カテゴリ:建築・デザイン・街創り
建築デザインと街の風景は大きく関ってくる。
ビルの建築や店舗、住宅も含め、特徴ある一つの建物で街が変わることがある。 そのような現象を理解して 街区を開発したり、界隈を再開発したりするのが とてもすばらしい建築家や企画事務所がある。 たった一つのというけれど それで街の方向性が左右されることを考えると 私達が関っている葬祭会館などの施設もしかりだ。 施主によっては機能が満たされれば安くていいんだよ。でざいんなんてのは・・・ なんてことを言う人もいる。 そのような施主を説得して 意味あるデザインを提供していく建築家の仕事は 並大抵のことではないが、その説得をやめたときに 建築家や企画者は退化していく。 必ずその場所にある意味やその建物の存在価値があるはずだ。 存在価値が強ければその建物を発端に 街が変わってくるはずである。 変えなければならない。 そのような責務を負っている仕事。 だから楽しい。 知らない街にいっても この建物で変わったんだ。とかこれで衰退したなとか 自問しているとあっというまに時間が過ぎていく。 街づくり、人づくりすべて同じ。 何かが起爆剤、中心にならないと変わることはない。 変わってほしい。街も雰囲気もそして人も。いいように。 その少しでも一端を担うのなら幸せなことだ。 明日も遠方でプロジェクトの打合せ。 昔酒蔵があった場所。 なにかそのような雰囲気が残せればとは思うのだけれども。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.05 13:31:24
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