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カテゴリ:こだわり*苦手*パニック
4月に支援員の研修があった。
やたら、ストレスを抱え込まないように、とか 後退しても、自分のせいだと思わずに・・・・・とか、 負のイメージを連想しちゃうような励ましの言葉が多かった。 励まし・・・・と言うか、 それほど、特別支援の現場が厳しいのかも・・・・と感じた。 極めつけは 「合わないと思ったら、無理して続けず辞めて下さい。」 資格を問わない我が町では、なり手は結構多いらしい。 確かに凹む事も多い。 支援を必要としている子供達は、人一倍鋭い感性の持ち主だから 私と担任の関係を、瞬時に見抜いている。 私には、授業を邪魔しないようにしつつも 厳しさが必要な時に、的確に子供に伝える工夫がまだまだ弱い。 残り少ない今年の数日・・・・・まだまだ子供達にとっても 私にとっても、プレッシャーの掛かる時間が待っている。 今こそ、頑張り時。 後悔の無い様に、懸命に向き合っていかなくちゃ。 久しぶりに、講演会に行った。 毎年、地元の特別支援に関わる人向けの大規模な研修会。 でも、毎年がっかりするのは、ほとんどが保育関係者で埋め尽くされている事。 学校関係者は、余程特別支援に深く関わってる部署にいる方達のみ。 この町では仕方ない側面もあるんですけど。 先生達って地元の人はほとんどいないんで。 ・・・・・それでも、やっぱり淋しいですね。 講演の内容も、保育関係者向けになっちゃってるシィ。 私はと言うと、支援員として登録して行ったけど・・・・実はそれよりも、 保護者として、娘の事を考えながら耳を傾けてしまった。 娘は、ここ数日、前よりも増して暴れています。 ちょっと上向いた・・・・と思ったら、後退、後退、更に後退。 ちょっとプレッシャー掛けすぎたか。 それが特別支援だと、研修でも言われた。 自分のせいだと思わないでと・・・・・そんな特性なのだから。 支援員はよほど辛かったら「辞~めた」って言えるのかもしれない。 でも、母業は辞められないよねぇ。 講演自体は、とても聞きやすいお話、解り易いお話でした。 今の発達障碍界(こんなくくりも変ですが) 一時のブームに警鐘を鳴らす先生が多いですね。 田中先生もよく話されているけど、この先生もそうでした。 発達障碍なんてレッテルを貼らずに、 原点に戻って丁寧な保育(教育)をすればいい事。 確かになぁ・・・・・と思うんですけどね。 でもなぁ。 親としては、なかなか丁重な教育をして貰えない昨今。 もっと子供の特性を理解して欲しいから、 声高に言いたくなっちゃう部分もまだまだるようなぁ。 こんな葛藤もありつつ、内容のほとんどが、荒れる子の原因は 周囲の環境や、大人たちの対応にあり・・・・という厳しい物でした。 勿論、親向け・・・・と言うよりも、支援従事者達への講演ですからね。 パニックを起こす子には、適切に要求すれば 誠実に応えてもらえる事を体感させれば劇的に変わる。 パニックになるのは、シナリオがないだけなので、 思い通りに行かない時のシナリオをもっと解る様に作っておくこと。 視覚支援は、大人の都合ではなく、子供が楽しんで取り組める物にし 絆を深めるためのメモを使っていく・・・・。 などなど・・・・もっと色々あったんですけど とにかく、支援する大人側のやり方を変えていけば、子供は変わっていくと。 私が娘に要求していたことが、大人の都合だったんだなぁ。 もっと子供に寄り添った、特別支援の原点に戻らなくちゃいけないのかな。 と思う反面。 世の中、思い通りになんか行かない事も多いのだから ちょっとした事で、キレてる場合じゃない・・・・と。 親としては、そこももうそろそろ学んで欲しいと思ってしまう。 難しいですね。 以前、管理職の人に、親と支援者は違う、って忠告された事があった。 色んな思いが、グルグル交差しています。 特別支援云々に限らないと思うけど・・・・・。 子育てに正解、マニュアルって無いですねぇ。 あ この言葉も講演の先生も話されていたっけ。 支援にこうすればいいって事は無い。現場にしか答えは無いんだ・・・・って。 さて、明日はどんな一日になっていくのでしょうか。 クラスも、家庭も、問題が山積みで~す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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