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カンデンの迷走日記

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2007年03月13日
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カテゴリ:日々の徒然
このブログもやめてしまうわけでは無いのに更新が月に数度というペースのカンデンですこんばんわ。珍しく2日連続での更新です(^^;

さて週刊誌などの連載マンガで、よく巻末の目次の欄外に小さな字で休載のお知らせが書いてあることがあります。たいていは「作者急病のため」とか「取材のため」とか理由が書かれていますね。中には長いこと休載が続いている先生もいらっしゃいます。長期休載で一番有名なのは「HUNTER×HUNTER」作者、冨樫義博先生でしょう。



冨樫義博先生の場合「HUNTER×HUNTER」は休載していてもイラストの仕事をしたりとか、作品の取材のためもあるのでしょうがゲーム(どっかのネットゲームに夢中との噂も)をやりこんでいたりとかは、されているようです。また、アシスタントを置かず一人で書いていられるからか雑誌掲載時は、かなり雑な絵だったりします。単行本化の時にはキッチリと仕上げられた絵になっているんですけどね。そんな絵の修正作業も休載の理由なのでしょう。

これらのことから漫画家の先生が病気や怪我などの連載が困難な理由がないのに休載が続いたり、連載時の絵が雑になるなどのクオリティが下がってきたりすることを「富樫病」と呼ぶそうです。このブログのような状況も「富樫病」の一種でしょうかねえ(^^;

そんな富樫先生ですが単行本の売り上げはジャンプのマンガの中でもトップクラスだそうです。休載のほうもこのあいだ一周年(?)を迎えてしまいました。ほかのマンガならとっくに打ち切りとか連載中止とかになってもおかしくないような状況ですが人気に後押しされているからでしょうか休載のままです。

個人的には「HUNTER×HUNTER」は、あまり好きなマンガではありません。絵はうまいですし、キャラクターも魅力的、世界観などの設定もキッチリとしていて、これらに裏付けられたストーリーは面白く人をひきつける魅力にあふれています。だからこそ長期休載がつづいても人気が衰えないのも当然です。

しかし、そんなマンガのなかで次々と人が死ぬんですよね、グロテスクな描写も多いし人の目玉とかミイラとか変なものをコレクションするような人間も出てきます。キメラアント編以降はストーリーのこともあってグロい描写もますます多くなったような気がします。そしてこれらが一見かわいい少年漫画の王道のようなタッチの絵の中で展開されていくんですよね。

「人がゴミのようだ」とはラピュタに出てくるムスカの名台詞ですが「HUNTER×HUNTER」に出てくるキャラクターて人の命をゴミぐらいにしか考えてないようなのが山のように出てくるんですよ。主人公のゴンはそうじゃないって言うのが救いのようなものですが少年漫画という体裁の中でこういう内容が描かれているのが気になるんですよね。



実際ジャンプの読者の年齢層は、結構幅広いと思うし別に口うるさいPTAみたいなことを言うつもりも無いけど以前から何か機会があったら書こうと思っていたことなので「HUNTER×HUNTER」への意見みたいなことを書いてみました。

休みがちなこのブログのことから「富樫病」の話題をネタにすることを思いついたのですが、最後は「HUNTER×HUNTER」への不満のようなものになってしまいました。まさに迷走してますなあ。







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最終更新日  2007年03月14日 00時49分26秒
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