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カテゴリ:ソウル
我が福岡ソフトバンクホークスが、交流戦に突入以降絶好調です。今日も横浜ベイスターズ相手に快勝してくれ三連勝!この調子ならば二年連続の交流戦制覇は固いでしょうね。春先の無様な負けっぷりが嘘のようだ。
投手陣の精神的支柱・斉藤和巳は復帰の目処が相変わらず立たないままだし、ローテーション投手の和田毅も左ひじの炎症で登録抹消。新垣渚はノーコン病が治らず二軍暮らしが続き、クローザーの馬原孝浩も今一つ乗り切れずetc、暗い話題が多い中でも連勝街道を驀進している理由は、何と言っても中継ぎ陣の頑張りに尽きます。暑い夏を乗り切れるかどうか心配ですけれども、このまま一気に首位まで突っ走って貰いましょう。 連勝続きの最中の野球談議が果てしなく進みそうなので、ここらで自重。最近仕事で精彩を欠いており、お酒もあんまり美味しく飲めないと来ては、ホークスのペナント制覇に夢を賭けるしかありません。宮崎県の東国原知事じゃないけれど、本当にどげんかせんといかんなあ。 さて今夜のBGMですが、ここまで取り上げる暇のなかったソウル・ミュージックにしてみました。それも私が愛してやまない「キング・オブ・ソウル」、オーティス・レディングの傑作「ソウル辞典」!非凡なソング・ライティング能力と問答無用に聴き手を感動させてくれる歌唱力で将来を嘱望されながら、26歳の若さで飛行機事故による非業の死を遂げた天才の、かけがえのない遺産です。 1930年代のスタンダード・ナンバー「トライ・ア・リトル・テンダネス」、歌姫パティ・ペイジがビッグ・ヒットさせて米国テネシー州歌にもなった「テネシー・ワルツ」、ビートルズの「デイ・トリッパー」といった畑違いの楽曲がオーティス流に換骨奪胎されて、見事なソウルに変貌しているところが先ず聴きもの。そして代名詞的佳曲「ファ・ファ・ファ」、私がオーティス最高の傑作と信ずる「アイム・シック・ヨール」と名曲が目白押し。 加えてサザン・ソウルの名門レーベル・スタックスのハウス・バンド、ブッカーT&MGズの奏でるホーンとオルガンを利かせたメンフィス・サウンドとの相性もバッチリ。ソウル初心者にもお勧めの完全無欠の名盤ですね。振り返ってみれば、私のソウル・ミュージック巡りは本盤から始まりました。そこからR&B、ファンク、ゴスペルその他へと枝分かれしていった訳ですが、歌を排除しリズムに特化したラップやヒップホップは未だに苦手。はっきり言って1分と聴いていられません。 オーティス以外の大歌手についても、近々に書かせて頂きます。以前にロック系のシンガーを5人挙げましたが、ブラック・ミュージックの世界ではオーティスの他、サム・クック、レイ・チャールズ、アーチー・ブラウンリーの三人は絶対に外せません。それでは「ドック・オブ・ベイ」に盤を替えたところでペンを置きます。おやすみなさい。 ※残念ながら楽天市場では「ソウル辞典」の写真が見つかりません。よって他のオーティスの名盤を挙げさせて頂きます。
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最終更新日
2009.06.03 02:26:53
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