今日も朝から晩までバタバタと多忙な一日でしたが、得意先回りの際に頂戴したお茶請けの清涼感溢れるピーチゼリーに救われました。瑞々しい果肉と芳醇な果汁のお陰で、たちまち気力が回復しました。S様のお心遣いに、また私の駄文ブログをお褒め頂いたL様にも、心より感謝申し上げます。
一番搾りのストックが無くなったので、晩酌はサントリー「ザ・プレミアム」にしました。何度か試してはみたものの、やっぱりホップの香りが私の嗜好には今一つ合致しませんねえ。幸か不幸か嫁の感想も全く同じ。もうじき枝豆の美味しい季節になりますしケースで買おうかと思っていましたが、どうせなら生ビールの方がいいので「樽生一番搾り+ビールサーバー」を衝動買いしちゃいました。楽天市場で一番安かった商品なので嫁も納得してくれるでしょう。到着が待ち遠しいなあ。しかし缶ビール1本でほろ酔い状態ですから私の身体は費用対効果抜群です。
ああ、既に夜中の2時を過ぎてしまった!土曜日が休みならば「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる~」(枕草子)とひとくさり呟ける夜明け頃まで起きている余裕もあるのでしょうが、明日も仕事なんですよねえ。
さて、BGMは「チェロの新約聖書」として名高いベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集ですが(旧約聖書は勿論バッハの無伴奏チェロ組曲ですね)、このロストロポーヴィチとリヒテル盤には何時も圧倒されてしまうばかり。フルニエ+ケンプ盤を柔とするなら間違いなく剛とするのが相応しい、威風堂々・完全無欠の名盤でしょう。その中でも第5番第2楽章の静謐かつ崇高なアダージョは必聴です。加えて軽快で清新な第1番第1楽章にも心奪われつつ、ベートーヴェンの天才を再認識するのでした。