|
カテゴリ:こんな出来事あったよ
連休を利用して 田舎で休暇を過ごそうと4月末から多くの家族が集まってきた。 自宅は車でないと移動手段に不都合な場所なので、 家の前には何台も駐車されて賑やかな光景となった。 車庫の横の生垣の傍には毎年咲くチューリップが今年も頑張って咲き続けていてくれた。 特に薄紫のチューリップはとても可憐だ❤ 小さな児たちには庭の色々な花やそのチューリップを見せて水遣りも体験させた。 都会で暮らす子達が多いので、花に水遣りをする。。。。 という些細な行為ではあるが、感受性豊かに育って欲しいと願うからだ。 さて 5/2の朝、主人が早くから完全防備服に着替えている。 「どうしたの?」 「いや、草が伸びているから刈って欲しい。と頼まれたんだ。」 暫らくたってから ビーバーの廻る音と乾いた草が刈り取られる賑やかな音が聞こえてきた。 360坪程の敷地の草を刈り取るのはきっと重労働だ・・・ 一時間位経った頃だろうか? 「おおい! ○君起きてるかい? ちょっと来てくれるかな?」 と主人の声。 「はぁい! どうかしましたか?」 私も何故か胸騒ぎがして一緒に外に出て行った。 生垣に一番近い場所に停めていた○君の愛車。 \(◎o◎)/!\(◎o◎)/! 今やその車の助手席の窓が粉々になってる! 破片は全て車内に飛び散ったようだ。 「ごめん~ 本当に気を付けながらやっていたんだけどな・・・」 一同 呆然自失状態! 早く冷静に戻ったのは○君だった。 「ちょっと修理屋に電話してみます。。。。 どちらにしても純正のガラスだろうからディーラーでないと。」 しかし、 やはり連休中なのでどの店も休みだった。 彼が購入した東京のディーラーの担当者に相談したところ、 修理に出せるのは一番早くても、5/6になるらしい。 さあどうするか??? 5/4には彼の家で『節句祝い』の予定があり、それには私たち夫婦も招待されている。 しかも招待客の何人かは○君の車で送迎することになっているらしいのだ・・・。 だが ○君の車内は人が直ぐに乗れる状態ではないし、窓が無い状態では高速道路で東京に戻る事も不可能だ。 運転者以外の人を乗せる事もできない! 只ならぬ気配に段々泊まっている人たちが起きて来て、 いつの間にか結構な人だかりになってしまった。 皆で対策を考えて、取りあえずはガラスを片付ける事にした。 車の下に『犯人』らしき小さな石が転がっていた。 窓はどの位の衝撃で割れるのか知らないが、その石は1cmにも満たないくらい小さかった。 しかし、1箇所だけ非常に鋭利に切られた形跡が! 犯人は明らかにビーバーだ ☆≡ボカ(>。<) その小石の1点の角の衝撃で割れてしまった! 運が悪かったとしか言いようが無い。 サイクロンではない古い掃除機でガラスのチリを吸い取り、 なから完了したと思って助手席のドアを閉めてみる。 未だシャリシャリと変な音がする。 と同時にドアの下部から微細なガラス片がまた出て来る。 際限が無い・・・ もう掃除は諦め 彼の車から3人分のベビーチェア&チャイルドシートを外して主人の車に付け替える。 そして 午前10時 家族がこちらの家で使うのに必要最低限な荷物を残し、○君は独り寂しく一般道で東京の家に向かった。 ○君の長男は突然父親と離れることになった理由が理解できず、ぐずっている。 それに釣られて他の子も泣き出す。 泣き雀たちの大合唱だ(。>0<。)ビェェン 少しでも気が他所に行くように私は小さい子達を連れて庭の花を見て廻ることにした。 一回りして車庫の横に戻った時だ 「あっ\(◎o◎)/! チューリップが消えてる!」 ひとりの子が叫んだ! 「ほんとだぁ~ないぃ~」 「むらちゃきのチューリップめずらしいんだって。」 子どもたちが大人を責めるように見上げて来る。 私も主人を冷たく見る。。。ジィ-( →_→) それは主人にとっても心外だったらしく 「ここは車も近いし止めておきたかったんだけど、ジジが草が伸びちゃうからここも頼むって言ったんだ。 だから気を付けていたんだけどな。」と後でこっそり釈明したのだが。。。 さて数時間後 「新緑と爽やかな春の風を全身に受けながら快適に走っているよ」とのメールが入ったようだ。 ○君の優しさだね♪ 高速なら3時間半位で着くところを倍の時間を掛けて自宅に戻ったようだが、まだ日差しも暖かい内で本当に良かった! と いうことで この出来事で連休前に立てた予定が狂ってしまった。 東京には5/4早朝に主人と向かう予定でいたが、急遽5/3朝に出発する事となった。 それが幸いしたのか??? いつもは助手席が指定席なのに、7人乗りの車の最後列に押し込まれて、荷物の山の中に埋もれてしまったが、直ぐに爆睡状態に陥ってしまったのん気な私。 高速道の流れも順調で○君一家の子どもたちも何事も無く東京に到着できたのが何よりだった。 その夜は 暴風雨になるとの予報だったので、 主人は東京に着くと養生テープ等を買って来て完璧な車内安全防御対策を施した。 送迎には主人の車を使う事にしてベビーシート等も元に戻した。 『節句祝い』も無事済み、一息つける予定だったが、 荷物等を沢山そのまま置いてきてしまったので、 5/5はまた自宅に逆戻りする事となった。 高速道の渋滞は反対車線がもの凄かったが、下りは何の支障も無く戻ることができた。 お昼近くには自宅に戻れたので、それからバスタオル等大量の洗濯と布団干し、部屋の掃除と夏バージョンへの切り替え等・・・ 私の消費エネルギーは普段の3倍程はあったかも^^; と・・・・言う訳で 今年も悲喜交交の連休であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.05.11 18:28:39
コメント(0) | コメントを書く
[こんな出来事あったよ] カテゴリの最新記事
|