検査では、違う人を担当にして、といってね。この検査は、やっぱりかなり微妙な検査なので、患者さんにはなるべく気持ちよく受けてほしいし、不安になってほしくないから」と誠実な感じでいってくれたのに、なかなか感心しました。「いや、ぜんぜん大丈夫ですよ。文句なんかありません」といったところ、「わはは。今回は選べなかったもんね!!あなたは本当に模範的な患者さんね!!検査の受け方もうまいわ!!」とさんざんほめてくれた後、(←上手下手があるとは知らなかった)「You are so adorable!!(超訳 愛いやつじゃのう)」と、ぎゅうっとハグしてくれました。うーん、このハグで、微妙に不安になってしまったかもしれない。(笑)ま、いいか。◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎さて、kanavista家のその後ですが、どうも良くならないので再びお医者さんに行ったところ、けっきょく私は気管支炎と中耳炎、だんなも何とか炎だということがわかり、(←ちゃんと病名を聞かなかったらしい)長男も三日も学校を休んでしまったし、次男もまだ咳をしているし、という状況でも、うちのだんなはまだ行くつもりでいたので、お医者さんに言いつけてやったところ、ドクターストップをかけてくれました。ということで、スキー旅行は取りやめっ。やったあ!!(←鬼)