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カテゴリ:今日の一冊
最近は美大生と言えば、お茶丸さんちを思い出してしまう私なのですが。(^_^;
今日は、出張帰りの飛行機での暇つぶしに、書店をうろうろしていて見つけた文庫版マンガから。つい、懐かしくってー。(^_^; ジンクホワイト/小泉真理 雑誌で連載しているのを初めて見たときは、なんか、懐かしかったっすよー。 むかーしむかし、美術部だった頃のことを思い出してしまった。 それに、あー、あるある、こんなの使ってたー、とか、学生時代ってこんなことあるよねーとか、郷愁や美術魂に訴えかけるモノがありますよ。 それでいて、ただ懐かしいではない、切ないラブストーリー。まるで、油絵の画材、ジンクホワイトのような儚さと滲み。そして、何かに打ち込み、それが駆け抜ける、突き抜ける感覚。そんなこと、あったよね。あ、何かがわかった!って、瞬間。物作りの喜びと極めていく楽しさって、どの世界にも通用するような、そんな感覚を、うまく描き出しています。 この人の絵って、なんとなく、妙な艶めかしさも感じるのですが、「こいずみまり」名義では、ギャグや下ネタ(^_^;に走っている作品とは、ちょっと違うかも。結構、ツボにはまる人も多い作品ではないでしょうか。 ぜひ、お薦めの一冊です。 あ、空港の書店で見たポップには、こいつらも秋からアニメ化だそうです。・・・テレビでこんなマニアックな題材(発酵だの、醸造だの、微生物だの)の作品を見るヤツはいるのか!? もやしもん(3)/石川雅之 ・・・でもよく考えると、最近は、このお陰で購入が出来なくなった和歌山の日本酒とか、「神の雫」では、ちょっとしたワインブームになったり、漫画の世界も訳がわからなくなってきたなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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