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2016.03.06
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カテゴリ:病気・健康

あっしはしがない旅ガラス

今回の旅は
思いがけず長くなったでござるよ

今思えば前兆はあったでござるなぁ~
しかし縁者の事で心配が重なり
己の身体をしっかりと省みる余裕が無かったのでござるよ。

そうはいっても
飯を戴くと胃の底部がズキンズキンと痛くなりうつ伏せに伏せたりして
時をやり過ごし、段々と食欲も細くなり、何を見ても食べたい気持ちが起きなくなり(これが虫垂炎の特徴でござるそうな・・・)
1月には胃カメラの検査まで受けていたのでござる。

そうこうして
腹の痛さをなだめつつ、傷心の縁者の寄り添いに旅立とうとした矢先・・・

2/20の土曜日から只ならぬ身体の変調を感じたので
腹の痛みが鎮まるのをひたすら願いながら
急遽床に伏した次第でござる。

その時は
これっぽっちも我が身に迫る危機を感じ取れなかった
鈍感な旅ガラス・・・・

ところが、翌2/21
流石に我が身に只ならぬ事態が起きつつあることを、
時間の経過とともに痛感せざるを得ない事態へと突入して行ったのでござるよ。

日も暮れて夕食にありつこうと心では思いながら猛烈な吐き気
全身の耐え難い寒気!
後から思えば
この頃には既に血管の中で細菌が暴れ出していたのでござるな・・・
腹の痛さは言うに及ばず全身が痛さで硬直する有様。

夜21時頃には
普段の平熱35.5℃のあっしが38℃の熱が出ているのにも拘らず
益々酷くなる寒気。高熱による悪寒でないことは確信できたであっす・・・

「朝になるまで我慢すれば日赤に診察受けに行ける」と
己に言い聞かせながら歯をガチガチさせて痛がるあっしを流石に見かねた家人が
「どうしたら楽になるんだ?」
「何をどうしてやったら良いんだ?」と嘆くように言ったのでござるよ。

そこで初めて気が付いたでござるよ!
あっしが苦しみだしてから何時間もずっと傍にいて
擦ったり氷枕を交換してくれたりして献身的に看病し続けてくれた存在を。。

それで我慢強い?あっしも踏ん切りがついたでござるよ
「こんな時間で申し訳ないけど日赤に連れて行って・・・」
「わかった!救急車呼ぶから」
「だめっ!救急車だけは駄目。ここは職員住宅だし、周りは部下達の家。
だから自家用車で行くと伝えて・・・・」
電話で救急外来の担当医を聞くと『泌尿器外科』Drとのことだったが
時は22:30
この時、あっしも家人も最悪インフルエンザの急発症かも・・・としか


『夜間救急外来』に入ると案外空いていてホッとした。
まもなく診察に呼ばれたのだが、横になっての触診の時になって
ようやく、、、あっしの痛みの元凶は胃の底部では無く
右側デリケートゾーン全体、しかも比較的下部の方だと気がついた次第。

「手で押した時と離した時とどちらが痛いですか?」
「離す時に激痛が・・・」

血液検査が済んだ後あたりから
何だか
先ほどよりも救急センターの中の看護師が増えてきたような・・・
そしてその方たちの動きを眼で追っていると明らかに慌しそうに感じられる。

あっしはベッドに寝たままあちこちのブースに回されて

尿検査
痛み止めの点滴
造影剤使用でのCT撮影 等々

段々と
朦朧としてきたのでござった

その頃家人は・・・
あっしの後に呼ばれた人たちが何人も診察を終えて出て来るのにあっしは40分待っても出てこない。
インフルだと思っていた家人も流石に心配になり、受付に聞きに行ったと同時に
看護師が出てきて
「これから特別病棟への入院になります。ついて来てください。」
「???」
一旦帰宅できたのは既に2/22 2:30過ぎだったそうな・・・

後日聞いたのだが、そこは

EICU・HCU・ECUと呼ばれているパンデミックにも対応できる病棟で、
救命救急センターの中にあるそうな・・・
この病棟の名前は病院の案内図にも記載されていないようだ。

消化器外科の手術医が到着した時点で病状説明があり
緊急手術を受ける事になったのだが、どのオペ室もタイトな手術予定が入っているのでその合間をくぐっての手術になるとのこと。
それまでの間はEICUで待機していてくれとのこと。
閑散としただだっ広い病棟の中であっしは朦朧としていやしたが、
家人は必要品の買出しや入院生活用品の準備で忙しかったようだ。

ブログ写真・イラスト.jpg
さてはて。
「起きてください!聞こ
えますか!?」
『いい気持ちで寝ているのに誰やねん邪魔な声じゃなあ!』
うんざりして

手で払いのけようとしたら何だか両手が全く動かない。
???
半分未だ麻酔が効いている中でも
自分が何かに縛り付けられている感覚はある!
それから覚醒したり寝たりを繰り返しているうちに意識も段々としっかりして来たが
いつものOPの時と明らかに異なる点は両手がベッドに縛り付けられているのでござるトホホ(;´д`)

しかも
指までが動かせない程重い砂のようなグローブまでが填められている気配!

「離して!
何なんですかこれは?
自由にさせてください!」

「御免なさいね・・・旅ガラスさんは身体に付けたありとあらゆる機器を外そうと暴れてしまったので仕方なく拘束させて貰いました・・・」
「今も酸素マスクを取り外そうとなさっていたのですよ」
「もう少ししっかりするまで我慢してくださいね」

『鬼の目にも涙』イエイエ・・・ 旅ガラスの眼にも涙

もうちゃんとしてるもん!かゆい所もかけないジャンo(;△;)o 

私を苦しめたのは
慢性虫垂炎がいよいよ限界に達し破裂寸前だった事
小腸大腸に癒着して汚染物質が血管に進入したこと。

そして術後は
虫垂破裂寸前での癒着剥離のため、腸に穴が開いたことによる腹腔内汚染が食い止められなかったこと。
OPがあと数時間遅かったら盲腸破裂で腹膜炎併発~命の危険にもさらされたと消化器外科の主治医が家人に説明したそうな・・・
そしてトレイに出した摘出物は半分は壊死していて。コロコロと黒くてちっさな丸い玉も3個ばかり転がり出て来たそうな。

自分の身体が作り出した産物故、興味津々のあっしが
「おいらも見たかったでござる・・・」
「そう言うだろうと思って写真に撮っておいたさぁ~」
「ふむ・・・流石だね^^」
てな訳で

切り取った物はグロテスクではあったが
危機一髪あっしに命の危機サインを出してくれたありがたい物でもある。

もう少しで腹膜炎になっていたかと思うと あな恐ろしや!
それでも主治医には
「救急車で来ることを躊躇っちゃ駄目ですよ。何でもなくて帰る人が半分以上いるんだからね」と言われてしまいました。
「何回も乗っているからもう嫌だと・・・」

「今回は診察が早かったから良かったが普通は救急車優先だからね、待たされたかもしれないんだよ。その間に破裂なんかしたら取り返しがつかなかったよ」

本当にあっしはご近所への遠慮と何回も119する事へのためらいで危険な事になっていたかもしれないんでござる。

そのちょっとのためらいが
少しではあったが結局腹腔内汚染に繋がってしまって
退院までの日数にも遅れが出てしまったのだ。

なにはともあれ
まだ抜糸とクランクというチューブを抜いたばかりなので
痛みはあるが暫くはおとなしく 他の持病との兼ね合いもあるので
またまたの療養生活でござる。

ここまで長々しいブログを読んでくださった奇特なかたがたよ
心から感謝申しあげている所存でござるよ!(^^)!

日々 感謝ハート






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最終更新日  2016.03.06 18:11:42
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