★陶芸三昧の一日★
先日、突然、娘のotoが学校から持ち帰ってた紙粘土で思いもよらず、素敵な作品を作っちゃいました ビックリ私って、娘の才能を過小評価しすぎていたのかなぁ~。はたまた生かしきれてなかったのか陶芸は向いてないと思い込んでいましたね~。そこで よし!今度のお休みには実家の陶芸好きな面々を誘って一日、思いきり陶芸をやろうぜ~と言う事で、金曜日の夜、6キロの粘土や、重~い陶芸道具を抱えて実家へ。一泊して、土曜の朝から、私とoto、姉と母の4人で陶芸三昧の日となりました。実家の猫トラえもん・・・・いったい何が始まるの~ 早く作って、ある程度固く乾かさないと、削ったり、高台を付けたりの作業が出来なくなります。かといって、北国の家庭はまだ暖房で空気が乾燥しているので急激な乾燥も大敵で、加湿器を横に置きながらの作業でした 娘は一個大物(?)を作ってしまった後は、お天気が良い外へ行く気満々で他の人たちの作品に、いらぬおせっかいを始めたり、ちょっかいをかけたり、俄然、落ち着きがなくなりました仕方ないので、作業をひと段落させて、otoと一旦外で一輪車と縄跳びを始めました。 トラえもんも、一緒に外に出て、大縄跳びに参戦!?外はお天気でも、まだまだ肌寒いですね。しかも、ちょっと遊んだ所で、雨も降ってきました。仕方なく、家の中に戻ってきました。飽き始めてるなぁ、と感じたotoですが皆が仕上げの作業を終わる頃に、俄然、集中し始めたのです残念ながら、陶芸用の土は子供の暖かい手で、長時間触っていると乾燥が進み扱い難くなります。それでも、コツをつかんだのか、水で手を濡らしながら、黙々と作業に集中する娘子供ってやっぱり、頭であれこれ考えて教えるよりも、慣れる事が大事なんですね~。しかも、感心したのは、大人たちが削った削りカスを集めて、再生した粘土を、もう一度練り直し、最後まで余さず使い切った事6キロの土を、全く捨てる事無く、使い切るとは思いませんでした。う~ん、常に頭でっかちで行動している私には、本当、子供に教わる事が大きい一日でした。余談ですが・・・・・やや天然系(歳のせい?)の私の母。芸術方面、手先の事には長けている人で (私に、何故に少しも才能が受け継がれなかったの~) 昔から趣味の物は色々やっていて、やった物は一通り、教える位には突き詰めます。その自負があるのか、この日も目指したのは、茶道の本に出ている国宝級のお茶の茶碗。しかし・・・・現実はそう甘くありませんはじめから、作家のような作品なんて、先生の補助無しで!作れるわけも無く・・・・。「これ以上積むのは大変だから、平茶碗(夏用の背の低い器)にしようかな・・・・。」「う~ん・・・・漬物入れでもいいかぁ・・・・。」段々、気弱になってしまった母でした。器用な姉も、随分大きなどんぶりを上手に作っていましたが(さすが私と違って器用・・・)それでも、どうも頭に描いた器とは違っているようで・・・首を傾げていました。陶芸は始めから思ったようには、なかなか作れません。だからこそ、また次はこうしたいな~って思いながら、続けていけるものかな~、なんて。一番長く続けている私は、元々不器用なので、ちっとも成長しませんがそれでも、下手は下手なりに、子供も子供らしい作品で、各々のレベルで、楽しめるのが、陶芸の良い所かな~って思います。この作品たち・・・・居候の窯で、空きスペースを利用して焼いてもらうので完成は何時になるか解りませんが・・・・・気を長~くして、楽しみに待つ事にします。