(ネタバレ注意!)
英国を代表する女優にして
1970年大英帝国勲章を受章、1988年大英帝国デームに叙せられている
私の大好きな女優の一人
デーム・ジュディ・デンチが遂に遂に・・・・映画の中ですけどね
007シリーズではボンドの上司Mとして7作品に登場し、主人公に負けない程の存在感を発揮していたデンチ。
彼女の最後の最期の演技!鳥肌が立ちました。
演技をする上で難しいのは「泣く演技」と「死ぬ瞬間の演技」と言われますが、
自分の死を悟り ボンドへの溢れる信頼感と慈しみを口にしたM。
ゆっくりと瞬きしてまた半開きになった瞳!
そのMの瞳の光が
スーッと消えて行く瞬間まで
私は彼女に眼が釘づけになってしまいました。
もしかしたら 呼吸する事さえ忘れていたかもしれません。
彼女はその数秒の演技の中にどんな思いを込めたのでしょう?
兎にも角にも
私の映画鑑賞歴の中で、確実に名演技の一つに入ることは確かです!