冠婚・葬祭・森羅・万象

夜景の撮影は夕方からの待ち。
カメラマン、アシスタント、デザイナー、私ずっと駐車場で太陽が沈むのを待っている。
静寂の時。

広い駐車場にシャッター音がなる。
パソコンで即チェック。
今はデジタルカメラになったので撮影時間も短縮されてきたし、画像のチェックも即できる。
仕事が速い。
夜になる前に者多音が続く。
看板にも灯がともった。なんか命が入ったような感じ。
いよいよ来週オープンお披露めだ。

カメラマン、デザイナー達３名と私で今夜の宿泊地、黒部宇奈月温泉へ。
ホテル黒部という宇奈月温泉の奥にある温泉宿。建物は古いけれどスタッフの対応や部屋からの眺めは最高。黒部渓谷の奥地へ運んでくれるトロッコ電車の鉄橋が見える。

先週もご縁があって温泉に泊まったがそこのスタッフ（仲居さんと呼ぶのか？）の若さに驚いていたのだけれど、今回も担当していただいたスタッフは若い。
いろいろお話しを伺ったら、派遣社員だとの事。

ホテル業界専門の派遣会社で、ホテルのあらゆる業務に関してスタッフを派遣しているとか。
日本国内はもとより海外までも。

フロントマンからベルボーイ、ポーター、仲居さん、調理場、ゴミ関連、ドライバー、ありとあらゆる職種に対応しているらしい。
そして先週の方も埼玉や九州から長野へ。今週の方は九州佐世保から。

葬祭業界もそこまでは至っていないようだけれども、近い将来そのようになるような気がする。
しっかりと教育をされたスタッフが各地の葬祭会館へ派遣されて行く。
すべての職域、職種で。
地元密着と言われているけれど経営者がその努力をしていないところは、近代的な経営をする大資本の会社に市場を奪われる。

優秀なスタッフも必要だけれども、日々の経営者の努力がもっともっと必要な時期にきている。
地元の皆様としっかりとコミュニケーションをとり、安心を醸造する。
経営者にしかできない仕事だ。

さあ私は今から神事があるのでまたらしくできた葬祭会館へ。
そしてカメラマンやデザイナーはトロッコ電車に乗って黒部渓谷の旅へ行っちゃいました。
天気も良いし、羨ましい～～！

今日も一日ご機嫌よー！！！！！！