今回は店長が韓国から送ってもらったが、当店商品になれなかったラーメンのお話しです。
韓国のラーメンがインスタントで、お店でもインスタントに具を載せてだすのが当たり前なのは、皆様ご存じですが、このラーメン=インタスタントラーメンの食文化は、日本のインスタントの輸入から韓国のラーメン文化ができたからです。実は、うちの李さんの親戚が、このインスタント輸入の第一号でした。李さんも高校教師をやめて、日本にくるまで、しばらく、この「おじさん」の秘書をしていたそうです。
ここで、本来はお店の商品の紹介でもすべきなのでしようが、逆に商品にならなかったラーメン
「ミスターリー」のご紹介をしてみたいと思います。なんでも、韓国人シェフが中東へ渡り、さらにスウェーデンで発売してヨーロッパでまず人気がでたとか。国際的なのは良いのですが、食べてみると韓国らしさが0!。カレー味といった雰囲気のスープは、不味いとは申しませんが、カレーラーメンだと思えば全然辛くなく味も薄め、どこか中東風、謎のエスニックラーメンという雰囲気です。日本のお客様が韓国ラーメンだと期待して注文されたら、まずがっかりされると判断しました。試食のつもりで取り寄せた段ボール1箱分、現在、当店の賄い専用になっています。