今夜のホークスは圧勝でした!バファローズ相手に15得点の荒稼ぎ。日本ハムは対照的に5連敗、ゲーム差も2.5差まで広がりました。左腕エースの杉内投手が背筋痛を訴えたとかで気がかりですが、その分若手の台頭に期待しましょう。いやー、ご贔屓チームが快勝してくれると本当に気分がいいですねえ。負けた時は途端に無口になりますけれども。
さて、夜も大分更けて来ましたので駆け足で。昨夜に引き続きメンデルスゾーンのBOXセットを聴いていました。一発目はマレイ・ペライア+ネヴィル・マリナーのピアノ協奏曲。第1番第1楽章から超絶技巧者ペライアがヒートアップ!速度表記の通り、燃え盛る炎さながらのピアノです。先達ベートーヴェンに多大な影響を受けていながらも、これぞドイツ・ロマン派と快哉を叫びたくなる華やかな楽曲ですね。その6年後に作曲された第2番も同系統の激しい曲調ですが、第2楽章アダージョにおける弦の響きと静謐なピアノが素晴らしい!何れも多くの愛好家に聴いて欲しい佳曲と思います。
続いてエーリヒ・ラインスドルフ+ボストン交響楽団『夏の夜の夢』を。CDは全曲盤ですが、やはり序曲と結婚行進曲に絞って聴いてしまいますねえ。特に後者の完成度が高いのですが、ラインスドルフ盤は楽天市場で入手不可につき、トスカニーニ盤を挙げておきます。1947年の録音だけに厳しい音質ではありますが、勇壮な指揮振りを堪能して下さい。しかし何という美麗な旋律!全くメンデルスゾーンは大変な作曲家でした。
ところで本曲はシェイクスピアの同名戯曲に依拠して書かれていますが、原作そのものは6/24付のブログでも触れた『テンペスト=あらし』同様に、私にとっては余り面白みのない作品です。沙翁の喜劇は生の舞台でこそ、初めて真価を発揮するのでしょう。蜷川幸雄演出の舞台がNHKで放映されれば良いのですがねえ、DVDでは未だ発売されていないみたいですし。これを機会にもう一度読み返してみましょうか。
『夏の夜の夢』繋がりで野口五郎の名曲についても書こうかと思いましたが、睡眠不足を憂慮して後日に順延させて頂きます。それではここらでおやすみなさい。