グリーフケア
昨日から飛騨高山にいた。先日お伝えしていた 日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会のひとつのシンポジウムとそのパネラーになられる人々との交流会に参加してきた。前夜の交流会には葬儀業界で上場されている会社の企画担当責任者の方や、かなり昔から 家族葬を主体にされていた葬儀社の社長、そしてキーパーズという遺品の処理を専門にされている会社の社長、大手互助会の方や新進気鋭上場したところの葬儀社のスタッフの方、コープのお葬式で著しい成績を残されている方、僧侶スピチュリアルカウンセラーの方など多彩な顔ぶれで飛騨高山の美味しい食材に舌鼓を打ちながら業界のことや、今後の動向などを話し合った。とにかく伸びている会社の人々のお話は楽しいためになる。キーパーズの社長のお話は今後の楽しみに取っておくとして本日と明日開催されている大会には本当にたくさんの人々が参加されており(1500人以上とか)若い方もたくさん参加され、日本の介護も大丈夫と思える一日だった。コムスンの経営者が起こした不祥事もあるけれど現場の人々は真剣で真摯でとてもたくましく感じた。今日のシンポジュウムでの一こま、ひだまりの会というグリーフサポートをされている会社がある。葬儀社で初の上場会社となった公益社の活動である。ワタシが提唱しているサロンつくりをもう7年も前から活動されている。いまだに「社長、葬儀だけをいくら立派に飾ってもだめですよ!葬儀以前、そして葬儀、葬儀後の活動が大切なんですよ!一発やではだめです、耕作しなければ・・・・」といくらお願いしてもなかなか動かないでおられる。いいと思ったことはすぐにできる体質はすばらしいしやはり大きくなるところは動きが軽いのだろうし。物事の本質もしっかりと見据えておられる。いろいろな葬儀関係のサービスをいくら付加したところで根本的解決、ブランドの強化にはならないのだけれども早く物事の本質に気づいてほしいものだ。今回の1000人を越える参加者に,いったいいくつの葬儀社が参加していたのだろう。とても寂しい限りだった。