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カテゴリ:心身症(ストレス)
1946年に設立された世界保健機構(WHO)による健康の定義は、
「健康とは肉体的、精神的、社会的に完全に良好な状態で、単に病気あるいは病弱でないということではない」 心の健康とは、心が病んでいないばかりではなく、個人が社会の中で快適に適応している状態である。 1960年代に「ローレンス・シャファとエドワード・ショーベン・ジュニア」が精神衛生の為に条件を明確にしている。 <意欲 ストレスを少なくする為に、建設的な行動にでる。 自分を評価してもらえない時に、親友に相談することもよいことであるが、評価を高め、良い仕事や気に入ったものを手に入れるには多少大胆な事も必要である。 社会 人と仲良くできる 人は動物的な側面を持つばかりか、それぞれの欲望や野心もある。しかし、人間は一人では生活できない。共同して生活や仕事をする為に、いろいろな規約や法律を作って社会生活をしているのが現状である。したがって、人間は社会人として自分の行動に責任をもつとともに、人と協調するために、自分の意欲をうまくコントロールする必要がある。それには、日常些細な事にこだわらずに 我慢する練習や、幼い頃から友人と仲良く遊べる機会を持っている事も必要と思われる。 そして、人との交わりの中で、ユーモアを理解して、人生を楽しむ心を持ちたいものである。 人と共感できる 家族や自分と関わりのある人、さらには、人類すべての人に人間的立場から共感と理解をもって失したいものである。他人の幸福を学び、共に不幸を悲しめる人は、本当に友情や愛情を育める人となるであろう。 自分の事を知っている 自分の事は自分が一番知っているとおもうのであろうが、「現代人はどんな事でも知っている、ただ、自分の事を知らないだけだ」 自分の性格や能力を他者と比較しながらより自分を客観的に把握する事が大切である。 統一と調和 自分の役割を十分に果たせている 職業人、家庭人、あるいは学生として、自分の役割を積極的、建設的に果たしている事が私達の生きていくうえでの基礎であり、精神安定の基礎となる。自分の役割は、自分の環境や立場、自分の特性によってそれぞれ異なるものであり、また、流動的なものである。 現時点での自己の役割に応じた仕事を十分にすることにより、仕事を通して、気持ちにゆとりやはりも出てくるものである。 自信 人の個性なり持ち味なりはそれぞれ異なるが、どんな人でも自分の一回限りの人生を生き抜くことになる。自ら設けた小さな目標を次々と達成していくのも良いし、大きな生きがいを持つ事も良いであろう。ともかく自分の持ち味十分に生かし、開花させていきたいものである。 上記4項目を実践することにより、心の健康を得られるという。 4項目全てを完璧に実践する事は、難しいと思いますが、無理なく自分自身の環境にあてはめて 心がけていけたらいいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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