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2007.01.17
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カテゴリ:お葬式
1月17日
神戸出身者にとって特別の日。
もう12年もたつ。
早朝の信じられない大きな縦ゆれ。

そしてテレビに映し出される悲劇。
あの時は冬晴れだったように思う。

昨夜 スタッフの父君のお通夜に伺った。
スタッフはまだ30代前半。
急逝されたお父様はまだまだ働き盛り。

お葬式は旧家であるご自宅で執り行われることになった。
昨今、都心部も郡部も葬儀会館でのお葬式があたりまえ。

お父様を亡くし若くして喪主となったスタッフは
全国で数多くの葬儀会館を設計デザインしている。

ご実家の周辺には葬儀会館がなく
昔ながらの自宅での通夜が施行されていた。
夕方までの暖かい天気が嘘のように
通夜が始まる前から シトシトと冷たい雨が。

お父様が生まれ育った家で
そしてスタッフがお父様と多くの時間を過ごした家で
そのお父様の最後をお見送りする。
読経が続く中、弔問客が列をなす。

子供として、家族として。
そして喪主として。
一緒に育った自宅で最後のお別れをする。

そこにはいつものスタッフではない
凛とした喪主である彼が立礼していた。

お父様と通ったであろう道を歩き
お父様と遊んだであろう庭を見、
そして祭壇で微笑んでおられるスタッフのお父様にお別れを。

葬祭会館でのお葬式が当たり前の昨今、
自宅でのお葬式には賛否両論だろう。

葬祭会館の開発、設計、活性化などのお手伝いをしている
私たちが言うのもなんだけれども
自宅から送るお葬式は 
自宅でできるであるならば 大変だけれども
今はやりの演出も何もなくても 大変心に残るものである。

今朝も朝から涙雨。
スタッフは一まわりも二まわりも大きくなって
会社に戻ってくるだろう。

お葬式の今日も朝から涙雨。
お父様のご冥福をお祈り申しあげます。

合掌





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最終更新日  2007.01.17 08:31:12
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