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カテゴリ:多重債務の問題と消費者金融を考える
今の世の中、真面目に必死で頑張ってきた人が報われない事はよく耳にします。
昔は、報われない原因を、社会や、他人のせいにしていました。 今は、自分の考え方を前向きに持っていく事で、どんな時も きっと明日は今日よりいいことがあるさ、 と思いながら、今日できる事を頑張っています。 毎日資金繰りと返済と、経営改善に向き合っていると、 時には、「報われない」事のむなさしさや、仕事はもちろん何もかも気力の失われる時があります。 そんな時、いつもそばにいる家族の励ましや、明るさに、助けられます。何でも話せる、相談できる相手がいるだけで、人は強くなれるのですね。 今日、新しい総裁が決まりましたが、果たして金融問題は? 先日、自民党と金融庁の会議により、貸し金業規制法改正案がまとまりました。 改正案は、業者よりの内容と言う事で、方面で波紋を呼んでいます。 さらに、先日、改正案の消費者よりの案に変更されましたが、それすらも、満足な結果にはなっていません。 毎日、借金苦による、息詰まった経営者や個人の多重債務に陥った方が、自らの命を絶っている現実を彼らは、知っているのでしょうか? 今日も、私の事務所では、相談者が後を絶ちません。 返済したくても、返済できない事情は人それぞれ。 今まで、何年も真面目に返済してきている人ばかりです。 多重債務に陥る、根本的問題を解決しなければこの現実は解決できないと思います。 原因・・・高金利、(真面目に返しても元金が減らない金利) 貸しすぎ(ノルマ達成のための融資枠拡大) 簡単に貸してしまう無人機の設置。過剰広告etc..... 何年も真面目に一生懸命働いて、借金を返済された方の努力が報われ、完済してよかったと思えるような、 借り手の法の無知を利用した、だますようなやり方で、 法外な金利を支払わせる事のない、 貸し金業規制法の整備を期待したいと思います。 無担保無保証が売りだったはずのサラ金。 しかも、借り手には告知せずに、 万が一死亡した場合、受取人を自分の会社にした生命保険をかけていたという、今の実態は断じて許されるものではありません。 それも貸した金額以上の保険金を受け取っていると言う事実に、憤りを感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 21, 2006 02:45:14 AM
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