嫁が日帰りの一人旅に行ってきました。地元の回転寿司店のアンケートに答えて「静岡の日本平でランチを食す」2等のバス旅行が当たっただけなんですけれども、幸い英語塾も休校日で良い気晴らしになったみたいです。1等だったらペアでハワイ旅行だったのになあ。週末のtotoに期待しましょう。因みに前回は14個中、10個的中させました。それでも外れというのが悩ましいクジですね。目指せ6億円!
お土産は焼津で買い求めたという、金目鯛の干物や秋刀魚の味醂干し(嫁は私よりも年上の癖に、焼津の半次を知らない不心得者です)。酒の肴にもってこいですが、帰りが遅かったので明日のお楽しみに回し、夕食はスーパーの処分品で済ませました。味もまずまずの総菜が閉店間際になると30%~50%値引きされるので、二人暮らしの我が家には助かります。勿論毎日では侘しくなるので、極力料理をするようにはしていますが。しかしバターは何時になったら正常価格に戻るんでしょう?
夜も更けて来たので、BGMはグルベローヴァのアリア集にしてみました。一発目は勿論オペラ「魔笛」から、夜の女王のアリアです。うーん、流石に世界最高と謳われた超絶技巧だ。彼女以上のコロラトゥーラ・ソプラノは金輪際現れないでしょうねえ。「ドン・ジョバンニ」のドンナ・アンナ役も、何とも可憐で愛らしいなあ。DVDが欲しくなってきました。
ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」の狂乱の場も素晴らしい。大好きなマリア・カラス盤に肉薄するパッションを感じます。ヴェルディ「椿姫」も良いですね。愛し愛される歓びを初めて知った、高級娼婦ヴィオレッタの乙女心が切々と伝わってきます。私をクラシック音楽の深遠なる世界に誘ってくれた大恩人、カルロス・クライバー指揮で生の舞台を観られた方が羨ましくてなりません。
続いてコンサート・アリア集。アーノンクール指揮・ヨーロッパ室内管弦楽団のたおやかな響きとの相性が最高ですね。実に崇高なモーツァルトだ!この流れで3枚目はアーノンクールの序曲集にしましょう。明日も仕事なので、ここらでおやすみなさい。