「室長」の韓国日誌

朝鮮半島を南北に縦断する鉄道の京義線、切れていた38度線部分の復興もすすんでいまたしが、めでたく11日から貨物便がまず56年ぶりに定期運行開始。とりあえずサンケイ2007.12.11 11:24の引用です。

韓国と北朝鮮の開城工業団地を結ぶ京義線の貨物列車が１１日午前、定期運行を開始した。南北の定期列車運行は１９５１年以来５６年ぶり。午前１１時から北朝鮮側の板門駅で（中略）記念行事が行われた。

　一番列車は都羅山駅で通関手続きを行い午前８時半、軍事境界線を越えて開城工業団地に隣接する板門駅に到着した。開通区間は１６・５キロ。当面は週末を除く１日１往復の運行で、韓国側から資材を、北朝鮮側からは開城工団で生産された靴や時計などの製品を運搬する。

（中略）韓国政府は物流拡大で開城工業団地の活性化に弾みをつけ、今後の人の自由往来や将来の朝鮮半島縦貫鉄道開通を視野に入れている。


コメントすることでもありませんが、南北融和の進展でめでたいことでないでしょうか。いつか、釜山からシベリア鉄道まで連絡してヨーロッパまでいければいいな、と想像します。

【余談・開城】ちなみに開城（ケソン）はもともと高麗人参の名産地でした（現在の状態は知りませんが）。戦後、栽培農家などが南側にきて、良質な高麗人参栽培を続けています。ダム建設の水没村落の集団移転を連想いたします。紅参茶【開城】、なかなか良質ですっきりした製品です。蜂蜜を入れて時々楽しんでおります。


（2007年12月23日記、200年1月16日公開、下書きで保存してました。。）