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2007.03.24
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カテゴリ:お葬式
先日お伺いした葬儀会社でのこと。
社長他スタッフがぴりぴりしている。
おまけに
表情がみな悲しそう。

忙しいの?と声をかけると
幼い子供さんが亡くなられ
自社の葬儀会館でお葬式が執り行われる。
卒園式の日に亡くなられたとのこと。
新しいランドセルもご自宅にあったとか。

ご家族や親族の悲しみが尋常ではなく(それは当然だ)
葬儀社全体にもその悲しみが広がっていた。

予防のために薬を飲んだ後から様態が急変し
お亡くなりになったとか。
悲しい出来事だ。

葬儀社ではどのようにして お子様のお葬式をしようかと
全員で右往左往。

これでいいのか?子供さんの好きだったものは?
お友達はどれくらいくるの?

テレビゲームやぬいぐるみ、幼稚園での友達との写真
楽しかった日々の写真などなど
お亡くなりになったお子様の大好きだったものが
運んでこられる。
見ていて目頭が熱くなった。

いつものように淡々とお葬式という仕事をこなしておられるのだろうと
考えていたが、スタッフの話を聞いていると
経営者はひとつひとつのお葬式にすごく思いを込めて、
真剣にそして
家族以上に心配し、
ひとつのお葬式が終わればぐったりとしているとか。

地域一番の意味が分かった。

数多くのお葬式を日々たんたんとこなしているのではなく
ご家族の思いを大切に、その時できる最善の式を考える。

そしていつもこれでよかったのだろうかと自問自答している。
だから「もしもの時は頼んだよ!」
なんて街角でも声をかけられる経営者になるのだろう。

この会社も後継者を育てなければならない時期に来ている。
後継者も同じ思いで仕事に取り組まなければならないのだけれども
新しい時代。

いろんな最先端のことを考えておられる。
最先端のことをするにしても
基本中の基本。

ご遺族のために、最善を尽くす。
一緒になって考える。
当たり前のことができて
初めて最先端も活用できるのだ。

今頃 お亡くなりになったお子様のお葬式が執り行われている
時刻だ。ご冥福をお祈りする。
合掌。





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最終更新日  2007.03.24 10:05:49
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